melty-ero
〓PC0〓1214〓
官能
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[107]spica1004
KY-42C
【色づく透明】
豆電球だけがついた薄暗い部屋の中、上下の下着だけを残した彼女をベッドに押し倒す。彼女の目が切なそうに細まった。
彼女が両腕をおれの首にまわして、首筋に柔らかな唇をすり寄せてきた。彼女の吐息が少しくすぐったい。
見つめ合うと、キスを予感した彼女がおれの肩に手を移動させた。顔を寄せると、彼女は受け入れるように目を閉じて唇をわずかに開いた。
「ん……」
唇を軽く触れ合わせるキスを、何度か繰り返す。彼女の唇はあったかくて柔らかい。初めてキスしたわけじゃないのに、不思議と新鮮味が失われなかった。
もっと……と思うと、少しずつ深いキスに変わっていく。
「ん……っ……んぅっ」
彼女の口から漏れる甘い声がもったいなく感じて、舌を差し入れた。彼女の体がびくりと反応したが、ただ驚いただけのようで、やがて舌先でおれの舌を突っついてきた。すかさず彼女の舌を絡めとる。
「っふ……んっ……」
舌を絡め合う音が静かな室内に響く。部屋の中の空気が、少しずつ濃密になっていった。
唇を離すと、彼女はぼうっとのぼせたような表情を浮かべていた。薄自分が彼女を蕩けた表情にさせているのかと思うと、気持ちが高ぶって下半身が熱を持ちはじめた。
彼女の首筋に、唇を寄せて耳へと滑らせる。唇の表面で耳の輪郭をなぞると、彼女は体を震わせた。
「ふぁぁ……っ」
すぐそばから艶めいた声が聞こえた。いつもの彼女とは違う声に劣情を刺激されて、熱を持った柔らかい耳を何度も甘噛みする。
彼女は体を小さく震わせながら、与えられる刺激に耐えていた。あますところなく彼女の体に触れたくなり、彼女の耳と首筋と唇についばむようにキスをして、ブラジャーが覆う胸の谷間に強く口づけをする。
「んんっ」
唇の跡が残るくらい彼女の白い肌に吸いつきながら、左右のブラジャーのストラップを腕の方まで滑らせる。カップをずり下ろし、あらわになった胸の先端にそっと舌を這わせた。
「あっ……」
胸をあらわにされて感度の上がった体がびくんっ、と跳ねる。
下乳に手を添えて、胸の尖った部分と柔らかい部分を味わうように口に含む。空いている方の手で、もう片方の尖りを円を描くように撫でると、彼女が甘い声を漏らす。
「んっ……あぁ……あん」
快感に喘いでいる彼女が脚をもじもじさせた。内腿を擦り合わせるような動作に気持ちが昂る。
胸の先端を撫でていた手を下へと滑らせて、お腹をたどり、ショーツの中へと潜り込ませる。
「ひゃっ!」
気づけば胸への愛撫をやめて、潤んだ彼女のナカに中指を出し入れさせていた。彼女は目を閉じて、手の甲を口に当てて声を抑える。ああ、もう、ほんと可愛いな……。
「下着を全部脱がしていい? おれも全部脱ぐから……」
彼女はしばらくおれの顔を見上げていた。
やがて恥ずかしそうに視線をそらして、唇を軽く結んでから、小さく頷いた。
▽
自分が全裸になってから、彼女のブラジャーを取り去り、ショーツを抜き取る。
──全裸という羞恥に耐える彼女がいる。
お互い素肌を晒して、しっとりと汗で湿った肌を密着させて抱き合い、数えきれないほど唇を重ねた。彼女の裸体に触れる場所を少しずつ上から下へと移していく。
「あっ、ん……んんっ……ふぅぅ……っ」
彼女の脚の間に顔を埋めて、秘所の上にある突起を舌先で転がすように舐める。電気が流れたように彼女の体はピクピクと反応していた。執拗なくらいに舌と唇を使って、ぷっくりと充血したクリトリスを攻め続ける。
「あっ、あん……も、もう……っ」 小柄な体がビクビクッと痙攣する。ナカに潜らせた指を思いっきり締めつけてきた。
上体を起こして彼女の様子をうかがう。彼女は息を整えようと肩を上下させていた。薄っすらと開いた目には涙が滲んでいる。
破瓜の痛みをできるだけやわらげようと思って時間をかけてほぐしたつもりが、かえって疲れさせてしまったかもしれない。
彼女がぽーっとした顔でこちらを見る。艶っぽく濡れた目が、甘い吐息を漏らす唇が、おれの心を捉える。
「挿れていい……?」
「……はい」
か細い声だけど、迷いのない言葉が返ってくる。おれも微笑み返して、唇に短いキスをする。それから、彼女の脚の間に割って入る。
先端をあてがって擦ると、愛液でてらてらと光る蜜口がヒクついた。淫らな姿に目眩を覚えながらも、張り詰めた自身を沈める。
「ーーんッ!」
先端が入った瞬間、彼女が息を詰める。圧迫感に耐えようと固く目を瞑って、両手で枕の端をぎゅっと握りしめた。
「絢ちゃん、息止めないで。ちょっとずつ挿れるから、深呼吸して」
「……っ、ぁ…………はぁっ……」
彼女が苦しそうな表情のまま、深く息を吸って吐きはじめる。
はやる気持ちを抑えて、慎重に腰を押し進める。
「はぁ、んっ……うぅ……っあぅ……ふ……っ」
「ん、もう少し、だから……」
「ぁ、は……っ……ぅんん……」
彼女の呼吸に合わせながら、時間をかけてゆっくりと潜らせていくと、根元まで彼女の体温に包まれる。ぎちぎちだけど、あったかくて気持ちいい。
腰の動きを止めても、彼女は辛そうに大きく呼吸を繰り返していた。
「痛い……?」
「っ……だ、だい、じょぶです……」
……大丈夫じゃないというのは伝わってきた。体の中の異物に耐えるように、目を細めて眉を寄せている。
そんな彼女には申し訳なかったけれど、おれはこっそりと征服感を感じていた。初めて彼女のナカに侵入したのが自分で、しかもじきに夫婦になる。
おれだけが彼女を知っている。
彼女はおれしか知らない。
「んっ……はぁ……んぅ……」
舌先をちろちろと触れ合わせたり、どちらともなく舌を絡め合う。ときどき彼女の首筋や、まぶたにキスをして、見つめ合って視線を交換する。彼女の表情が少しだけやわらぐ。
「大丈夫そうなら、少しだけ動くね」
「え……あっ、あぁ……」
上体を起こし、彼女の腰の両側に手をついて自分の腰をゆっくりと揺らす。
「あっ、ん……あっ、はぁ……」
おれの肘の内側に手を添えて、目を潤ませて彼女が喘ぐ。繋がっているところからは湿った音が聞こえはじめていた。自分の体で感じてくれているのかと思うと、たまらない気持ちになった。
「絢ちゃんのナカ、うねってて気持ちいい……」
「……っ、わ、私も……悠弥さんの、あったかくて気持ちいいです……」
「そう? それなら……」
もう一度、彼女の上に覆いかぶさり挿入をさらに深くする。彼女の奥にあるコリコリした部分に先端を軽く当てる。
「ひぁっ!」
亀頭を弱めに押しつけてゆっくり腰を回すと、膣内がぎゅうっと吸いついてきた。彼女がすがるように両手をおれの背中にまわすと、お互いの裸体がより密着した。
「あっ、あっ……んぁ……っ……あぁっ」
「はぁ……っ……声、可愛い」
「……きゃうっ」
耳に軽く歯を立てる。続けて最奥をぐりぐりと圧迫すると、彼女の声が上擦った。
「あっ、あんっ……ゆ、やさん……っ……か、からだ、へん……っ」
「イきそう? いいよ……。おれも、そろそろ限界……」
彼女を抱き込んで、徐々に抽挿を激しくしていく。入り口から奥まで抉るように擦ると、射精を促すようにキツく締まった。それを押し返すように自分のモノがさらに膨張する。
「はぁっ……めちゃくちゃ気持ちい……っ」
「んっ、んんっ、は、ぁっ……!」
余裕なんてなくなり、ただひたすら抱き合って、求め合って、お互いの存在を感じ合う。
「絢ちゃん……絢……っ」
「んぁっ……はぁ……悠弥、さん……ぁ、もっ……きちゃ……」
「っぁ……出る……ッ」
「ふぁっ……あぁっ!」
彼女の最奥に強く押しつけると、嬌声を上げて体を激しく痙攣させた。膣壁がおれのモノを圧搾するようにキツくキツく締め上げた瞬間、突き抜けるような快感が腰から頭に走った。ついで、先端から勢いよく飛び出る感覚。
精を放出しながら、のけぞる彼女の体を押さえるように強く抱きしめると、精一杯の力で抱きしめ返された。
「はっ……はぁっ……ぁ……あふ……っ」
絶頂の余韻を味わうように、全裸の彼女はおれの腕の中で小さな痙攣を繰り返していた。
やがて細い腕が力を失い、シーツにくたりと落ちる。しまった、最後の最後に理性が飛んでいた。息を切らしながら慌てて彼女の顔を見る。
「ごめ……っ、絢ちゃん……大丈夫?」
彼女は荒い息を吐きながら小さく頷いて返事をした。汗で前髪が額に張りついていて、とろんとした目には深い疲労感が滲んでいる。それでも口元をわずかにほころばせて微笑んでいた。
その甘い表情に惹きつけられ、一度だけ口づけをする。
唇を軽く重ねただけなのに、誓いのキスを交わしているような感覚だった。
彼女のこれからの人生を自分がもらうのだという実感が湧いてきて、この新鮮な気持ちをぜったいに忘れないようにしようと誓った。
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