melty-ero
〓PC21〓1462〓
官能
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[150]spica1004 KY-42C

【レオタードを脱がせて】



「……蒼くん……もっと……」
 体育のマットに横たえられた結衣の小さな声が、蒼を突き動かす。
 唇は首筋を辿り、鎖骨へ。さらに結衣の胸元へと下りていく。
 レオタードの肩紐はすでに外れ、結衣の上半身は無防備な状態だった。
(結衣……きれいだ……)

「恥ずかしい……?」
 蒼が聞くと、結衣は小さく笑った。
「ううん。蒼くんに見られるのは、嬉しいよ」
 その言葉に、蒼の心が震えた。
 そっと、結衣の肩にキスを落とす。
 そして、鎖骨をなぞりながら、胸に唇を滑らせる。結衣は、小さく身を震わせた。
「ん……」
 可愛い吐息が漏れる。蒼は、そっと結衣の胸を手で包んだ。
 小さくて、温かくて、柔らかい乳房。結衣は、恥ずかしそうに目を伏せた。
「……ドキドキ、してる?」
「うん……してる……」
 結衣の声も、震えていた。蒼は、そっと手を動かした。優しく、なでるように。
 結衣は、恥ずかしさを隠すように、蒼の胸に顔をうずめた。
「……すごく、恥ずかしい……けど、幸せ」
「俺も、だよ」
 蒼は、結衣をぎゅっと抱きしめた。そのまま、何度も、何度も、唇を重ねる。結衣も、蒼にしがみつくように応えた。

 蒼は、そっとレオタードに指をかけた。

 結衣は小さく肩をすくめたが、すぐに、うなずくように目を閉じる。
「……ゆっくり、して……」
 蒼は、慎重に、丁寧に、レオタードを滑らせていく。
 足元まで下げされると、結衣は自分で、そっと足を抜いた。

 完全に素裸になった結衣。

 その小さな身体は、恥ずかしさに震えながらも、蒼を信じるように手を伸ばしてきた。
「蒼くん……」

 蒼は自分の着衣のすべてを、ためらうことなく脱ぎ去った。
 互いに、すべてを曝け出した状態で向かい合うふたり。
 結衣の身体は、小さく、そして柔らかくて。
 蒼は、自分の大きな手で彼女を壊してしまいそうな気がして、一瞬、動きを止めた。
「大丈夫だよ、蒼くん……わたし、全部、欲しいの……」
 その一言が、蒼の最後のためらいを溶かした。
 そっと結衣の脚を開き、身体を重ねる。

 挿入は静かだった。
 快感と、幸福とが、まるで交互に押し寄せるようだった。

 処女を切り裂かれている結衣はときおり苦しそうに眉をひそめたが、すぐに柔らかい笑顔を見せた。
 
 やがて――
 結衣の身体が、小さく震え、蒼の名を甘く叫ぶ。
「……あ……あお……い……くんっ」
 結衣の指が、必死に蒼の背中にしがみつく。
 小さな身体を包み込むように、蒼はさらに腕に力を込めた。
「結衣……」
 ただ名前を呼ぶだけで、互いの鼓動がまた一段と高まる。

 結衣の裸体は、痛みと快感の狭間で小さく跳ね、震えていた。
「っ……あ、あぁ……!」
 結衣の声が、甘く、苦しそうに漏れる。
 けれど、その声はどこかうっとりとして、決して拒絶ではなかった。
 むしろ、もっと欲しいと無意識に訴えかけるようだった。
 蒼は結衣の汗ばんだ額にキスを落としながら、微かな震えを受け止める。
 ぎゅっと蒼の肩を抱きしめ、結衣は小さな体を懸命に委ねる。
 お互いの心と体が、どこまでも近づいていく感覚。
 蒼は、さらに優しく、そして深く結衣と一つになっていく。
 結衣を愛したい。
 誰よりも、深く、激しく、優しく――。
 蒼は結衣の髪を撫でながら、動きを合わせる。
 結衣もまた、体を震わせながら、必死に蒼に応えようとする。
「あ、あぁっ……!」
 甘く、切なげな声が、結衣の唇から零れるたび、
 蒼は胸が張り裂けそうになった。

 もっと、もっと愛してあげたい。
 そう願いながら、蒼はゆっくりと、でも確かに、ふたりの境界を溶かしていく。
 結衣は、時折苦しそうに眉を寄せたが、すぐに蒼に甘えるように微笑み、首をすり寄せた。
「……だいすき……蒼くん……」
 そのたびに、蒼は結衣の名を呼び返し、そっと唇を重ねた。
 何度も、何度も、確かめ合うように。

 そして――
 結衣の裸体が、ひときわ大きく震えた。
「あ、あお……い……く……んっ……だめ、も、もたない……!」
 喘ぎながら、必死に蒼の名を呼び、小さな指で蒼の腕を掴み、引き寄せる。

 蒼も限界を悟った。
「結衣……!」
 たったそれだけを告げ、結衣の耳元に顔を埋めた。
 結衣は小さく喘ぎながら、蒼をすべて受け入れた。
 身体の奥で、何かがはじけるような感覚。
 蒼は結衣を深く、深く抱きしめ――
 そして、すべてを結衣に、注ぎ込んだ。

 胸が焼けるように熱く、苦しいほど愛しい想いが、全身を駆け巡り、ただ結衣へと流れ込んでいく。
 結衣の体も、震えながら蒼を受け止めた。
「あ……ああっ……!」
 小さな喘ぎが、結衣の唇からこぼれる。
 痛みと快感、恥じらいと幸福――
 すべてがないまぜになった、純粋な表情。

 蒼は、その愛しい顔を見つめたまま、結衣の名前を何度も心の中で叫んでいた。
 ――結衣。
 ――愛してる。

 ただ、その想いだけが、すべてだった。
 結衣の中に自分のすべてを注ぎながら、蒼はそっと彼女を抱きしめ直した。
「……結衣……ありがとう……」

 かすれた声で呟くと、結衣も震える手で蒼の背中を撫で返してきた。

「……私も……ありがとう……だいすき……」
 か細く、それでも確かに響く声。
 その言葉に、蒼は心の底から満たされた。
 結衣の温もりが、直に伝わる。

 自分のすべてを受け止めてくれた、この小さな身体が、愛しくてたまらなかった。
 汗に濡れた肌を重ね、呼吸を合わせ、鼓動を感じる。
 結衣もまた、腕を蒼の首に回し、そっと顔をすり寄せた。
「……もっと、抱いて……」
「え?」
「……また……してもいい……?」
 結衣が恥ずかしそうに、けれど真剣な目で尋ねた。
 蒼は驚きながらも、すぐに微笑み返した。
「……もちろんだよ。結衣が望むなら、何度でも」
「……よかった……」

 ふたりはまた、自然と身体を重ねていった。
 蒼は結衣の小さな身体を抱きしめながら、
 今度はより一層、優しく愛し始めた。
 結衣もまた、裸体を恥じらいながら、でも確かに蒼を求めた。
「……あ……ん……」
 結衣の甘い声が、夜の静寂に溶けていく。
 
 どこまでも、甘く、深い、ふたりだけの夜。
 心も体も、すべてを重ね合わせたふたりは、
 誰よりも強く、誰よりも深く、結ばれたのだった。



 静寂が戻った体育館の中。
 天井の明かりがぼんやりと灯り、夜の余韻を優しく包み込んでいた。
 蒼は、腕の中に裸身を預けた結衣をそっと見下ろした。
 結衣の頬はほんのり上気し、呼吸はまだ少しだけ早かった。
 それでも、その表情は限りなく穏やかで、満ち足りた幸福感にあふれていた。
「……結衣、大丈夫?」
 そっと声をかけると、結衣は目を細め、ふわりと微笑んだ。
「うん……すっごく、幸せ……」

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