melty-ero
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官能
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★★★★★★★★ [32]spica1004 KY-42C

【愛しい妻になったきみ】

 豆電球だけがついた薄暗い部屋の中、下着姿の彼女をベッドに押し倒す。ばふっと音を立てて、彼女の頭が枕に沈んだ。

「ごめん、あんまり余裕ないかも。痛かったら思いっきり暴れて。じゃないと止めらんない」

 髪を撫でながら、前髪のかかった彼女の額に唇を寄せる。すると、両手で顔をそっと挟まれた。すぐ目の前には、困ったような笑顔。

「悠弥さん謝ってばっかり……。別に悪いことしてないのに」
「ガッつきそうなのが怖くて、つい……」
「ガッついてもいいですよ……?」
「やめて、煽らないで。ほんとに優しくしたい……っ」
「それじゃあ……たくさん、触ってください。悠弥さんの手、あったかくて気持ちいいです……」

 おれの肩に置かれた小さな手に力が入り、ニットを握りしめてきた。

 そんな彼女を裸にしなければならない。

 左右のブラジャーのストラップを腕の方まで滑らせる。そのままずり下ろし、あらわになった胸の先端にそっと舌を這わせた。

「あっ……」

 感度の上がった体がびくんっ、と跳ねる。

 下乳に手を添えて、胸の尖った部分と柔らかい部分を味わうように口に含む。空いている方の手で、もう片方の尖りを円を描くように撫でると、彼女が甘い声を漏らす。

「んっ……あぁ……あん」

 快感に喘いでいる彼女が脚をもじもじさせた。内腿を擦り合わせるような動作に気持ちが昂る。胸の先端を撫でていた手を下へと滑らせて、お腹をたどり、ショーツの中へと潜り込ませる。

「ひゃっ!」
「ん……ここ、すごい濡れてる」
「あっ、はぁ……あっ、あっ……!」
「指、すんなり入っちゃったね」
「んっ……んん……あぅぅ」
 気づけば胸への愛撫をやめて、潤んだ彼女のナカに中指を出し入れさせていた。

 指の腹で感じやすい場所を押し込むように刺激する。彼女は目を閉じて、手の甲を口に当てて声を抑えた。ああもう、ほんと可愛いな……。

 今すぐショーツを取り払って、強引にナカに挿れてメチャクチャに犯したい衝動に駆られた。深呼吸をして、暴れ出しそうな感情を鎮める。

「……絢ちゃん」

 指の動きを止めて、静かに名前を呼ぶ。彼女はゆっくりとまぶたを開いて、潤んだ目でこちらを見た。

「下着、全部脱がしていい? おれも全部脱ぐから……」

 彼女はしばらくおれの顔を見上げていた。濡れた瞳で、柔らかい唇をわずかに開いた状態で。
 やがて恥ずかしそうに視線をそらして、唇を軽く結んでから、小さく頷いた。

 まとわりついていたブラジャーを取り去る。

 それが合図だったかのように、彼女がお尻を浮かせた。
おれは彼女のショーツを下ろさなければならない。

 やがて、ベッドの下に、ふたりが身に纏っていたものがすべて落ちた。

 お互いにすべてを晒して、しっとりと汗で湿った肌を密着させて抱き合い、数えきれないほど唇を重ねた。彼女の素肌に触れる場所を少しずつ上から下へと移していく。

「あっ、ん……んんっ……ふぅぅ……っ」

 全裸の彼女の脚の間に顔を埋めて、秘所の上にある突起を舌先で転がすように舐める。電気が流れたように彼女の体はピクピクと反応していた。執拗なくらいに舌と唇を使って、ぷっくりと充血した栗を攻め続ける。

「あっ、あん……悠弥さ……も、もう……っ」
「ん……もっとよくしてあげるから、イっていいよ」

 容赦なく中指と人差し指を、濡れた膣内に深く沈み込ませる。彼女が構えるようにおれの髪に両手を掻き入れてきた。

「んあぁっ!」

 裸身がビクビクッと痙攣する。ナカに潜らせた指を思いっきり締めつけてきた。

 上体を起こして彼女の様子をうかがう。彼女は息を整えようと肩を上下させていた。薄っすらと開いた目には涙が滲んでいる。

 挿入時の痛みをできるだけやわらげようと思って時間をかけてほぐしたつもりが、かえって疲れさせてしまったかもしれない。

 けど、ここでやめるのは無理だ。

 こんな乱れた姿を見せられたら、もう我慢できない。

 二本の指をゆっくりと抜く。その感覚すら反応してしまうのか、彼女の唇から「ん……っ」と、鼻にかかった声が漏れた。

 彼女の上に屈んで、前髪の隙間からのぞく額に労わるようにキスをする。しっとりとした汗の感触が唇から伝わってきた。

 なんだかもう、何かも愛おしい。

「絢ちゃん……」
「……」

 彼女がぽーっとした顔でこちらを見る。艶っぽく濡れた目が、甘い吐息を漏らす唇が、おれの心を捉える。

「挿れていい……?」
「……はい」

 か細い声だけど、迷いのない言葉が返ってくる。おれも微笑み返して、唇に短いキスをする。それから手早く避妊具をつけて、彼女の脚の間に割って入る。

 先端をあてがって擦ると、愛液でてらてらと光る蜜口がヒクついた。淫らな姿に目眩を覚えながらも、蜜をたたえた彼女のナカに、張り詰めた自身を沈める。

「ーーんッ!」

 先端が入った瞬間、彼女が息を詰める。圧迫感に耐えようと固く目を瞑って、両手で枕の端をぎゅっと握りしめた。

「絢ちゃん、息止めないで。ちょっとずつ挿れるから、深呼吸して」
「……っ、ぁ…………はぁっ……」

 彼女が苦しそうな表情のまま、深く息を吸って吐きはじめる。

 はやる気持ちを抑えて、慎重に腰を押し進める。

「はぁ、んっ……うぅ……っあぅ……ふ……っ」
「ん、もう少し、だから……」
「ぁ、は……っ……ぅんん……」

 彼女の呼吸に合わせながら、時間をかけてゆっくりと潜らせていくと、根元まで彼女の体温に包まれる。ぎちぎちだけど、あったかくて気持ちいい。

 腰の前進を止めても、彼女は辛そうに大きく呼吸を繰り返していた。

 彼女の乳房に手を伸ばして優しく撫でる。

「痛い……?」
「っ……だ、だい、じょぶです……」

 ……大丈夫じゃないというのは伝わってきた。体の中の異物感に耐えるように、目を細めて眉を寄せている。

 そんな彼女には申し訳なかったけれど、おれはこっそりと征服感を感じていた。初めて彼女のナカに侵入したのが自分で、しかもじきに夫婦になる。

「すぐ動いたら痛いと思うから、ちょっとの間こうしてよっか」
「は、い……」

 彼女の髪を撫でて、体を密着させて唇を重ねる。彼女が求めるように両手をおれの首にまわした。 

「んっ……はぁ……んぅ……」

 そうして深い接吻を繰り返す。彼女の唇から漏れる熱い息で、唇だけでなく心までも溶けそうになった。

 彼女の耳をくすぐるように触ると、彼女の裸体がビクリと震える。

「っ……」
「ほんと耳弱いね……」
「んん……」
「ねぇ、絢ちゃん、気づいてる?」
「え……?」
「無意識か……。やらしい」
「ふぇっ、な、何がですか?」

 少し余裕が出てきたのか、彼女が驚いた顔を見せる。彼女を見つめたまま、自覚させるように裸体のその部分にそっと触れる。

「あ……っ」
「腰、ちょっとだけ動いてる」

 腰骨をさわさわと撫でると、悩ましげな声が漏れた。少し前から彼女は腰をゆるゆると動かしていた。受け入れるだけでなく、ねだるように動いてくれているのが嬉しくて、焦らすことなく応える。

「大丈夫そうなら、少しだけ動くね」
「え……あっ、あぁ……」

 上体を起こし、彼女の腰の両側に手をついて自分の腰をゆっくりと揺らす。

「あっ、ん……あっ、はぁ……」

 おれの肘の内側に手を添えて、目を潤ませて彼女が喘ぐ。繋がっているところからは湿った音が聞こえはじめていた。自分の体で感じてくれているのかと思うと、たまらない気持ちになった。

「絢ちゃんのナカ、うねってて気持ちいい……」
「……っ、わ、私も……悠弥さんの、あったかくて気持ちいいです……」
「そう? それなら……」

 もう一度、彼女の上に覆いかぶさり動作をさらに激しくする。彼女の乳房が弾むくらいに。

「ひぁっ!」
「そしてこうすると、もっと気持ちいいと思う」

 一転、亀頭を弱めに押しつけてゆっくり腰を回すと、膣内がぎゅうっと吸いついてきた。彼女がすがるように両手をおれの背中にまわすと、お互いの裸体がより密着した。繋がっている部分が、身体中が熱い。

「あっ、あっ……んぁ……っ……あぁっ」
「はぁ……っ……声、可愛い」
「い、いま……耳元で、ささやいちゃ……きゃうっ」

 耳に軽く歯を立てる。続けて最奥をぐりぐりと圧迫すると、彼女の声が上擦った。

「あっ、あんっ……ゆ、やさん……っ……か、からだ、へん……っ」
「イきそう? いいよ……。おれも、そろそろ限界……」

 彼女を抱き込んで、徐々に抽挿を激しくしていく。
 腰を責め、乳房を揺さぶる。

 入り口から奥まで抉るように擦ると、射精を促すようにキツく締まった。それを押し返すように自分のモノがさらに膨張する。

「はぁっ……めちゃくちゃ気持ちい……っ」
「んっ、んんっ、は、ぁっ……!」

 余裕なんてなくなり、ただひたすら抱き合って、求め合って、お互いの存在を感じ合う。

 心と体がどろどろに溶けそうなくらいひとつになっているのに、それでも全然足りないのはどうしてなんだろう。答えが出ないまま貪る。

「絢ちゃん……絢……っ」
「んぁっ……はぁ……悠弥、さん……ぁ、もっ……きちゃ……」
「っぁ……出る……ッ」
「ふぁっ……あぁっ!」

 彼女の最奥に強く押しつけると、嬌声を上げて体を激しく痙攣させた。膣壁がおれのモノを圧搾するようにキツくキツく締め上げた瞬間、突き抜けるような快感が腰から頭に走った。ついで、先端から勢いよく飛び出る感覚。

 放出しながら、のけぞる彼女の裸体を押さえるように強く抱きしめると、精一杯の力で抱きしめ返された。

「はっ……はぁっ……ぁ……あふ……っ」

 絶頂の余韻を味わうように、全裸の彼女はおれの腕の中で小さな痙攣を繰り返していた。

 やがて細い腕が力を失い、シーツにくたりと落ちる。しまった、最後の最後に理性が飛んでいた。息を切らしながら慌てて彼女の顔を見る。

「ごめ……っ、絢ちゃん……大丈夫?」

 彼女は荒い息を吐きながら小さく頷いて返事をした。汗で前髪が額に張りついていて、とろんとした目には深い疲労感が滲んでいる。それでも口元をわずかにほころばせて微笑んでいた。

 その甘い表情に惹きつけられ、一度だけ口づけをする。
 唇を軽く重ねただけなのに、誓いのキスを交わしているような感覚だった。

 彼女のこれからの人生を自分がもらうのだという実感が湧いてきて、この新鮮な気持ちをぜったいに忘れないようにしようと心の中で誓った。

 行為を終えたあと、もう少し肌に触れたくて裸のまま布団に潜って彼女を抱きしめた。彼女は、すぐにすうすうと小さな寝息を立てて眠ってしまった。穏やかな寝顔を見つめながら、柔らかい乳房をそっと撫でる。甘い気持ちが心の中に広がっていく。

 朝、目が覚めたら『おはよう』が言える嬉しさを感じながら、やがて重たくなってきたまぶたを閉じておれも眠りについた。

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