melty-ero
〓PC0〓1230〓
官能
[検索する]

[検索する]
★★★★★★★★ [96]spica1004 KY-42C

【彼女がいる男に相談してみる】

「……もしかして、私って不感症なのかなって、ちょっと思ったこともあって」
「彼氏のことは好きなんです。でも……してるとき、なんか、ただ終わるのを待ってるみたいな感じで」
「自分に問題があるのかなって、不安になったりして……」
長谷川さんは黙って聞いていた。
「男の人って、女の人に触れるとき……どうすれば気持ちいいって思ってもらえるんでしょうか?」
長谷川さんは少し考えてから、穏やかな声で答えた。
「無理に何かするより、ちゃんと様子を見ることかな。触れるときも、強く押しつけるんじゃなくて、肌が求めてるかどうかを感じ取る、みたいな」
彼の手が私の頬に触れて、そっとキスを落とす。
触れるだけの、やさしいキスだった。

それだけなのに、胸の奥がふわっと熱くなって、私はそっと目を閉じた。
乳房に、下から包むような、あたたかい手のひらを感じた。
(……ん)
思わず声が漏れる。
胸を触る彼の手が止まり、そっと問いかけてくる。
「……やめておこうか?」
私は、小さく首を振った。

胸に触れる手。
ゆっくりと、やさしく撫でられて――体の奥がじんわり熱くなる。
唇が近づいてくる。
私は、目を閉じて、待った。
重なる唇。
差し出される舌に、私も舌を伸ばす。
ぬるっと絡む感触に、胸がどきんと跳ねた。
それが、たぶん──合図になった。
「よし、お姫様抱っこ、行っきまーす」
「えっ、きゃっ……」
ふわりと宙に浮いた瞬間、心臓が跳ねる。
思わず笑ってしまったけれど、その笑みの奥には、微かな震えと甘い期待があった。

ベッドの縁に身体が沈み、そっと下ろされる。
その瞬間、肌がシーツに触れた感覚がやけに鮮明に伝わってきた。
私は彼の首に腕を回し、ゆっくりと唇を重ねた。
くちづけは、さっきよりも深く、柔らかく、舌が絡みあうたびに熱が胸の奥に広がっていく。

ボタンがひとつ、またひとつと外されていくたびに、布の隙間から指先が差し込まれ、胸元に忍び込む。
ブラジャーの上から撫でられるたび、そこだけが熱く、敏感になっていくのがわかる。
指先が布越しに乳首を探り当てられたとき、思わず「んっ……」と声が漏れた。
カップからこぼれた乳首が唇に包み込まれる。
ちゅ、ちゅ、と吸われるたび、身体がビクッと震える。
「あ……っ……」
吸われるだけじゃない。舌がゆっくり円を描き、先端を転がすように刺激されると、脚の付け根がじんわりと熱くなってくる。
「ゆりちゃん、全然不感症じゃないよ。ほら……」
その言葉の意味が、身体の反応そのもので返されていた。
私はキスの余韻に酔いながら、うっとりと目を細めた。
──気づけば、服を脱がされているところだった。

彼の手は、すでにスカートのホックを外していた。
肩からはストラップが落ち、やがてブラとブラウスが剥がされる。
優しく素肌をなぞられ、私は何も言えずにただ委ねた。

彼の手がスカートをまくり、ショーツのお尻へと伸びる。
布越しに撫でられた瞬間、腰がひくんと跳ねた。
「どう? いやじゃない?」
「……はい、大丈夫です」
指先がショーツに触れる。柔らかくお尻をつままれ、布越しに撫でられるたび、じわりと熱が広がる。
スカートを抜き去った指が、ショーツ越しにゆっくりと撫でていた指が、布地の端にそっと触れた。
少し持ち上げられる感触──それから、ゆっくりと中へ。
ひんやりとした指が、直接肌に触れる。
恥ずかしい毛の生え際をなぞられると、そこだけ火照ったように敏感に反応してしまう。
(……触られてる。ショーツの中、全部……)
「ふさふさだよ。……剃ったことないんだ」
くすぐったいような、くすぐられるような──太ももに落ちる彼の言葉と指先に、身体が勝手に反応してしまう。

やがて、ショーツがゆっくりと滑らされる。
私はお尻を上げる──抵抗しなかった。
足元まで降ろされた布が、彼の手で丁寧にベッド脇に置かれるのを、私はただ黙って見つめていた。

一糸まとわぬ全裸に、されてしまった──。

そう思った瞬間、顔の奥がじんわりと熱くなる。

恥ずかしい。……だけど、それ以上に、この先に続くことへの期待が膨らんでいく。
彼と繋がる瞬間を想像して、胸の奥がそっと疼いた。
「綺麗だよ」
囁きとともに、彼の顔が太ももへと近づいていく。
唇が触れた瞬間、電気のような痺れが走った。
「そのまま……もう少し、脚を開くよ」
指先がそっと膝を押し広げる。抵抗しそうになる脚に、彼は強くもなく、優しく触れた。
そして──ぱっくりと、開かれた。
顔が近づいてくる。
そして──ぴと、と舌が触れた。
「ふぁ……っ」
びくりと腰が浮く。
その一瞬を逃さず、彼の舌がゆっくりと、溝の中央をなぞっていく。
上下に、左右に、じんわりと湿り気を残しながら、花びらの一枚一枚を開いては、舌先で慈しむように触れていく。
こんな風に舐められたことなんて、一度もなかった。
だから、ちょっと戸惑った。
でも、こわばるより先に、身体の奥から何かがゆるんでいくのを感じた。
それが嬉しくて──ただ、感じていた。舌の温度が、私の一番深いところまで届いてくる気がした。
やがて、敏感な栗を優しく吸い上げられた。
「ひゃ……あっ……ん……っ」
声が勝手に漏れた。脚が震える。
舌が触れるたびに、身体の奥がキュッと収縮するのがわかる。
こんな風に感じるなんて──
嬉しい。感じていることが、こんなにも嬉しいなんて……。
彼の舌と指が交互に動き、私はただシーツにしがみついて、快感の波を堪えきれずにいた。

そして、彼が顔を上げ、「このまま、続けていい?」と静かに聞いた──
私はうなずいた。

彼が腰を沈めてくる。
触れ合ったところが、熱くて、硬くて、どくんと脈打っていた。
私の中に、入ってくる──ぬるりと先端が、ゆっくりと押し分けるように入り込んできた。
「ん……っ」
呼吸が止まる。
痛くはない。でも、予想よりずっと太く感じた。
最初のひと押しで、内側がぎゅっと反応する。
奥へ、奥へ──ひと押しずつ、少しずつ。
それは、特別に大きいわけじゃない。
けど、なんで……?
どうして、こんなに……気持ちいいの……?
彼の動きは慎重で、でも迷いがなかった。
ひと押しされるたび、内壁が柔らかくうねって、ぬめりながら形を変え、彼の輪郭に沿って包み込んでいく。
(……奥まで来る、奥まで……)
そんなこと、これまで一度も思ったことなかった。
異物なのに、気持ちいい。
どこかで、身体の奥が“待っていた”みたいな感覚。
ずっ、と深くまで押し込まれて、ふいに──
子宮の奥あたりに、ぴたりと何かが触れた。
「……っあ、そこ……!」
思わず声が漏れる。
彼が止まって、私の顔を見ているのがわかる。
──全部、入った。

間違いなく今、私の中に、彼がいる。
他の誰でもない、彼のものが、奥まで届いてる。
彼がそっと上体を重ねてきて、胸と胸が触れた。
熱くて、柔らかくて、呼吸が合うたびにふわりと揺れる。
彼の手がそっと胸に触れてきた。
揉まれるでもなく、ただ指先が輪郭をなぞるだけで、乳首がきゅっと硬くなる。
「……っん」
息が跳ねた。
腰の奥まで満たされながら、胸まで愛撫され、何がどうなってるのかわからないけど、身体のどこもが熱い。
唇を重ね合い、舌がそっと触れ合う。

彼とすべて繋がっている──胸がぎゅっと満たされる。
彼が、少しずつ動き始めた。
ゆっくりと、でも確実に、奥まで──そしてまた浅く抜ける。擦れる感覚が甘くて、溶けそうになる。

ふいに、彼が上体を起こした。
結合部から胸元まで、私の裸が全部、彼の視界に晒される。
恥ずかしいはずなのに──どこか、嬉しい。

見られたい。ちゃんと、裸を見てほしい。
こんなふうに気持ちよくされてる私を。
彼の手が、あらためて胸を包み込んだ。
指が優しく揉みこむように動くたび、奥の快感が胸にも響いてくる。
「……おっぱいが……きもちいい……」
自分で言ってしまったことに驚きながら、でも言わずにはいられなかった。
彼が、もう一度ゆっくりと腰を沈めてきた。
視線が絡んだまま、またひとつ、深く繋がった。
彼が私の背中に腕を回して、そっと抱き起こす。
腰の奥に、彼のものが残ったまま、体を引き寄せられる。
全裸で座ったまま重なって──膣の奥まで、深くつながったまま──肩と肩が触れる距離。
抱き合いながらキスをして、またゆっくりと腰を揺らし始める。
密着したまま動くたび、奥が擦れて、胸が彼の肌に押し当てられるたび、快感が染み込んでくる。

しばらくそうしていたあと、彼が私を支えながら、仰向けに自分から倒れた。
私が彼の上にまたがることになり、彼が下からゆっくりと腰を突き上げてくる。
(私が……上に……でも、動いてるのは……)
角度が違うだけで、こんなにも感覚が変わるなんて。
自分の中が彼の動きに合わせて、じわじわと満たされていく。

「そのまま、向きを変えてごらん」
私は少し戸惑いながらも、彼の上でくるりと背を向ける。お尻をあすげる背面座位。
彼の膝の上に腰掛けたまま、奥まで深く繋がっている。
そして──こんなところに、鏡が。
ベッドの隣にある姿見に、裸の私たちが映っていた。
自分の背中。弾む腰。揺れる乳房。
そして、その奥で、結合部が濡れ光っているのがはっきり見えた。
(……入ってる……私の中に、彼のが……こんなふうに……)
自分でも見える。
どうやって入ってるのか、どこまで届いてるのか、ちゃんとわかる。
恥ずかしいのに、裸像から目が離せない。

これがセックスなんだ──身体が、ちゃんと感じてる。
彼が下からゆっくりと腰を押し上げる。
動くたび、鏡の中の裸体が揺れて、
結合部がずぷずぷと音を立てているのが見える。

熱くて、痺れて、もう頭が回らない。

やがて、彼の手が私のお尻をつかみ、四つん這いの姿勢になるよう導かれる。

裸体を預けると、彼が後ろから、ずぶりと挿れ直してくる。
「んっ……あっ……あぁ……っ」
深く、深く──突かれるたびに、はしたなく胸が揺れて、奥が痙攣する。
こんな体勢、初めてなのに。
どうして、ここまで感じるの……?

彼が私の腰を引き寄せ、膝立ちで腰を打ちつけてくる。
奥がどんどん痺れて、彼の指がクリトリスをそっとなぞった。
「ひゃっ……あっ、あっ、やっ……!」
突かれる快感と、クリトリスを直接刺激される感覚が重なって、裸体が変なふうに跳ねる。

どうにかなりそう──でも、まだ終わらない。
そして──彼がゆっくり抜いて、私を仰向けに寝かせる。
彼が上に重なってきた。正常位。

一番、普通で──でも、今はまったく違って見える。
顔が近い。息がかかる距離。
繋がったまま、優しく何度も突かれて、
胸を揉まれながら、指先がまたクリトリスをなぞってくる。
「っ、だめ、そんな……っ、あっ、ん……っ」
刺激が重なって、もう息ができない。
舌が絡み合って、キスが深くなる。
熱くて、甘くて、彼と一体になって溶けてしまいそうだった。
突かれるたび、下腹の奥がじんじんと痺れて、力が入らなくなる。
息を詰める間もなく、快感が波のように押し寄せてくる。
「……あっ、や……なにこれ……っ」
奥のほうで、何かが爆ぜたような感覚。
頭の芯が真っ白になる。
腰の奥が勝手に痙攣して、彼のものをぎゅうっと締めつけた。熱くて、甘くて、どうしようもなく溶けていく。

***

カーテンの隙間から差し込む朝の光が、まだ火照ったままの頬にそっと触れる。

「……おはよう」
「……おはようございます」

昨夜はあんなに激しかったのに、今の私たちは、ただ静かに見つめ合うだけ。

「無理させてないか、ずっと気になってた」
「……はい。ちょっと、うまく言えないんですけど──」
ゆっくり言葉を選びながら、私は彼の目を見つめた。
「セックスが、こんなに素敵なものだなんて……初めて知りました。……相談してよかった、って思ってます」
「よかった」
「ありがとうございました」
しばらく静寂が流れる。
「……ゆりちゃん、すごく感じてくれたから……俺、ちょっと舞い上がってたかも」
「えっ、彼女さんは……?」
「反応が薄いんだ。嫌いじゃないと思うけど、なんとなく物足りなくて……こういう話を、ゆりちゃんにするのはどうかと思うけど……でも、比べちゃうんだよ」
「そっか……」
「ゆりちゃんとのセックス、俺は……すごく好きだったよ」
「……彼女さんがいるのに、こんなことしちゃって……」
「ふたりだけの秘密だね」
そう言って、軽くキスをしてくれた。
21KB
[編集]
前へ次へ


[検索する]