設問

教えて達人 - ネットde事例検討

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9 Chrome
2015/04/07 12:01
[SLIPERより]
様々なご意見ありがとうございます。
学校には、専門性で振り分けられない仕事がたくさんあります。こうした仕事は、どんな会社にもあります。専門性に関係なく、組織の一員としてすべき仕事もあります。学校に1人しかいない養護教諭は、他の教職員を味方にしなければなりません。信頼を得て、人間関係を良好にするため、組織が効率よく機能していくために、こうした仕事は重要です。
しかし、本来の仕事、つまり養護教諭としての職務に支障が出ないことが前提条件になります。1日の仕事を、こんな視点で振り返ってみてはどうでしょう。
・あなたがすべき専門性を生かした仕事ができていますか?
・その仕事が勤務時間内にできるよう、時間の管理ができていますか?
・他の職員がすべき仕事ではありませんか?
・その仕事に養護教諭の視点を生かされていますか?
日々の中で仕事を振り返る習慣を持ち、すべきことができるようなマネジメントをしましょう。
忙しい中でも、あなたの学校における存在価値は「何でも屋」ではなく、「養護教諭」であることを忘れないようにしたいですね。
40歳代/静岡/養護教諭
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2015/03/28 23:17
S44年に採用された元養護教諭です。
私も、学年の会計、その他の集金事務、学校給食業務の一部担当、養護学校勤務時は生徒の食事介助などもしてきました。
新採用時期は事務職員、用務員もいない中学校で、平日に校外研修がある時は学校に残り、当番をした事もありました。
何か用事を頼まれた時に、自分でなければやれない仕事なのか、どうして私にしてもらいたいのか、頼まれやすい立場なのかなど疑問を抱きながら仕事を受けていた時期がありました。
養護教諭は、現在かなりの小規模校でも一校一人配置されます。質問者の500名の小学校では、人手不足で、結果として、色々な仕事を引き受ける事があると思われます。
話しは少し本題とずれるかもしれませんが、以前「保健室登校」が珍しかった頃、「保健室登校は養護教諭の本務の仕事なのか、雑務って何か」と話題になった時期がありました。
養護教諭は学校の教職員の一員です。同じ学校で一職員としてする仕事は他の職員にも同じ事が言えます。それでは、私なりに実施してきた事、考えを三点述べたいと思います。

1. 同じような学校規模で似たような問題を持った養護教諭仲間に相談し、解決策を話し合う。
2. 与えられた仕事を工夫して実施してみる。
 仕事をして、改善策が見つかった事、疑問点などを日頃から、記録しておく。そして学年末反省会とか、公の場を利用して、他の人に変わって欲しいなら、その訳をデータに基づいて、穏やかに話す。この用意周到な?作戦は効果大でした。
3. 保健室内での仕事を大切にする                             同僚(管理職を含め)は保健室で[養護の先生]がどのように時間を過ごしているか、よく観察しています。保健室での自由裁量の時間の過ごし方が一番大切な気がします。見えない場所での[養護の仕事]への姿勢です。その後、ホイホイと簡単には用事は頼まれないし、頼まれる時は言葉も丁寧な対応をする同僚に恵まれてきました。                               
最後に
同僚とも素直に悩みを語り合える関係づくりも大切です。そして少しずつ自分の味方を増やして行きましょう。必ず、あなたを評価する人が現れます。「便利屋さん」になるのではと心配する事は一つもありません。様々な経験は必ず[養護の仕事]へも生かされると思います。「養護の仕事」はチームプレイ無くして成り立たない職種ではないでしょうか。

60歳代以上/青森/元養護教諭
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2015/03/28 00:13
それはお辛いでしょう。あなた(相談者)は、お若そうだし、性格もよさそうなので、何も言えないでいる。よく分かります。

私の経験から考えますと、500人規模の小学校では、クラス20前後、職員数30人前後、校務分掌もいちおう整っていると思われます。私が30代後半のときに同規模くらいの小学校へ勤務したことがありますが、相談のようなことはほとんどなかったです。それより本務がたくさんあって、その暇がなかったように思います。でも、その対策、解決法はありますよ。

まず「トイレ掃除」のこと。日本の学校は子供たちが毎日清掃します。もちろんトイレも。よってどこの学校にも清掃全体計画があるはずで、その分掌担当は教頭、保健主事、養護教諭などがするようです。児童と職員の配置計画書を作成し、職員会議に出します。トイレもたくさんあるので、この場合のように「2階男子トイレ(児童用だとして)」の割当て児童と職員もいるわけです。あなたに「、、、掃除しといて」と言った先生は管理職であれ若い職員であれ、能力の低い、失礼な方だと思います。学校組織や職員のことが分かっていない。あんがい管理職に多いのです。でも、あなたはそれに従って一人ですませてしまった。これも問題です。もし、あなたがこのトイレの割り当て職員だったら、いつものように、清掃時間に子供たちと一緒に掃除し、その方法を指導すればいいわけです。もし、他の先生が割り当てだったら、あなたは「そのトイレは○○先生が担当していますので伝えます。その上で保健上の問題がありましたら対応します」で、いいです。

次に「弁当手配」のこと。学校には職員のための親睦自治会のようなものがありますね。歓送迎会、職員旅行、忘年会など、いろいろ行われます。当校にも多分あり、年間計画もあると思います。たいがい校長が会長で、あとは全員平等に輪番で仕事をします。「春休みの職員弁当手配」はこの会の仕事に入ると思いますので、いつもあなたが頼まれるようなら、係りの先生に言って当番を決めてもらえばいいです。春休みということで、児童はいないわけですから一般の先生方も動きやすいでしょう。そもそも、休み中の昼食は個人で用意するものだと思いますがね。

しかし、こういった雑用?はどこの世界にもありますし、これを地道にこなしていくことも大切です。学校の規模や職員の質によって大きく変わることも心得ておかねばなりません。養護教諭個人の性格もありますし、そのつど考えて善処したいものです。
60歳代以上/海外/元養護教諭
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2015/03/21 15:46
仕事を辞め、現在養護教諭を目指して勉強中の学生です。
養護教諭として、また教職員として現場に立っていないので、お役に立てるのか分かりませんが、思うところがあり、投稿させていただくことにしました。
まず、ご相談者の先生のお忙しさが伝わってきて、お仕事をより丁寧に対応するためにも、専門的な仕事に集中できる環境を望まれているように感じました。養護教諭としての自覚や責任感が伝わり、私もそうでありたいと決意を新たにすることが出来ました。
私が拝見して気になった点は、諸用の頼み方・受け止め方です。頼まれた側に「何でも屋にされている」と意識させてしまう頼み方は、信頼関係や仕事へのモチベーションを下げてしまいます。もし頼んで来られた先生が「手が空いてるだろうから頼む」という心境で次々に頼んでいらっしゃるのなら、「何でも屋」という感覚を抱かれるのは自然なことで、不快な思いをされたこととお察しします。(見当違いかもしれないのですけど…)
ただ、「その頼み方を直して頂けませんか?」などとは到底伝えられないと思いますし、それこそ関係性が崩れてしまいますよね。なので、頼まれたことに養護教諭としての専門性を付け加えて、事後報告をされるといいのではと考えました。
「2階の男子トイレはいつも汚れているので、保健指導を入れてもいいでしょうか」とか、お弁当と共に先生方への食育カード等を添えて渡してみるなどすると、ただ単に「頼む」ではなく、「養護教諭として頼む」に変わるように思うのです。そうなると、専門的な仕事にも変わっていくように思います。
学生ゆえ的外れな意見となっておりましたら申し訳ありません。少しでもご相談者の先生が、心地よくお仕事されますよう、願っております。
30歳代/東京/学生
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2015/03/19 22:13
 私の場合、そのようないわゆる「雑用」が嫌いではありません。トイレの清掃などは、どうしても時間がなければ用務員さんにお願いすることもありますが、お弁当の手配でも、やって欲しいと頼まれたことはやることに大して不満を感じません。ただ、養護教諭としての仕事か?と言われるともちろん弁当の手配は養護教諭の専門性が必要な仕事ではないですが、職場で必要になったことなので、仕事の一部と言い換えることができるのではないでしょうか。それに、お気楽な考えかもしれませんが、頼む側も「この人に頼んでおけば、間違いない」と思って、信頼の上で頼んでくれていると感じることもあるので、むしろ役立って嬉しいとさえ思えます。恩を売る、というと語弊があるかもしれませんが、自分が人のために動くことは決して人のためだけではなく、必ず自分に還ってくるものだとも思うのです。例えば、自分が困って誰かに頼み事をしたとき、この人のことは助けてあげようと思ってもらえることもあるということです。だから、私は「雑用」がそれほど嫌いではないのです。
30歳代/静岡/養護教諭
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2015/03/18 19:57
私は中学校教員になって30年目です。
「それ、一般教員がするの?」と置き換えて考えてみたいと思います。
私が本務ではないのではないかと思っている仕事は、集金、集金未払いの親への集金の催促、学年の会計、教室の蛍光灯の取り替えや水漏れなどの修繕(学校は自分で直せるものや作れる物は材料を買ってきて自分で作るというスタンスです。予算がないと言われる)ゴミの廃棄などです。これらを他の人がやってくれたら、もっと教材研究や、子どもと話す時間が増えるのにと思います。ここで言う私とは教員としての専門職である私という意味です。私の専門性を集金や、水漏れ修繕に使うのはもったいないと思うのです。私は学級運営や授業で専門性を発揮したいのです。でも今の学校現場では、そのような話にはなりません。もし、私が蛍光灯は取り替えませんと言ったら他にやってくれる人はおらず、子どもが暗くて困るのです。学校が立ち行かなくなります。教育を遂行する上では環境の整備は大切であり、そこで働く教員が子どものために、「何でも屋」となることで学校は成り立っているのです。そして、学校には、誰の仕事とも決まっていない、のりしろのような仕事も存在します。
もし、養護教諭が、テーマにあるような「トイレの掃除」、「弁当の手配」を私の仕事じゃないと言ったら、結局だれがやるのでしょうか。一般教員だってそれは私の仕事じゃないと思っていますよね。現段階では学校に勤める誰かがやらなくてはいけないのですよね。
私は、他の職種に移行できる仕事の内容として、例えば会計などの事務的な仕事は事務職に任せるなどがあると思います。
それでも、本来子どもの教育活動に直接関係ないと考えられる「弁当の手配」などがありますね。これは、職場の潤滑油だと思ってやっているといいのではないでしょうか。
子どものためになることは何でも教員の仕事と言われがちですが、本務を明確にして、自分の専門性が有効に使われるように働きかけていくことが必要だと思います。

50歳代/静岡/教諭
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2015/03/17 10:55
 元養護教諭ですが、4月から養護教諭として再スタートします。
 私も初任校(小学校)では、お茶くみにトイレやプール更衣室の
清掃、毛虫退治、藤棚の剪定まで・・色々な雑用が当たり前のように
まわってきました。学校で学んだ理想とは程遠く、当時は納得いかず、
養護教諭の仕事って何だろう・・と悩みました。
 今思い返すと、その学校はとても平和で、ある意味、そういう雑用
をすることが可能な学校だったんだな・・と思います。その後異動した
学校は、正直それどころではなく、雑用が回ってくることはぐんと減り
ました。
 雑用が養護教諭にたくさん回ってくるのはおかしい!とは思いますが、
それがその学校の現実で、抗えないこともあるのが事実だと思います。
どうしたらいいのか答えは見つかりませんが、養護教諭の存在価値が認
めてもらえるよう、本来の職務で力を発揮することが大事なのかもしれ
ません(きれい事かもしれませんが)。
 どうにもならない状況であれば、雑用も子どものため!と腹をくくって
(許せる範囲で)引き受けてしまうのも一つかと思います。案外、トイレ
の見回りや清掃などを通して、学校全体の課題が見える・・ということも
あるような気がします。
 いずれにしても難しいですね・・

30歳代/神奈川/元養護教諭
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2015/03/16 11:16
こういう雑用みたいなことを頼まれるたびに、養護教諭ってなんだろう?
私はなんのために学校にいるんだろう?と考えてしまいます。
私が初めて勤めた学校は、トイレが水洗ではありませんでした。
4月の下旬ごろ、トイレに蛆虫が発生し、それが私のせいだと上司に叱られました。
汲み取り式トイレの管理も衛生の保持という視点から見れば私の仕事だとは思います。
しかし、学校中のトイレの消毒をしていたら、子どもの話を聞く時間が十分取れなくなってしまいます。
先生たちに手伝ってもらおうにも、おもらしや嘔吐があったらすぐ私を呼ぶくらいなのであてにできません。
我慢するしかないのでしょうか?

20歳代/福島/養護教諭
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2015/03/14 21:40
私も同じような思いを経験しました。今の悩みよくわかります。
私は、新規採用で着任した小学校が100人弱の学校でした。
着任したその日に、校長から、私の校内の新規採用指導者は、教務主任の先生だと紹介されました。そして、その後の教務主任の言葉は、「トイレの見回りは毎日先生がやってください」「前の先生はやってくれなかった。でも養護教諭の仕事だと思う」でした。
私は、わけがわからず「はい」と答えました。そして、トイレの見回りを毎日一人でしました。
その他にも、朝の打ち合わせの時のお茶だし、学年ごとの会計、縦割り活動を行う際の縦割りグループの一つを担当する、給食のない日の弁当のとりまとめなどをやっていました。
退職した養護教諭が指導者として、月に1回程度来てくれるのですが、その元養護教諭に、私はこのことを、聞く事も、話題にすることもできませんでした。なぜ、話題にできなかったか、、、、。今考えてみると、そんなことも聞かないとわからないの?と思われるのが嫌だったからだと思います。新規採用時は、市内の養護教諭が集まる出張に行っても、だれに聞いていいかわからなかったので、私は次の学校に転勤するまで、上記のことを言われた通りにやっていました。
次の学校は800人弱の大規模校だったため上記のことは教職員に分担されていて養護教諭はやっていませんでした。そこで、やっぱり養護教諭の仕事ではないんじゃないかと思っています。
でも、新規採用の時、それは養護教諭の仕事じゃありません、と言っていたらどうなっていただろうかと考えると、やっぱり、やるしかなかったんじゃないかと思います。

30歳代/静岡/養護教諭
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