設問

教えて達人 - ネットde事例検討

設問

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2015/08/31 19:07
[SLIPERより]
経験によって得られる力は非常に重要ですが、過信は禁物だと考えさせてくれる事例です。
養護教諭は1人職なので、人と比較して自分の仕事を振り返り、考えるという機会を持ちにくい状況にあります。そのため、正しくない、または、根拠のないことを「今までこうだったから」という理由だけで続けているということが起こりがちです。実習生の言うように、「なぜ?」の視点で、様々な日常業務を見直すことは、後進の指導のためだけでなく、自身の力量形成のために必ず役に立ちます。

たとえば、こんなことを続けていませんか?
・健康診断の医師の手洗い鉢の使用は適切?流水の方が清潔だが…
・保健室のタオルは複数の人で共有していないか?ペーパータオルを使用すべきでは…
・過呼吸の救急処置にペーパーバッグを使っていませんか?低酸素症になることがあるので、使いません…

こうして見直してみると、自分では常識だと思って長く続けてきたことの中にも、医療現場や一般的には非常識になっていることがあるかもしれません。まず、この常識のズレに気づくことが、今後の成長への第一歩になります。
問題点に気づき、改善していくためには、学び続ける姿勢が必要です。しかし、1人職である養護教諭にとって、「問題に気づく」ことは困難です。そこで、養護教諭同士で保健室を見せ合うことをお勧めします。「自分と違うところ」から問題を発見しやすくなります。これが難しい場合は、本研究会が開発した養護教諭のスキルラダーを是非ご活用ください。スキルラダーは、自分の仕事をチェックし、改善につなげるものです。ラダーを使って、振り返りをしてみることで、あなたの力量は確実に向上します。

40歳代/静岡/養護教諭
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2015/08/29 19:15
私は今まで、複数の養護教諭がいる学校で何度か勤める機会がありました。
その中で、毎回驚くことばかりです。子供やスタッフとのコミュニケーション法、判断、救急処置の方法、保健だよりの書き方など、それぞれ全く違いました。私はそこで、幾つもの学びを得ることができましたし、ラッキーだったなぁ、と思いますが、採用されてからずっと一人でやっている場合は、きっと何が普通かなんてわからないと思います。異動の時に前任者のやり方に少し触れる事があることくらいではないでしょうか。
だからこそ、養護教諭は人一倍自己研鑽を積まなくてはならないと思います。最近よく思うのは、同じ教育職でも一般教員とはやはり違うのだということです。仲間であることに変わりなくても、養護教諭は養護教諭の視点を持たなくてはならないし、それを育てるには養護教諭同士や個人の学びを深めていくことが、鍵となるのだろうと思います。出張でいく研修だけでなく、数名の仲間を集めての勉強会など、いい事例があれば知りたいし、自分もやってみたいなぁと思います。

30歳代/新潟/養護教諭
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2015/08/28 16:46
自分のことかとドキッとしました。私は救急処置のことではないのですが、歯鏡の消毒の誤りを他の養護教諭に指摘されたことがあります。ほかにも、近隣の養護教諭の話を聞いて「そうかー、そうだったんだー」と自分の間違いに気づかされることが度々あります。一人で仕事をしていると、勝手にそうだと思い込んでいることがとても多いと思います。なんだか怖くなりました。保健室での日常業務、一つ一つを見直してみたいと思います。答えになっていなくてすみません。
40歳代/福島/養護教諭
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2015/08/28 15:59
私は30年目の一般教諭です。私はこれまで、各学校で6名の養護教諭と一緒に働いてきました。新規採用の養護教諭から、30年目のベテラン養護教諭まで一緒に働いた経験があります。そこで言えるのは、養護教諭によってやり方が違うということです。保健室はいわば養護教諭の城です。保健室で行われることについてどうこういう立場にないと思っていますし、自分の学校の養護教諭を信頼して自分の学校の養護教諭がやっている事が一番正しいと信じたいです。私の前任の学校での養護教諭は湿潤療法をやっていました。傷の治りが早いことなども子どもの声から実感していました。
現在の私の学校では消毒液を綿球につけて、ちょんちょんと傷を消毒します。そして乾燥させた方がよいからと、そのままにします。自分のクラスの子どもが擦り傷をおった際、親から消毒だけで傷を覆ってもらえなかったと苦情じみたことを言われたので前の学校では湿潤療法だったと言いますと、現校の養護教諭から、「私はやりません」とキッパリと言われてしまいました。非難されたと思ったのかもしれません。でも、「やりません」ではなく「○○だと思うので、この学校ではこのやり方をやっています」と根拠と意図を話してもらえれば、私も納得できるのになあと思った経験があります。

50歳代/静岡/教諭
3 KYL21
2015/08/13 00:46
25年前の医学常識を現在も疑うことなく続けられたことに驚いています。
医学情報も学校保健に関わる法律も児童生徒を取り巻く環境なども常に変化し続け、最新の情報を適切に処理し発信する力が養護教諭には求められていると思います。
特に養護教諭は校内で唯一救急処置に関するエキスパートである必要があります。
書籍や研修、養護教諭同士の交流などを通じて、常に学び続けたいものです。
お互いアンテナを高くし、児童生徒の健やかな成長をサポートするため研鑽しましょう!
30歳代/東京/養護教諭
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2015/08/12 11:05
私だったら、学生さんに、「どうしてヒビテンですか」と言われた時に、「大学では今、そう教えているんだ」と、その根拠を自分で調べるようにしています。そして、大学で教えていることが正しいと思えば、教えてくれてありがとうと感謝し、それを取り入れようと試みます。
傷の手当は、流水、湿潤療法が、広がってきています。学校でも校医、薬剤師などに相談し、適切な方法で手当をする必要があると思います。
昔は正しいと思っていたことでも、現在変わってきていることもあります。
例として、過呼吸の時のペーパーバックも現在は必要ないとされています。
養護教諭は教育職でありながら学校では唯一の保健医療の専門知識を提供する職種だと思います。ですから、常に最新の保健医療について関心を持つ必要があると思うのです。25年前にやっていたからそのままやっているという姿勢がまずいと思います。
常に最新の情報を手に入れて、情報が適切かどうか、学校現場で適用できるかなど考える必要があります。偉い先生が言っていたから正しい、新しいから正しいと鵜呑みにするのではなく、情報が昔に比べ格段に増えたからこそ論理的に判断する力が求められていると思います。
保健医療技術などの進歩を教育現場で生かす姿勢が子どもの発育発達支援向上につながると思います。

40歳代/静岡/養護教諭
1 SH-01F
2015/08/11 22:39
養護教諭を目指している元看護師の者です。今までは、怪我をしたら消毒薬を使用して処置するというのが主流でした。
しかし、ここ数年で消毒薬がかえって傷の治りを悪くするという見解が広まりました。その根拠として、怪我すると自らその傷を治そうと液(細胞)が出るのですが、消毒薬はその細胞を殺してしまうのです。
なので、怪我をしたらまず流水で怪我をした部分に付いた土などを除去し、消毒薬は使用しないで処置を行うというのが、現在のやり方です。

個人的には、どこでどういった怪我をしたかによっては、消毒薬が必要な場合もあるかと思うのですがね。
20歳代/千葉/学生
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