設問

教えて達人 - ネットde事例検討

設問

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2016/03/02 20:08
【SLIPERより】
新たな職場に移ることは、不安ですよね。しかも特別支援学校となると、これまでの自分の経験にないことも多いでしょうし、新たな知識も必要となるでしょう。不安になって当然だと思います。
先日、特別支援学校の養護教諭とお話をする機会がありました。かなり仕事が違うだろうと先入観を持っていたのですが、全く違いました。むしろ、養護教諭の最も重要な仕事が凝縮されているという印象を持ちました。医療的ケアに注目しがちですが、技術的なことは看護師や担任教員が行うことがほとんどです。それよりも大切なことは、子ども一人一人の症状や支援の方法を共通理解して健康管理をするための、医師・保護者・教員・看護師・福祉関係者など様々な職種・機関との連携です。高い調整能力が求められます。養護教諭としての真の力が試されるのが特別支援学校かもしれません。特別支援学校の養護教諭の仕事についての理解が深まるよう、これからSLIPERも微力ながら努力していきたいと思っています。
 さて、直近の問題である特別支援学校での健康診断ですが、例えば身長や体重測定については、子どもの特性に応じた機器が準備されています。ねたまま測定できる身長計(乳幼児計測用の身長計を大きくしたようなもの)、車椅子のまま測定できる体重計など。
 初めてのことへの戸惑いは大きいと思いますが、他の教員が必ず協力してくれます。そして、あなたのこれまでの経験は必ず活かされ、比較的短期間で適応できると思います。特別支援学校で勤務することで、養護教諭として大きくステップアップできると思います。その後の報告、お待ちしています!
40歳代/静岡/養護教諭
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2016/02/29 20:14
 何をしたらいいのか、どんな仕事なのか、想像がつかないという不安な気持ちがよく伝わってきます。
 現在、全国に肢体不自由特別支援学校は多数あり、養護教諭が配置されてから40年以上経っていると思います。同じく悩んでいる仲間が全国にたくさんいるので、疑問を感じたら遠慮なく情報交換し合いましょう。また今日では4月現在在籍者数60名以上では養護教諭は複数配置されています。
 他に「医療的ケア」が必要と判断(診断)されると、学校に看護師が常置されています。さらに一般教員でも所定の講習を受け、認定されると「医療的ケア」の一部を看護師の指導下で担当したりしています。一人の子どを複数の教職員、医療関係者等と共同して、教育活動に当たっているのが特別支援学校の特徴の1つです。
 1名の養護教諭の場合は引継ぎを十分に実施しましょう。4月の健康診断までには4月1日付赴任後に十分な準備期間があるので頭を切り替えて準備に取り掛かりましょう。保健室に置かれてある記録物に全て目を通し健康診断実施のイメージを膨らませていきましょう。そして入学式で子供たちと対面です。
 私は肢体不自由高等部単独校、寄宿舎併設の県立学校に創立4年目を迎える年、2代目の養護教諭として要求として勤務しました。そこで気づいた事、心がけた事について参考になればと思い述べさせていただきます。
 @自分の目で直接観て、触って、感じてほしい。(子どもたちは自分の不調を正確に伝える言葉、能力が十分でありません。)
 Aひとりひとり個性的であり、違う人間である。いろいろな障害、疾病を併せ持っている子どもたちですが、〜の病気、障害だから、このような反応、症状を呈しているとすぐ判断するのではなく、あくまでも〜を持った〇〇さんととらえ、個人によって、体、心の不調への訴え方、症状の表し方は違うのです。仕事への慣れは、良いようで、気をつける事でもあります。

3年間小学校に勤務され、学童期の正常な発育発達を見てこられた経験を生かし、自信を持ってから新たな職場で学ばれる事を期待しています。

60歳代以上/青森/元養護教諭
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2016/02/29 18:57
養護教諭という職業は、教科教諭と違って、幼稚園、小学校、中学校、高等学校そして特別支援学校まですべての校種に勤務する可能性がある仕事です。
実際に、私の大学時代の同期は新任で幼稚園に配属された方も、マンモス中学校に配属された方も、特別支援学校に配属された方もいました。
もちろん、自分の得意分野だったり、研究したいことなどから校種を選びたい気持ちあるのはわかります。でも、みんなが自分の行きたい校種にこだわっていると、養護教諭の転勤が上手に回って行かなくなります。どうしても校種にこだわりがあるなら、4番の投稿のように私学に勤務するしかないと思います。
私が大学時代に養護実習に行った小学校の養護教諭は、前年に中学校から異動してきた方でした。なんとなく殺風景な保健室に見えましたが「中学校から来たので可愛い掲示などが上手じゃないから、現在勉強中なの!」と言って、惑いながら小学校の保健室経営に真摯に取り組んでいましたよ。
ノートルダム清心学園理事長でシスターの渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という本の中に、「時間の使い方は、そのままいのちの使い方。置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。「こんなはずじゃなかった」と思う時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。」と書かれています。
置かれた場所で自分なりに一生懸命努力しようとしている人には、きっと協力してくれる方が出てきます。この機会を自分の良い経験と思って、前向きに頑張ってくださることを願っています。



40歳代/東京/大学教員
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2016/02/29 14:07

小学校の養護教諭にあこがれてこの仕事に就いたにせよ、公立学校の養護教諭として採用(多分)されたのですから、特別支援学校や中学校への異動があってあたりまえ。それを「まったく考えになかった」とか「何をしたらいいの」「仕事の想像もつかない」など、信じられません。この際、まだお若いし、公立学校の養護教諭を辞めて、私立の小学校に再就職されたらいかがでしょうか。

でも、現実的にそうもいかない。私の経験から、養護教諭の多くは特別支援学校や中学校勤務を毛嫌いする傾向があります。そのため人事担当者はそこへの異動者には内示を出す前に慎重な対応をとるはずです。いきなり何の予告もなく内示が出されたとするなら、本辞令の前にご自分の希望を言ったり、異動理由を聞く権利があると思います。そのための内示ですから。もう一点、特別支援学校や中学校勤務の養護教諭は優秀な方が多いということです。もしかしたらあなたは養護教諭として高い評価をされているのかもしれません。つまり栄転です。ご自分を鍛えると思って頑張ってください。
60歳代以上/海外/元養護教諭
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2016/02/23 21:19
思いがけない異動にショックを受けているようですね。
異動が免れないのであれば、前向きに考えるしかありません!この異動があなたにとってよい経験となるようにポジティブに考えましょう。
私は、特別支援学校の勤務経験はありませんが、学校間の交流学習で特別支援学校の肢体不自由児とかかわった経験があります。朝、保護者から児童を受け入れ、保健室で健康観察をし記録をとること、給食時の配慮など、目で見て体験して学ぶことが多くありました。
現在は養護教諭養成をしていますが、その時の体験を学生に伝えています。そして、特別支援学校で勤務することも想定し、特別支援学校勤務の養護教諭を講師に招き特別講義を行っています。また、近隣の特別支援学校(知的・情緒・肢体不自由)に健康診断時のボランティアとして参加させていただき、現場に出る前にイメージを持ち対応できる力を学生につけさせています。
しかしながら、「特別支援学校では思うような仕事ができない、早く異動したい」と不満を漏らす卒業生もいます。養護教諭の仕事はどの校種であっても、目の前にいる児童生徒がよりよく生活することを支援することに違いはありません。特別支援学校では、養護教諭が複数配置であったり、看護師が配置されていることが多いですから、複数の目で対応でき、相談できる相手が近くにいることも利点と考えるとよいのではないでしょうか。
健康診断の心配をされていますが、先輩養護教諭に学び、その学校の子ども達に合った方法で進められるとよいと思います。養護教諭向け雑誌や本にも参考になる実践が掲載されていますよ。
目の前の子どものためにポジティブに!
40歳代/東京/大学教員
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2016/02/20 18:04
私は養護教諭を目指している学生です。今年は落ちてしまったので、来年は試験を受けながら働くつもりです。私も漠然と小学校勤務をしている自分を想像していましたが、特別支援学校に勤務といわれたら、戸惑います。
でも、うらやましいです。どこの学校でも養護教諭として働けるなら、行きます。もしかしたら相談者さんも昔そう思っていたことがあるかもしれません。私は経験には自信がありませんが、気持ちなら負けません。行きたくないとか現役の方も思うんですね。少し驚きました。
相談者さんは既に経験があるので、基本はわかっているはずですから、ただ新しい環境に戸惑っているだけなのでは?
20歳代/岡山/学生
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2016/02/05 12:03
確かに養護教諭の免許は学校種を問いませんから、特別支援学校への異動はあり得ますよね。もし、私があなただったらやっぱりショックです。不安になると思います。またどうして私が特別支援学校に行かなくてはならないのだと、不満も抱くと思います。
私は、15年目ですが、初任が3年で次の学校は中学校でした。小学校の養護教諭になりたくて養護教諭になったのにと、不満と不安だったのを覚えています。今振り返れば、その時は不満と不安で一杯でしたが、良い経験となりました。異動当初は、近隣の中学校の養護教諭に聞きまくって乗り切りました。現在は小学校に勤務していますが、中学校を見通した支援ができると思っています。ただ特別支援学校に来年異動と言われたら私も気持ちを整理するのに少し時間がかかるかもしれません。特別支援学校は養護教諭の2名体制が多いときいています。2名がいっぺんに異動ということはあまりないと思います。複数配置の相手方に教えてもらいながら仕事を進めていけばいいのではないでしょうか。

40歳代/静岡/養護教諭
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