設問

教えて達人 - ネットde事例検討

設問

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2016/08/30 15:45
【SLIPERより】
書き込みありがとうございました。修学旅行中の養護教諭の服務は、地域や校種によって違うことがわかりました。養護教諭は修学旅行に引率し、学校には看護師を雇い入れる地域、逆に養護教諭が学校に残り、看護師が修学旅行に引率する地域、そして、看護師の雇い入れのない地域もあるようです。しかし、多くの学校では、養護教諭が修学旅行に引率することが慣習となっている様子が伺えました。この機会に、以下の点から振り返ってみましょう。

・これまでの修学旅行中の事故、その間の学校での事故について、件数や状況を洗い出す。
・過去のデータをもとに、子どもの利益のためには、何が必要であるか分析しまとめる。
・看護師の雇い入れの必要があると判断した場合には、以下をまとめて管理職に提案する。
 →過去の養護教諭が留守の間に起こった事故の件数や状況
 →看護師を雇っている学校の例
 →かかる予算の概算と看護師の派遣依頼先
  (予算は公費とは限りません。保護者から徴収することも考えられます。)
 →看護師に依頼する仕事内容
 →看護師に伝える情報の種類とその管理

 検討の結果、看護師の雇い入れが決まった場合、子どもの情報伝達が必要になります。情報管理の問題もあるので、何もかも看護師に伝えればいいというものではありません。対応のポイントをわかりやすく、正確に伝えることが大切です。子どもの生活状況も含めて把握している養護教諭だからこそ、本当に必要な情報は何かを見極めることができると考えます。
 子どもの健康・安全を守るために必要であることを根拠をもとに説明できれば、「わがまま」とは言われないはずです。子どもの健康・安全を守るための最善を考えることが養護教諭の役割です。慣習に流されず、子どものために何が必要かを考えることを忘れないようにしたいですね。
40歳代/静岡/養護教諭
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2016/08/28 08:22
私は中学校に勤務する教諭です。毎年、1〜3年のどこかに所属しますので、年に1回は宿泊行事に参加しています。そこで、教諭側から考えてみたいと思います。養護教諭が宿泊行事にいてくれて安心と思った時と、いることで迷惑(ちょっと言葉がきつくてすいません)と思った両方の経験があります。安心と思った時は、その養護教諭が、応急手当はもちろんのこと、持病、発達の問題も含めた特別支援の対象者にも手厚く支援をしてくれ、さすが、いてくれて助かったと思いました。担任の上を行く配慮が子供になされていました。もちろん、この養護教諭は、普段から頼りになる方で、この養護教諭が学校にいない間、残されている学校の生徒、教員たちは不安に思いました。でも課外活動では、不測の事態が校内よりも起きやすいものです。ですから、もちろん学校にもいてほしいけど、二人はいないわけだから、校外の行事があるときは校外の行事が優先されるということで、良いと私は思います。迷惑と思った経験は、校外行事について行く時、ついてきてやっているという姿勢の方です。お客さん気分で、その養護教諭に気をつかうのです。養護教諭自身が体調を崩してしまったこともあります。さらに、その養護教諭は、子供が怪我や病気の時にしてくれる判断が、大したことがないのです。怪我をしたというと、軽症、重症にかかわらず、ただ、病院に行ってくださいというのです。それだったら私でもできるよ、と思います。そういう方だったら一緒に行ってくれなくていいと思います。ただ、この場合は、学校にいても同じで、あまり頼りになりません。
行くか、行かないべきかという質問から少し離れてしまいましたが、まずは、一緒に行って欲しい、なくてはならない存在、惜しまれる存在になって欲しいです。


50歳代/静岡/教諭
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2016/08/15 21:24
 修学旅行の引率に養護教諭が同行すべきか、他の子ども達のために学校に留まるべきか・・・。昨年の引率先での仕事内容や養護教諭不在の学校で救急車を要請したことを考えると悩ましいところですね。
そこで確認したいのですが、昨年の修学旅行後にこの件について教員間で話題にはならなかったのでしょうか? 校長先生や教頭先生はどのようにお考えなのでしょうか? きっと学校では救急車要請という緊急事態に、大変な思いをなさった先生が複数いらして、「養護教諭がいてくれたら・・・」と思ったことでしょう。でも、今年も養護教諭が修学旅行の引率を行うことになっているということは、管理職の先生をはじめ、多くの先生方が修学旅行に養護教諭が同行することを良しとしているのではないでしょうか。何をもって良しとするかは色々な考え方があると思うので正解はないと思います。
引率の日も近づいているようなので、今年は昨年同様に修学旅行に同行し、先生ご自身のお考えをまとめ、必要であれば、管理職の方にお考えをお話しされるのもよいのではないでしょうか。この件で管理職の先生とお話しするのが難しいようなら、個人面談などの機会を利用し、自分の意見や希望を伝えしてみてはいかがでしょうか。必ずしも自分の考えているように物事は進まないかもしれませんが、管理職の考えは確認できると思います。
ちなみに、勤務校(私立小学校)では、同じ日に異なる場所で2学年の宿泊行事があり、養護教諭2名が、それぞれの学年の宿泊行事に同行します。学校には日雇いの看護師が勤務し、残る4学年を見てくれます。このパターンが5年以上続いているため、理由を確認したところ、看護師に学校での保健室対応を頼むより、宿泊行事の引率を頼むとなるとコストが高くつくからとのことでした。私立の学校だと経営面を考えざる負えないのが実情かもしれません。何を第一に考えるかは色々なのだなあと感じた次第です。
子どもや保護者、同行する教員の立場からみれば、普段の子供の様子を知っている養護教諭が宿泊行事に同行していることは心強く、コミュニケーションもとりやすいのではないでしょうか。メリット、デメリット両面から考えていきたい問題ですね。

40歳代/神奈川/養護教諭
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2016/08/14 10:24
これまで、修学旅行や野外活動など、宿泊を伴う行事に引率しなかったことは一度もありませんでした。恥ずかしながらそれを疑問に思ったこともなく、当たり前だと思っていました。しかし、管理職や他の職員には「養護教諭がいないときに限って救急車呼ぶような事故が起こるんだよね」と言われたことが何度もあります。養護教諭経験15年の中で自分が救急車を呼んだのは1回だけですが、私が留守の日に救急車を呼んだことは3回ありました。学校の規模や校種、子どもの持病、地域性などによって、宿泊行事おける養護教諭に求められる仕事は違うと思うので、この方にはなんとお答えしていいかわかりません。ごめんなさい。でもこの機会に、今の学校で自分の引率が必要かどうか、考えてみたいと思っています。問題提起ありがとうございました。
40歳代/静岡/養護教諭
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2016/08/09 11:53
私の地区では遠足や宿泊には派遣の看護師さんが同行するため、私は一度も参加したことがありません。
地区により色々なのですね!
30歳代/東京/養護教諭
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2016/08/06 08:57
これまでに、養護教諭が修学旅行に行かなかった学校の経験が1度あります。それは高等学校でしたが、隔年で養護教諭が引率するとなっていました。ですから、養護教諭が引率しない年が当然あるわけですが、その時は保健主事が引率していました。なぜその学校はそのような制度になったのか、は不明なのですが、養護教諭の負担軽減なんだろうと自然と考えていました。(聞けばよかった)
また、他の学校の経験では、必ず養護教諭が修学旅行に引率するものの、残された生徒を見るために、3日間だけ看護師が来て保健室で応急手当を担当するという制度の学校もありました。(県外の私学です)
後者の例では、学校がそのために費用を負担しているので、どの学校でもすぐに取り入れることができる方法ではないかもしれませんが、この学校の時は、養護教諭不在状態で離れなくてはならないということがないため、とても安心して修学旅行の引率をすることができたのを記憶しています。
他に考えられることとしては、近隣校区で複数配置の学校があれば、修学旅行の期間だけ保健室を担当してもらうなど、市や県の教育委員会主導で検討していかなくてはならないものだと思いました。
30歳代/静岡/養護教諭
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2016/08/05 17:12
元養護教諭、現在は養護教諭養成の大学教員です。私が養護教諭をしていた12年間で、宿泊行事の引率をしなかったことは一度もありませんでした。つまり宿泊行事に養護教諭が引率することは当たり前で、何の疑問も持たずに引き受けていたわけです。周りの学校の他の養護教諭も、小さな子どもがいても引率をしていた記憶があります。しかし、現職を離れて他県の大学院に進学した際に、小学校の修学旅行に養護教諭が行くことができないということで代理で引率をした経験があります。「養護教諭が引率できない」のは、養護教諭の都合ではなく、「学校に残る児童の方が多いから」といった理由でした。その時、養護教諭が引率しないこともあるのだということを初めて知り、自治体が変わると考え方が変わるのだと感じました。
私は、普段見ている子どもたちの引率と、初めて会う子どもたちの引率と、両方を経験したわけですが、どちらが安心して引率できたかというと普段見ている子どもたちであったのです。それは、普段見ている子どもたちですからその子の体調の悪さや背景が分かりやすいわけです。初めて会う子どもたちは、事前に養護教諭と引き継ぎをしていても普段の様子が分からないこともあり、応急手当だけで終わっていたように思うのです。雇われでその場だけいればよい仕事だからそれでよいのかもしれませんが、何か物足りなさを感じた記憶があります。
いずれにしても、子どもにとってどちらがよいかを考えることが重要なのかと思います。
40歳代/東京/大学教員
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2016/08/03 20:34
私は養護教諭になって20年目です。養護教諭として採用されてから一度もかかさず、6年生修学旅行1泊2日、そして5年生の体験教室(2泊3日)に引率しています。もちろん、引率する人数よりも学校に残る児童の方が多いです。でも、私の所属する自治体では、養護教諭が引率するのは当たり前で、引率しないことの方が特別で、お子さんが小さく外泊できないというような養護教諭自身の家庭の事情と聞いています。他の自治体では、看護師を雇い、養護教諭は学校に残るということも聞いた事があります。
「行かない」ということはわがままではなく、子どもの利益を考えたとき、どういう風にするのが一番良いかという提案だと思います。まず、「行かない」理由を説明し、職場で相談してみるのはどうでしょうか。

40歳代/静岡/養護教諭
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