設問

教えて達人 - ネットde事例検討

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2017/10/04 09:02
【SLIPERより】
「学校環境衛生基準(平成21年4月1日施行)」では、「学校の清潔、ネズミ、衛生害虫等及び教室等の備品の管理に係る学校環境衛生基準」として、「校舎、校地内にネズミ、衛生害虫等の生息が認められないこと」とあります。また、「学校給食衛生管理基準(平成21年4月1日施行)」においても、「学校給食施設及び設備は、ねずみ及びはえ、ごきぶり等衛生害虫の侵入及び発生を防止するため、侵入防止措置を講じること。また、ねずみ及び衛生害虫の発生状況を1ヶ月に1回以上点検し、発生を確認したときには、その都度駆除をすることとし、必要な場合には、補修、整理整頓、清掃、清拭、消毒等を行い、その結果を記録すること。なお、殺そ剤又は殺虫剤を使用する場合は、食品を汚染しないようその取扱いに十分注意すること。さらに、学校給食従事者専用の便所については、特に衛生害虫に注意すること。」とあります。つまり、給食施設が校地内にあればなおさらですが、駆除することが原則となると解釈されます。
「環境衛生」のスキルラダーでは、ステップ1の1では「学校環境衛生基準に基づき検査ができる」、6では「校内巡視の必要な場所と内容を説明でき実施できる」、7では「環境衛生検査の結果について学校薬剤師に報告し相談できる」とあります。新人期であっても環境衛生基準を理解し、結果を利用して学校薬剤師と連携を取ることが求められます。ステップ2では課題を見出すこと、ステップ3では主導的に改善を提案することが求められます。
 命の教育に関しても無視できませんから、子どもの前では駆除することに対して配慮し、子どもの目の届かないところで駆除をしっかり行うことが適切ではないかと考えます。また、ゴキブリが出るような不衛生な環境にならないように日々清潔を保つことができるような予防も必要です。養護教諭の専門性を活かし、「環境衛生基準では、駆除することとなっていますから、きちんと駆除しましょう!」と管理職や担任に提案しましょう。
40歳代/静岡/養護教諭
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2017/09/30 16:08
私は北海道の学校に勤務していますが、こちらではゴキブリに遭遇することはほぼありません。生まれも育ちも北海道だと、本州で初めてみたゴキブリを「カブトムシの仲間だと思った」という強者もいくるらいです。
この投稿をみて「地域によって対応する害虫がちがうんだ」と気づきました。そして、ふと、「ゴキブリの害ってなんだろう?」と思っていろいろ調べてみました。
そうしたら害虫には「見た目が気持ち悪い不快害虫」、「菌やウイルスを運ぶ可能性がある衛生害虫」、「家や農作物などに被害を与える経済害虫」がいるそうで、ゴキブリはこの3つのすべてに該当するとのことでした。
「害虫駆除」と「命の教育」のバランスは難しいと思います。でも、害虫の中には人間の生活に影響を与えるため「駆除しなければならない害虫」がいることを、理由を明確にして説明するとよいのかなぁと思いました。
30歳代/北海道/養護教諭
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2017/09/30 10:04
私が以前勤めていた学校では、羽アリが大量発生し対応した経験があります。その時は管理職が学校薬剤師に相談をし、学校薬剤師に来校いただき駆除しました。夏休み中の出来事だったので、子どもの目に触れることはなかったです。また、今回話題になっているゴキブリですが、教職員用の給湯室で発見したときは殺虫剤でその都度駆除していましたが、教室で発見し、子どもの目に触れるような状況があった場合、命の教育といわれると躊躇してしまう気がします。
20歳代/群馬/養護教諭
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2 Safari
2017/09/20 04:26
100%ゴキブリがいないという環境はあり得るのでしょうか。命の問題と、衛生面の問題は別の問題ですがここでは同じ土俵で話題になっていると思います。ゴキブリは衛生上駆除しなければならないものだと思いますので、命の問題とは別に考えた方が良いと私は思います。害虫として、駆除したと子供に説明すればよいと思います。

40歳代/静岡/養護教諭
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2017/09/05 15:06
ジレンマですね。ゴキブリは駆除しなくてはならない、でも片方では命の大切を教えている。どんな小さな命であっても命である、と教えているわけです。「害虫はいいの!」などと言っていると大人の都合を押し付けるような気分にもなります。
特に小学校低学年の児童は、こっちは良くて、こっちはダメなんて線引きの理解は難しいのではないでしょうか。あとはタイミングの問題もあると思います。命の話をした直後ですと、やはり子供は混乱しますよね。
害虫は衛生的に問題がありますから、はやり最終的には駆除すべきですが、もし子供から「殺さないで」という声が上がるのなら、その場は外に逃がすのはいいと思います。そして子どもの見えないところで直接駆除したり、駆虫薬・わなを置いたりするのはどうでしょうか。(逃がすのも抵抗あるのは事実ですが…)
もっといいのは日ごろから環境を清潔に保ち、害虫を発生させないことだと思います。
50歳代/東京/元養護教諭
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