教えて達人 - ネットde事例検討
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2017/12/04 09:25
【SLIPERより】
復帰への不安は当然です。学校から離れている間にスキルの低下は必ずあると思います。しかし、元々の経験があるので、取り戻す時間は短くて済むはずです。昔のようなスタイルで仕事できないと覚悟を決め、今までの自分と比べることなく、新しい仕事のスタイルを作っていきましょう。
復帰に向けて、情報収集も必要ですが、家庭内の調整をすることが最も重要です。子どもが保育園に慣れないことには、復帰はできません。子どものことは手を抜かずに、最優先で取り組むべきでしょう。自分の子どもにとって親の代わりはいないのですから。送り迎えや家事の分担も、夫婦のみでなく、祖父母や近隣の方々なども加えておくことをお勧めします。少しでも多くの支援者を得ておくことがもしもの時に役立つはずです。職場や養護教諭の仲間の先輩ママたちに話を聞いて、子育てや家事の効率化の技も学ぶといいですね。
勤務する都道府県の制度も事前に調べて利用しましょう。短時間勤務や看護休暇、部分休業などが整備されているはずです。
一生の中では、妊娠・出産だけでなく、自分や家族の病気、親の介護などいろいろなことが起こります。しかしどれもずっと続くわけではありません。あなたの家庭にとってはこれが初めての試練かもしれません。乗り越えることで、家族の適応力・連帯感が高まる、子どもが直面する問題や仕事をする母親の気持ちがわかるなど、得ることは大きいはずです。
しかし、家庭が大変でも、1人職である養護教諭の仕事はきちんと果たさなければ子どもの不利益につながります。優先順位をつけ、自分でなければできないこと、担任など他の職員でもできることを明確にしましょう。
また、もともと残業しないと仕事が片付かなかったことには、なんらかの問題があったと考えることはできませんか?教員は、子どものために無理をするのが当たり前という文化が根付いている学校という職場ですが、 労働安全衛生上からも養護教諭が率先してそれを打破していくくらいの気持ちがあってもいいのではないでしょうか。勤務時間内にすべきことができるように仕事のマネジメント力をつけましょう。
職場に迷惑をかけることはないとは言えませんが、そこはお互い様です。ここで踏ん張って、素晴らしい養護教諭となることが職場や子供たちへの恩返しになると思います。応援しています!
40歳代/静岡/養護教諭
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2017/11/30 01:03
これはあなたの意志の問題ですね。あなたは「両立できる自信が持てない」と言っています。それなら今回は復帰せず、もうしばらく産休制度を活用して次への準備をしたらどうでしょう。
「仕事と育児を両立できるか」は多くの養護教諭が抱えてきた大きな問題です。私も40年前には育児と仕事の両立で奮闘していたのを思い出します。当時の産休制度は十分でなかったですが、それでも一般企業より遙かによかったです。今は育児休暇や配偶者の産休などなど、至れり尽くせりの制度があるようですね。それを上手に利用して、上手に復帰すればいいと思います。後は、あなたの仕事に対する姿勢ですね。あなたの実力を十分発揮してほしいです。
その点、アメリカは先進国の中で唯一、法的に有給や育給のない国。学校の先生は夏休みも無給です。なので、産後仕事を続けるためにはナニーやシッター(自給約2000円)を雇うかナーサリーという保育施設(月謝約20万円)に入れなければなりません。おまけに、復帰しても仕事ができなければ、どんどん首を切られます。しかし実力には男女の差別はありません。アメリカの働く女性は本当にたくましいです。
60歳代以上/海外/元養護教諭
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2017/11/15 20:30
不安だと自覚できているのであれば、不安を解消するように行動あるのみだと思います。休んでいたのですからそのブランクに対して不安を感じるのはもっともだと思います。私の周囲では夫婦で中学校教員、近くに夫婦ともに手伝ってくれる両親がおらず、2人で子育てをしなければなりませんでした。女性が育休を取っていたのですが、復帰しませんでした。復帰したかったけれどできなかったのです。定時で帰ることができず、子供の保育園の送迎ができないことが原因でした。逆に言えば定時で帰ることで職場に迷惑をかけるからと言う理由でした。出産を期に両親と同居する、両親の近くに引っ越すと言う夫婦もいます。子育てと仕事の両立は本当に自分たちだけではやはりできないですよね。でもどうにもならず復職を諦める教員がいることも事実です。
迷惑をかけると萎縮するのではなく、今できることを一生懸命やれば、職場の人もサポートしてくれると思います。子育てに理解がない職場はないと思います。まずは、復帰できる可能性があるのですから、それを大事にして欲しいです。
30歳代/静岡/養護教諭
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2017/11/14 10:19
養護教諭であることももちろん大事ですが、私は一人の人として生きることのほうが大事だと思います。
子供を産んで育てること以上に大切なことはないといつも思っています。もちろん、仕事をして収入を得るのですから、それなりの責任は果たすべきだとも思います。しかし、子供に手がかかる時期なんて人生の中ではほんの一瞬の数年間だけです。その間くらいは、子供を中心に生活するべきだと思います。
実は、私も仕事についてすぐに妊娠し、産休に入りました。その時は、多くの方にご迷惑おかけしましたし、仕事復帰には大きなプレッシャーを感じました。その時、先輩に言われたことを今でも覚えています。「養護教諭の代わりはいくらでもいるけど、お母さんの代わりはいないよ。」
子供が成人した今では、あの時の経験があってこそ、今の自分の仕事があると思えますし、産休から復帰する方を応援してあげたいと思っています。それは、あの頃、自分が仕事のことばかり気にしていて、子供たちに十分手をかけてあげられなかったという後悔もあるからです。
今は、ワーママを応援する様々な支援があります。それらをうまく使って、この時期をなんとか乗り越えてください。いつか、立派な養護教諭に成長して、皆さんに恩返しができる日がくると思います。
40歳代/福島/保護者
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2017/11/08 11:22
厳しい言葉ですが、採用されて2年目で産休に入るって・・・軽率だったのでは?
実質1年と少ししか働いていないということですよね。
私だったら、まだ仕事も満足に覚えていない・経験も少ないうちに産休に入るなんて考えられません。
初任の状態で復帰するのですから、不安が大きいのも当然のことでしょう。けれど、それも自業自得だと思います。
・・・と今更こんな事を言っても仕方ないので、1の方のように学校を何度も訪ねたりして引継ぎをしっかりしてもらうことが大切だと思います。
一人職である養護教諭が「不安だから・まだ初任だから仕事ができない」なんて言うのは言語道断ですから。
私自身、働き始めて4年目になりますが、色々あって途中半年間のブランクがありました。
もう一度養護教諭として働くことになった時、もちろん不安はありました。
なので働き始める前に、養護教諭向けの雑誌を読んだり、学生時代の教科書を引っ張り出して勉強したりしていました。
働き始めてからも、様々な研修会に参加し、普段の職員や保護者との会話を大切にしています。
そうしているうちに不安もなくなり、今は仕事が楽しいと思えるようになりました。
既婚ですが子どもがいないので参考にならないかもしれませんが、相談者の方が自信を持って養護教諭の仕事に取り組めるよう願ってます。
20歳代/愛知/養護教諭
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2017/11/07 21:26
ちょうど、先月から産休に入ったばかりです。とはいっても、次の子で二人目の出産になります。しかも、一人目の子を出産し、3年の育休が終わる前に今の子ができたので、続けての産育休になります。ですので、かなり長い期間学校現場には戻らないことになります。私は、採用されて1年たたないうちに結婚・妊娠したので、まだまだ初任のままです。なのに戻る頃には、中堅と呼ばれる年齢になってしまうので、今回の質問者様?の気持ちが本当によくわかるんです。不安で仕方ないです。今でも毎日がてんやわんやだというのに、家事と子育てと仕事の両立ってできるのでしょうか。友達の話を聞くと、午前2時ころに気を失うように床で寝ている、なんて話も聞きます。全てが中途半端になりそうで、自分が追いつめられるのではないか、うつ病などになってしまうのではないか、とまで心配になります。仕事は好きです。でも不安です。その場になればなんとかなるんだよ、と言われますが、ぜひ私も他のみなさんの意見をお聞きしたくて投稿しました。
20歳代/宮城/養護教諭
1 arrowsM03
2017/11/07 19:06
4年前に出産、育休を経て1年半後の4月に復帰しました。現在復帰後3年目の養護教諭です。
まず初めに、今回の事例は当事者の本音をよく反映し、多角的な課題を明確に示す秀逸なものだとは思いますが、ちょっと正直すぎて「意欲も自信も知識も今まで自分の不在時を支えてくださった方への感謝も無いなら、別の道を考えた方が…」と言いたくなってしまいます。復帰しないといけないからする、かのような印象です。視点を変えて、自分のお子さんの学校の養護教諭がこんな気持ちでいる学校に通わせたいと思われるのでしょうか?
もちろん子育てにはお金がかかりますから、働かねばならぬということもあるでしょうし、現実にこのようなお考えの方もいらっしゃるのかもしれませんが、それはお心に秘めて頂きたいです。なので、やる気はあるが色々な状況の変化に対する怖さもある、という人だと仮定しますね。
私自身は別の時期に復帰することを考えたこともありますが、結果的には4月復帰しました。希望と、制度と、管理職との相談を踏まえて決まりました。その上で感じたメリットを挙げます。
・子どもを保育園に入れやすい(というか他の時期では入れない)
・健診は計画時期({emj_ip_}3月)の方が知識や慣れが必要。4月以降はやることがハッキリしている(体はしんどくとも)
・育児部分休業や時短勤務について相談しやすい(私は利用しませんでしたが)
・子どもたちも先生方もメンバーが変わるので色んなことを尋ねやすい
私は育休の間に、何度も現任校を訪ねました。転勤と違い、時間の都合を合わせやすいので平日の落ち着いた時間を狙って伺い、ちょっとずつ引き継ぎをしてもらった形です。ご挨拶も兼ねて子どもを連れて行ったこともありますし、入園予定の保育園の一時保育を利用して子どもは預け、じっくり引き継ぎをしてもらった日もありました。
お住まいの自治体にもよると思いますが、ワーママを支援してくれる施設や相談窓口もあるのではないでしょうか。
子どもを生む前は、私の至らなさ故に若いし頼りないし…という目で見られることもありましたが、出産を経たいまは、自分の子育ての悩みを引き合いに出して生徒と話をしたり保護者の方と話をしたりすることで、深い生徒理解ができるようになったと思います。
とは言っても、復帰前は何もかも不安に思えるときがあるかもしれません。
そのような時は自分の不安や怖さを全部書き出して、一個ずつ相談すべき場所・相手と利用できる制度を調べていくと気持ちも現実も整理されます。
子育ても仕事も一人ではできません。日々実感しています。ここまで頑張った自分も褒めてあげて、そこまで自分を支えてくれた人にも感謝を伝えて、この仕事が好きだという気持ちを取り戻してから復帰されれば、自分の子も学校の子もより愛おしく感じられるのではないでしょうか。
30歳代/広島/養護教諭
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