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2018/05/02 17:05
【SLIPERより】
職場環境が変化する中での漠然とした不安や焦りは、誰でも経験するのではないでしょうか?特に大規模校から小規模校への異動は、保健室経営も当然変化しますし、校務分掌も多くなったりして戸惑うことも多くあると思います。今回の質問者さんの悩みは「周りが経験して成長していることに対する不安」なのですよね。まずは、自分の不安を整理して「不安を見える化」してみましょう!
「来室が少ない」「これといった問題がない」とありますが、来室が少ない理由を分析してみましたか?少ない理由として学校内の体制が整っていることや、家庭の状況の落ち着きといったことが背景としてあるのではないでしょうか?もしそのような状況であれば、健康診断結果から子どもの健康問題を見つけ教育を行っていくことや、予防教育も行うことができます。小学校ですから家庭との連携も重要になりますし、保護者を巻き込んだ健康教育も可能ですよね。更に進んだ指導が可能と言うことです。
そして、来室が多いと目の前の仕事に追われがちで、余裕がなくなることもあります。来室が少ないのを強みにし、「保健室から出て教室での子どもの様子をみる」「多くの校務分掌を経験することで学校全体がみえる」ということも可能になるのではないでしょうか?
「経験ができないと学びにつながらない」と感じているようですが、専門誌などに各種研修会・勉強会があるので積極的に参加して学びを深めていくことや、周りの養護教諭の経験をシェアして自分の学びにつなげ、一緒に解決策を考えることで力をつけていくのもよいですね。ぜひラダーの「自己研鑚」を参考にしてください。
不安に思うこと、解消できるように改善していくことが次のステップにつながります。がんばりましょう!
40歳代/静岡/養護教諭
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2018/04/30 22:56
私も他投稿された3名の先生と同じ意見です。「遅れを取っているのでは、、」と感じるあなたは逆に「私も、もっといろいろしたい」という前向きの思いがあるはず。正規採用になった誇りと希望を胸にぜひ頑張ってください。
私は養護教諭になる前、大きな私立病院で働いていました。当時、地域関係機関との連携も始まり、私はナースの傍ら、ケースワーカー、保健師として相談室を任されました。学校や保健所、行政保健福祉機関などを訪問したり、多忙の毎日がつづきましたが、新分野を開発していく喜びと、何よりも地域医療の貴重な勉強をしました。その後、養護教諭として採用され、僻地の小規模校2校(児童数19人と80人)を兼務しました。それでも、病院よりずっと時間の余裕もあり、学校保健の基本を学びながら、投稿3の先生と似た経験をしたことを懐かしく思い出します。
60歳代以上/海外/元養護教諭
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2018/04/23 09:14
遅れを取っていると思うのは,もっと成長したいという思いがあるからだと思います。その思いがあることは素晴らしいですし、何も焦る必要はないと思います。
私も新採用の時は全校児童100人くらいの小さな学校に赴任しました。自分の想像していた養護教諭のイメージとはかなり違う仕事を経験させてもらいました。通学区児童会の担当や清掃主任、給食主任として給食費の計算などもしていました。でもその時の経験のおかげで、学校全体が見渡せるようになったと思います。学校の組織がどのように動いているのかを理解することは、学校全体を動かしていく養護教諭にとってはとても重要なことだと思います。予算の組み方や使い方、企画を通す時の連絡調整、会議の主催などなど、この時期に学んだことが今になって役に立っています。今の学校でしか学べないことをしっかり学んでほしいと思います。
40歳代/福島/養護教諭