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教えて達人 - ネットde事例検討

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2018/09/05 14:39
【SLIPERより】
現状から熱中症予防の対応に不備を感じ、それを養護教諭として職員会議で提案したというのは組織活動として大切なことができていますね。さて、問題はここからですね。提案してみたものの、それが様々な意見により実現できなさそうである、ということです。
スポーツドリンクにはかなりの糖分が含まれています。運動する際には、エネルギーとしてその糖分は必要ですが、日常的な飲み物としてはどうでしょうか。むし歯や肥満のデメリットが考えられ、そこを危惧している意見が多いということでしょう。その他にもペットボトル症候群、金属容器に酸性飲料を入れることで起こる食中毒の事例もありますので、それらについても知っておく必要がありますね。しかし、校外学習や暑さ指数が危険になるような日は命を守る行動の方が優先でしょう。
次にあなたが提案する際には、まずは根拠を持って説明することが求められます。メリットとデメリットの両面があること、薄めて飲用する・定期的にうがいをさせるなど運用上のルールを決めることなど、デメリットへの対応も含めた提案にすることが必要です。保健便りや直接の保健指導により、家庭・児童生徒に情報をしっかりと提供した上で家庭・子ども自身に考えさせ、自分に必要な行動を選択させることが理想です。
また、各校に配付されている環境省の『熱中症環境保健マニュアル』(2018年3月改訂)も参考にして対応してください。

40歳代/静岡/養護教諭
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2018/09/03 19:14
北海道で小学校で養護教諭をしています。
北海道の小中学校のエアコン設置率は47都道府県で最下位(普通教室0.3%、特別教室3.3%)です。これはエアコンを必要とする程の暑さになることは、年に数日しかないからです。しかし、今年の夏は他都府県と同様に、日数としては数日でしたが猛暑日があったので、暑さに慣れていない、そしてエアコンがある家庭が少ない北海道の子どもたちが、この猛暑に耐えられるのか?と不安な毎日を過ごしました。
熱中症は最大の学校健康課題でしたが、本校でもスポーツドリンクの持参は認められませんでした。
校長先生がおっしゃるダメの理由は「基本的には水分補給は水で十分。万が一、熱中症の疑いがある子どもが出たら、その時は保健室で経口保水液を飲ませれば良い」ということでした。
体育や部活時に数名、体調不良者は出ましたが、幸い救急搬送するような事態にはならずホッとしました。
この猛暑は今年だけなのかもしれませんが、「北海道だから大丈夫!」という時代じゃなくなったのだと実感し、暑さ対策に疎い北海道の教員たちにどのようにして熱中症の危険を周知していけばよいのかを考えさせられた夏でした。


30歳代/北海道/養護教諭
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2018/08/30 04:45

アメリカの暑さも尋常ではありません。わが家の田舎町(WV州)の人々も陽の高いうちは危険なので外に出ません。やはり、世界的な現象、地球温暖化と関係しているようですね。

さて、今月のテーマは中学校での熱中症対策。熱中症は、高温多湿の屋内外で30分以上の労働やスポーツなどにより大量の汗をかくことによっておこりやすくなるといわれています。よって、考慮すべきは部活動、体育の時間、他教室外活動でしょうね。それらの指導にあたる先生は特に注意が必要です。特に屋外でのランニング・ダッシュや競技の練習の後、また、初心者や肥満傾向の生徒に死亡例が多いようです。

よって、学校全体としてスポーツドリンク持参の許可を出すというより、スポーツ活動部の決め事、臨機応変の対応などでいいと思います。後は、学校環境を整えることと、炎天下では部活、体育や屋外活動を控えることだと思います。


60歳代以上/海外/元養護教諭
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2018/08/29 20:03
私の学校では、昨年度までは、水筒の持参は家庭の判断で自由(持ってきても持ってこなくてもよい)。水道水は飲料水として飲むことができる。持参する場合は無糖のもの、温度も自分の体調に合わせて温かいもの、冷たいもの自由としていました。ですが、今年度の猛暑で、熱中症による死亡事故が起きており、再考しました。スポーツドリンクについては、学校としてはスポーツドリンクを必ず持ってくるようにという指導はせず、家庭の判断としました。つまり持って来たければ持って来ていいですよ、というスタンスです。スポーツドリンクについては、見解が様々あり、判断が分かれるところです。カロリー、糖分が問題であり、積極的に勧めるには二の足を踏んでいます。

40歳代/静岡/養護教諭
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2018/08/22 11:05
高校で養護教諭をしています。高等学校なので、持参する飲み物は基本的に自由です。この夏は小学生の死亡事例が出るほどの猛暑ですから、何らかの対策は必要だと思います。エアコンが入ればまだ違うのでしょうけれど、それはすぐに何とかなるものでもないでしょうから、できることからどんどん提案していくべきだと思います。周りの養護教諭にも聞いて、周囲の状況を伝えるということも有効かもしれないと思います。
20歳代/埼玉/養護教諭
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