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教えて達人 - ネットde事例検討

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2020/11/12 22:16
【SLIPERより】
臨時採用のまま養護教諭の仕事を続けることへの不安、とてもよくわかります。「養護教諭の仕事は大好きなのだけど・・・」と言いながら、別の職についた方を何人か知っています。しかし一方で、「合格するまで頑張る!」と粘り、10年目に合格した方もいました。大切なのは、あなた自身が後悔しない人生を選ぶことだと思います。養護教諭になって7年とのことですが、この先の生活はもっと長くなります。この時間を何のために何をしますか?
正規の採用にこだわるのであれば、採用の競争倍率の低い自治体の試験を受けるというのも一つの方法です。しかし、たとえ正規でなくても、同じ自治体で長年にわたって養護教諭の職を繋いでこられたということは、貴方の人柄や仕事ぶりが評価されているからではないでしょうか。これまでの実践を強みに、今の自治体にこだわるのもよいと思います。
ここからは、養護教諭の採用試験対策についてお話ししてみます。最近の傾向としては、経験者を優遇する傾向が強くなっています。看護師の免許をお持ちとのことですが、そうした他職種の資格が加点対象になっている自治体も出てきています。
1次試験では、教職教養や専門科目の筆記試験にクリアする必要がありますが、7年の経験があると教職教養試験が免除になっているのではないでしょうか。そうは言っても、まずは1次試験の専門科目で点数を取らない限り、先に進めません。学校で勤務しながら迎える7月の採用試験は、健康診断シーズンの直後にあたり、直前に詰め込む勉強方法は無理です。不合格がわかったその日から、毎日継続して勉強をする習慣づけをするのが効果的です。
そして、経験者にとっても手強いのが面接試験です。面接試験対策をここにいくつか挙げてみます。とにかく自身の振り返りと練習あるのみです!

・これまで学んできたことや経験をもとに、自分の強みを明確にする。
→取得した資格、学び続ける意欲をアピール
・どうして養護教諭になりたいのか、どんな養護教諭になって何をしたいのかを具体的に
書き出してみる。
→教育者としての夢を具体的に語ることができる準備を
・これまでの養護実践でうまくいったこととうまくいかなかったことを振り返り、その
原因を書き出す。
→経験をもとに自分の長所や短所、経験からの学びを具体的に語ることができる
・勤務先の校長などに面接の練習をお願いする
 →校長が面接官をしている自治体が多い。管理職の視点からの意見は重要
・面接の様子を動画で撮影し、客観的に自分の受け答えを分析する。
 →自分では気付かない癖や不自然な表情などが見えてくる。
・自治体が求める教師像を把握しておく
 →協調性、報連相、連携など、教員としての基本的な資質も整理しておく
・子どもを取り巻く社会情勢や教育の現状を把握しておく
 →社会に求められる養護教諭像が明確になり、質問されやすいことがわかる。

実践の振り返りをすると、自分がいかに頑張ってきたかが見えてくると思います。あきらめずに前に進んでもらえたら嬉しいです。
40歳代/静岡/養護教諭
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2020/11/08 13:05
私は「あなたはここで考えを新たにして、進路の再考をすべき」だと思います。

あなたはずっと臨時任用や非常勤として働いてきましたから、周囲の先生方やあなた自身も「正規職員ではないのだから」という固定観念があったのだと思います。養護教諭は学校内でたった一人の特殊な職種です。他の先生方との比較や競争が少ないですし、あなた自身も自分が見えにくいものです。

これまで、あなたは養護教諭として真剣に仕事をし、本採用に向けて本気で頑張ってきたでしょうか。私は疑問に思います。2次試験(面接?)で不合格になったのも、試験官はそういうあなたを見抜いたのかもしれません。

看護系の大学に入学した時の気持ちを思い起こしてください。きっと何か希望や目標があったはずです。多くの資格をお持ちのあなたは優秀に違いありません。この事態をチャンスだと思い、今後の方向を決めてください。これも実力、それを発揮できるかどうかは、あなた次第です。

投稿3の先生、ご自分の経験談をありがとうございました。素晴らしい!感動しました。私もとても励まされました。

60歳代以上/海外/元養護教諭
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2020/11/06 15:55
私は8回受け,そのうち2次試験にも2回落ちています。2次試験で不合格となると何がいけなかったのだろう…と自分自身を否定されたような気持ちになってしまったことを思い出しました。自分の人生がなかなか進まないような感じがして落ち込んだこともありました。
でも,一次試験に合格しているということは,合格はもうすぐだと思います。2次試験の対策はどのようにされていますか?面接の他に実技や授業はあるのでしょうか?一次試験に合格しているということは「必要な知識は身に着けていると判断された」ということだと思います。勉強の仕方も「こうやれば合格できるのか」と手ごたえをつかまれたのではないでしょうか。二次試験は「必要な知識は身に着けていると判断された人」の集まりで,どんぐりの背比べ状態だと思います。私はその中で,他の受験者よりも圧倒的な経験を持っているということぐらいしか秀でているものがなかったように思います。そして,もう絶対に後戻りはできない,という気持ちを強く持つこと,自分に自信を持つことも大切なのかなと感じました。勤務時間以外の時間,日常生活のほとんどすべてを試験勉強に使ったくらい,集中して取り組みました。
私も看護師の資格を持っており,早い友達はすでに主任や師長などの役職に就いている人もいます。親からも収入や雇用が安定している看護師として働くことを何度も勧められました。でも,頑張ってよかったと思っています。
3回目の採用試験の時「8回目ですか。今年度も落ちたらどうしますか?」と聞かれました。すぐ「来年度も,合格するまで受験し続けます」と答えました。覚悟が求められていると感じました。
逆にずっと講師という道もあると思います。結婚や出産をされ,その後は話が来たときに気楽にやっているという友人もいます。そのうち,私立からお誘いが来る人もいます。考え方次第だと思います。
私はこの相談をされた方だったら,きっと頑張れるとおもいました。まず,今年度2次試験まで頑張った自分を認めて,できたところを認めて欲しいなと思います。30歳は確かに節目ではありますが,まだチャレンジできると個人的には思います。相談された方のお名前もわかりませんが,どのような選択をされても応援しています。
30歳代/宮城/養護教諭
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2020/11/05 20:37
養護教諭の仕事はとても楽しく充実している、と言えることが素晴らしいことだと思います。ほかにそんなふうに思える仕事が見つかるでしょうか?楽しいと思いながら仕事できている人間はそれほどいないものだと思います。まだ受験する資格があるのでしたら、納得いくまで受験されてはいかがでしょうか。どうして楽しいと思えているのか、そこを掘り下げる事で、あなたの気持ちも決まるのではないかと思いますし、そこの決意がないと、二次試験合格にはつながらないと思います。
30歳代/徳島/養護教諭
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2020/10/09 10:41
つらい気持ちよくわかります。私の友人も30歳を超えてから採用試験に合格しました。大学卒業後チャレンジしていたのですが、やはり8回不合格でした。その間、結婚、出産もしながら、臨時任用の養護教諭の仕事を続けていました。臨時任用者には、当時は育休制度はなかったため仕事が切れてしまい正規採用との違いを痛感したそうです。友人は、養護教諭になるためにあきらめないと言って受け続けていました。採用試験に受からない期間は、正規でまったく別の仕事で会社員になることも考えたことがあるそうですが、やはり、養護教諭になりたい気持ちを捨てきれず、試験を受け続けました。
看護師の資格があるということですから、看護の仕事の方が正規では務め口が得られやすいと思いますが、正規で就職した後、やっぱり養護教諭がよかったと後悔する可能性もあります。
ですから、漠然と受け続けるのではなく、10回は受けようと、自分で目標を持ちチャレンジし、10回受けたけどダメだった、あきらめると納得して仕事を変えるのがよいと思います。

40歳代/静岡/養護教諭
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