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2023/06/12 13:33
【SLIPERより】てんかんについては、学校は過剰に恐れる先生方が多いイメージがあります。疾患についての正しい知識、対応への共通理解を図り、養護教諭として、てんかんある子どもでも他の子と変わらない安全・安心な学校生活を送れるようにしましょう。そのためにできることを挙げてみます。
・個別の対応マニュアルを作る
→主治医や保護者、本人、担任らと話し合い、注意事項、学校で必要な配慮などを聞き取り、校内全職員で共有できるようにわかりやすくまとめる。
(担任教諭と養護教諭とで、保護者と面談をする機会を作り、病状や緊急時対応についてヒアリングをする→主治医からの学校で必要な配慮や注意事項、坐薬の指示を確認→校内で情報や対応の共通理解)
→入学前に通園していた幼稚園などに様子を聞き取ることも参考になる。
→発作が起きた時の対応について、緊急時の連絡先、坐薬の挿入のタイミング、安全やプライバシーの確保、周囲の児童への説明養護教諭不在時の対応など、実際の場面を想定した、具体的なマニュアルとする。
・疾患の特徴や坐薬挿入についての研修を企画・実施する
→発作時の特徴や発作が起こりやすい状況など、一般教員が早期に発作に気づくことができるように説明する。
→坐薬の挿入については、平成28年2月29日付事務連絡「学校におけるてんかん発作時の坐薬挿入について」の通り、厚生労働省の見解に基づく医師法違反とならない範囲であることが示され、教員による対応が求められている。
→主治医のアドバイスや坐薬の説明書をもとに、挿入方法を確認し、わかりやすい資料を作成する。
→坐薬の保管場所の共有理解を図る。(薬については、経口のものも出始めているようです。)
・お子さんや保護者、主治医とコミュニケーションを大切にする
→お子さんが安心して学校生活を送れるようお子さんや保護者とのコミュニケーションに努める。
→主治医とも定期的に情報交換し、学校からは学校生活の様子を伝え、医師からは現在の治療状況や生活上の注意事項などを聞くなどする。
一口にてんかんと言っても、ぼーっとしているような発作、硬直して意識を消失するような発作など症状は様々です。薬でコントロールができている場合もあります。子どもの安全・安心を守るためにも、管理や制限にばかり囚われず、教育の権利を守ることも同様に大切にしたいですね。
「てんかんinfo」のホームページ(
https://www.tenkan.info/)には、動画をはじめとした様々な資料があります。研修の参考になると思います。
50歳代/神奈川/養護教諭
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2023/05/25 20:22
特別支援学校では無いとしたら、これは「てんかんの対応」と、その先の
「坐薬挿入を養護教諭がする」の2つの問題が含まれていますね。
前者については、発作の種類、その誘因、処方薬の種類、かかりつけ病院、
発作時の対応等、聞き取りすべきことはたくさんあるのでは?
子どもの安全を守るためには、保護者の協力が必要です。
まずはご自身で、てんかんの病態生理および対応を調べましょう。
その上で、保護者と担任と面談を設定しましょう。
40歳代/東京/養護教諭
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2023/05/23 05:14
坐薬処方は驚きましたね。2年目で、イヤ2年目でなくとも、
普通学校で緊急時の座薬挿入を養護教諭がするとなると、
荷が重いですよね。
そこは確認が必要ですね。
保護者に聞くのはもちろん、幼稚園又は保育園ではどうして
いたのか問い合わせましょう。
30歳代/東京/養護教諭