設問

教えて達人 - ネットde事例検討

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2023/10/04 14:12
【Sliperより】
そもそも海外には「養護教諭」や「保健室」という制度を持っている国が少ないので、その国の現地学校に「養護教諭」として就職するのは難しいと思います。また、その他の教員免許や看護師などの資格を持っていたとしても、日本で取得した免許や資格をそのまま海外で使用することは原則的にできません。
しかし、海外にある日本人学校で養護教諭として働くことができます。海外にある日本人学校に就職する方法はいくつかありますが、残念ながら公立学校の養護教諭は、現在勤務している学校に籍を置いたまま在外派遣で海外の日本人学校に勤務することはできません。よって、もし現在、日本で正採用の養護教諭で働いている場合は、現任校を退職して行くしかありません。海外にある日本人学校の公募が出ることがあるので、海外子女教育財団のHPなどをチェックしていると良いと思います(https://www.joes.or.jp/zaigai/teacher)。
私学で海外分校を持っている場合は、海外転勤のような形式で何年間か海外分校に勤務することができることもあります。
いずれにしても、新任で採用されることは難しいようなので、日本で複数年、養護教諭の経験を積んでから挑戦してみるのが良いでしょう。
50歳代/静岡/養護教諭
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2023/10/03 20:50
私もかつて、海外で働きたいと言う夢があり、海外の日本人学校で勤務した経験があります。ただ一般教諭のように、文部科学省派遣の制度を使うことができず、かといって休職では給料を得てはならないとの事で、退職して行きました。
さらに、日本のように気軽に現地のことを教えてもらう事や、対応に困った時に聞く事ができる人がとても少ないので、自分で一通り職務を完遂できる能力は必要かと思います。
また日本人学校とは言え、救急車を呼ぶ時や保険申請など、どうしてもその国の言葉での対応が必要になります。国により,言語が違うので、英語はもちろんその国の言葉も学ぶ事が必要です。
大変なことも数多くありますが、それ以上の体験や出会いや学びがあり、本当に行けてよかったと思えるので、ぜひ、行きたいな,と思う人はチャレンジしてください。
帰国後は、大学院に進学したのち、また採用試験を受け直し、養護教諭をしています。
40歳代/静岡/養護教諭
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2023/10/02 10:42
私の経験から話します。20年前,アメリカ(ワシントンDCエリア)に移住してきたばかりの頃、日本大使館経由で日本語学校の教員募集のお知らせがありました。面接時、「養護教諭としての採用はないが、一般教諭として働く気はないか?」と言われ断念しました。その後、アメリカのスクールナースはどうかと思い調べたのですが、日本の養護教諭とは違い、ナースとしての意味合いが強いですし、現地ナース(日本看護師免許は使えない)の免許が必須です。

しかし、あなたは英語圏の学校や職場に採用される英語能力はお持ちのようですので、アメリカの一般学校のスクールナースとして働きたいなら、まずはナース養成学校に入学して資格を取ることですね。

もう一つ、日本の養護教諭として働きたいなら、世界にある日本語学校の現状を調べ、養護教諭の採用のある所(現在8校に養護教諭在籍)を目指して準備する。また、私立の日本語学校では生徒数が多い所も多く、採用枠があると聞いています。

いずれにしても、「海外で働きたい」という夢や目標があることは素晴らしい!事前の調査、準備をしっかりして「何としても達成するぞ」という姿勢で行けば、きっと実現できると思います。

60歳代以上/海外/元養護教諭
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2023/09/29 21:38
私は大学で養護教諭の養成をしていますが、毎年、卒業と同時に「海外の学校で働きたい」という4年生が複数名います。
私の大学の後輩で、卒業と同時に欧州にある日本の私立学校分校の保健室に採用(3年間の任期付き)された方がいます。
その学校は日本人学校なので教育は基本的に日本人教員による日本語で、保健室も常設しているため養護教諭を採用していました。
海外に分校を持っている私学の採用情報を見ていると、このような採用もあると思いますよ。
50歳代/埼玉/大学教員
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2023/09/13 14:50
テーマを拝見し、過去の思い出が蘇りましたので、投稿させてください。

私は、以前青年海外協力隊(短期)に2度参加しました。
職種は「学校保健」ではなく、「剣道」で1ヶ月×2回、
計2ヶ月の参加でした。
職種は違いますが、この経験は学校現場での活動に非常に役に立っています。

@マイナス面をどうプラスに変えるか。
例えば、日本の剣道は、板張りの道場・体育館で行います。
しかし、外国の施設は、構造上、裸足での生活・運動は想定されていません。
フローリングやコンクリート、芝生、タイルマットの床などで剣道をすることになります。

日本での剣道環境に慣れていれば、外国の環境は剣道にはそぐわないでしょう。
短期間で、日本風の板張りの施設に改良することは、金銭的にも環境的にも不可能ですが、
考え方を変えるとマイナスな環境も良い練習方法に活かすことができそうです。
例えば、フローリングは固く、足を痛める可能性があります。(BAD)
しかし、板張りよりもつるつる滑るため、素早い足さばきの練習になります。(GOOD)

このように、あれ?と思う環境、慣習などは、学校間の異動でもあるなと感じています。
愚痴の一つや二つ言いたいこともありますが、どうしようもできないことが多々です。
改善すべきことも、発想の転換で強みに変え、うまく適応していきたいなと常々感じます。


A継続した指導のためにはどうしたらいいのか。
私は短期で1ヶ月の派遣でした。長期だと2年間です。
教員のように、代わりの隊員がくることもあれば、何年も空白期間があることもあるようです。

そうなると、隊員がいなくなれば実施できない(剣道であれば上達しない)、というのは非常にもったいないです。
隊員がいなくても、現地の方が継続して実施できる方策や指導を行う必要があるのではと思います。
例えば、正しい動作をビデオを撮る、文書にまとめる、現地の指導者を育てる、などでしょうか。

学校でも保健関係の指導も行いますが、その場限りではなく、できれば生涯にわたって、
学んだ知識や経験を生活に活かしてほしいところです。
子どもや保護者が継続して正しく実践できるよう、指導方法や指導のエッセンス、メッセージなどを
工夫したいと考えています。(しかし難しいです。)

長くなりましたが、日本と違う環境で、しかも「学校保健」で海外で働くことができるのは、
非常に良いチャンスだと思います。羨ましいです。
応援しています。
30歳代/宮崎/養護教諭
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2023/09/09 14:01
いいですね!ぜひ、夢を追いかけてください!!JICAで現職参加制度があります。私の知り合いで現職養護教諭で、派遣(学校保健)され、帰国して現職を続けている人がいます。
https://www.jica.go.jp/volunteer/application/support_system/teacher/index.html
学校では、児童・生徒に夢を持とうと言っているので自分自身が夢を追いかける姿を見せるのはとても良いロールモデルになると思います。

50歳代/静岡/養護教諭
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