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2025/01/09 19:48
【SLIPERより】
不登校は全国的にも増えています。不登校の生徒が、保健室を足がかりに教室復帰を目指すという利用の仕方や、不登校になりそうな生徒が保健室を利用しながら、不登校を予防しているということが多いと思います。そんな中で、保健室に来ない子が不登校になってしまい、そのことに心を痛めている時点で、相談者さんの生徒への想いが伝わってきます。そこで、以下のアプローチを試してみるのはどうでしょうか。
@保健室の敷居を低くするために、保健室を開放するようなイベントを行います。(昼休みや放課後、用事がなくても立寄れるようにし、自由に身長、体重、視力などの測定を行うなど)
A生徒との信頼関係を積極的に築きます。普段から接触を増やす目的で、定期的に教室を訪れて顔を覚えてもらいます。(「保健室の先生」と言われるだけでなく、名前を覚えてもらう)
B保護者との連携を図ります。保護者向けの説明会などで保健室を紹介し、保健室の存在を身近に感じてもらうようにします。
C養護教諭として、学校組織としての役割を意識します。保健室は、学校の中でも教室以外の子供の居場所として期待されています。しかし、自分がやりたいと思う保健室運営については、独りよがりになってはいけません。(一人職のため、陥りやすいです)。学校組織の中で役割をきちんと話し合い、不登校対策についての方針や具体策を決めておきましょう。来てくれれば手が差し伸べられると思っていても手を差し伸べる前や後のことについての見通しを持つことが重要です。手を差し伸べたら、自分の仕事がキャパオーバーということにもなりかねません。チーム学校の一員として不登校の予防にどう関わるかを話し合っておきましょう。
これらのアプローチを実践することで、保健室がより多くの生徒に取って居心地の良い場所になり、不登校の予防やサポートにつながると思います。
50歳代/静岡/養護教諭
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2025/01/05 07:07
私の考えは、保健室に来た生徒だけに、養護教諭として最善な対応をすればよいと思います。
保健室に生徒が来るのは、基本的には「怪我」や「病気」の時ですね。そして病気でなくても精神的なものからくる不定愁訴が出ることも分かっています。よって今の保健室は「心の悩み相談室」としての役割もある。それを承知していて、なお次のように考えます。
不登校が増えている背景には、昨今の生活環境の大きな変化があり、人々の考え方も変化しているので、不登校の理由も様々たと思います。皆勤賞は「昭和の遺物」になってしまった。中学生くらいなると心身ともに「自立」していく年頃。不登校の生徒それぞれに独自の考え方があってそれと奮闘しているのだと思います。親や周囲の言うことを聞きたくない、どうすればこの状況から抜け出せるのかと苦悩している。そんな時「保健室に行ってみようか」と思う生徒がどれだけいるでしょうか。その親たちが学校の担任や養護教諭にその都度相談してくるでしょうか。
たいていの場合は家族の考え方や家庭問題が主だと思いますし、彼らはそれに気づいていて、いろいろ改善策を考えているのだと思います。ホームスクールを決断する家族もある。アメリカでは多いですよ。
60歳代以上/海外/元養護教諭
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2024/12/21 16:12
生徒想いな方だなと思います。まずは、保健室の敷居を低くするようにしてみるといいのではないでしょうか。
例えば、保健室に来ることがもっと気軽にできるようにするために、保健室をいつでも自由に訪れることができるようにし、入りやすい雰囲気を作りましょう。(もちろん、授業中にふらふらと自由に来るのはルール違反ですので、一定のルールは必要です。)次に 保健室でリラックスできるイベントを定期的に開催するのはどうでしょうか。私は以前に、保健委員が肩揉みをしてあげるという企画をしたことがありますが、来室者が増えました。そう行ったことも生徒が自然に集まりやすくなります。
50歳代/静岡/養護教諭