コピー
ポピイは、つぎはぎだらけのタイヤが、ペシャンコになったのもかまわず、びゅうびゅうと赤オートバイの後をつけました。今度は公園です。曲りくねっている道が、じれったくてたまらないので、ポピイはまん中の大きな池へザブンと飛びこみました。ポピイは、そのまま水の中をザブザブとまっすぐに駈けぬけて、電車通りへ飛び出しました。赤オートバイは、また、チラチラと、うしろを見せながら人ごみへ隠れてしまいました。ポピイは、もう夢中です。走って来る電車の前をすれすれに走りぬけたり、もう少しで満員の乗合自動車と衝突しそうになったり見ていてもハラハラするようです。歩いている人たちは、あわてて、道の両側にある店の日除けの下へ逃げこんで、びっくりしてあとを見送っていました。それよりも、おどろいたのは御主人です。 「助けて下さい。誰か、この自動車をとめて下さい。」
TOPに戻る
-
iboard BASIC
-