コピー
たしかに、日本婦人は、われわれ多くの男性がそれを認めざるを得ないやうに、自ら平等の権利を抛つてゐるところもないではない。かゝる「釣合のとれぬ」恰好はなんびとに抗議をしてもよい、たゞちに廃止を断行すべきであり、それによつて生ずる不便不如意は、男性の責任に於て解決するのが当然である。 また聞きではあるが、この日本婦人の風俗にはじめて接したある米兵が、「おや、二つ頭の人間がゐる」と叫んださうである。おどけてそんな戯談を云つたとも受けとれるが、「二つ頭の人間」とはよくも云つたもので、これこそ「畸形的なるもの」の見本と云つてもよろしく、我儘や贅沢ではない、子供を背中に縛りつけて外へ出るけなげな風姿は、新日本の家庭から駆逐すべきであらう。
TOPに戻る
-
iboard BASIC
-