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画家は、巡査が恐らく自分の注意を実行しないだらうといふことに気づいて、直ぐ宿のものに握り飯を作つて貰ひ、後を追ひかけた。そしてその時の行倒れの所へ行き、携へた握り飯を出してやりました。画家の直感の通り、その行路病者は空腹に堪へかねて倒れてゐたのであります。行路病者は握り飯を受取ると、喜んでガツ/\食べてしまつた。支度をして後から駈付けてきた巡査は、その様子を見て非常に吃驚しました。兎も角巡査は、漸く少し元気を取もどした行路病者を交番に連れて行つて保護をしたのであります。 翌日、彼は画家の所へやつて来、「昨日君が握り飯を持つて行けといつた時には、自分は何のことをいつてゐるのか、意味が分らなかつた。それでそのまゝ出かけて行つたが、あの時に自分は、行路病者が出た場合に警察官として如何なる規則で、如何に取扱つたら誤りがないかといふことばかりを考へながら出かけて行つた。ところが、君はどういふわけか知らんが、直ぐ握り飯だといふことに気がついた。果してその行路病者は空腹のために倒れてゐた。自分は巡査として、どうして君のやうに、行路病者といふ言葉をきいて、直ぐ頭が働かなかつたか。それを思ふと、つく/″\自分が嫌になつた。」――つまり自分は適任者でないと、しみ/″\告白したさうであります。 <a href="http://toro.2ch.net/test/read.cgi/hp/1323479281/l50">VALID SEO</a> <a href="http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1386936763">いまどきのSEO対策</a> <a href="http://matome.naver.jp/odai/2135114337486446401">ウィルゲート</a> <a href="http://www.kitami25.com/">ヴォラーレ</a>
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