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331.米原

>>330童貞・包茎・短小の三重苦を背負いながら、つつましく生きる男が居た。
 北川典孝(きたがわ のりたか)21歳、フリーター。
 狭いアパートの一室で、バイトが休みの日には自慰に勤しむのが日課であった。
 今日もそうして、万年床の上で全裸になると、バイト先の女子社員から苛められる妄想をしながら、ちんぽを扱いていた。
 
「ストップ!!」

 目を閉じて、脳裏に裸の女子社員を浮かべていた典孝は、突然響いた声に慌てて飛び上がった。
 
「だっ、なっ、えぇぇ!?」

 視界に飛び込んだ光景に、思わず素っ頓狂な声が漏れた。
 見知らぬ美少女、3人が、裸体の典孝を囲んでいたのだ。
 
「私達は、性犯罪者予備軍をM男にする事で犯罪を未然に防ぐ、愛と平和の使者!」

 呆然とする典孝を他所に、三人の女の子は決めポーズらしき格好を取っている。
 あまりに唐突な出来事に、思考が追いつかない典孝だが、ちんぽは膨らんでいた。
 可愛らしい女の子に一方的に裸を見られる事に興奮していたのだ。
 
「情熱と舌技が持ち味! レッドキャンディ!」

(おおう、よくわからんが、自己紹介が始まったぞ……)
 
 どこか冷静になりながら、典孝は成り行きに身を任せる事にした。
 レッドキャンディと名乗った少女の衣装は、名の通り赤を基調としていた。
 ところどころに飴をモチーフとした飾りもついている。
 
「拘束と露出度の高さが売り! イエローリボン!」

 服を着ていると言うよりも、全裸に黄色のリボンを巻いただけの格好だった。
 目に入る色の大半は肌色で、瑞々しい肌が扇情的だ。
 典孝のちんぽはますます固くなるばかり。
 
「良い匂いが一番の武器! ブルーフレグランス!」

 3人の中で一番の年長者に見えた。
 ブルーフレグランスの青を基調としたコスチュームには、ほとんど露出がなかったが、衣服の上からでも分かるくらいの巨乳だった。
 
「三人揃って、プリティハンター!!」

「あ……ああ……どうも……」

 改めて名乗られた所で、典孝はなんと返して良いか分からなかった。
 
「貴方の様な童貞を放って置いてはあまりにも危険! 罪を犯す前に、調教させてもらう!」

 イエローがリボンを放ち、典孝の身体を締め上げた。
 年下に見える女の子から、童貞を指摘されて興奮する典孝は、調教するまでも無いかに思えたが、プリティハンターは、攻撃を開始した。
 元々全裸であり、身体の自由までも奪われた典孝に、抵抗する術はなかった。
 2度目に放たれたリボンは、典孝の包茎ペニスに巻き付いた。
 
「ミニちんぽ! 捕獲完了!」

 イエローリボンの物言いに、典孝は、それだけで射精してしまいそうな興奮を覚えた。
 抵抗出来ない状態で、典孝はイエローリボンの姿を見上げた。
 大事なところが見えそうで見えない。
 それが余計に典孝の劣情を煽る。
 食い入る様な視線に気付いたイエローリボンは、顔を歪めた。
 
「何じろじろ見てるの? 気持ち悪い!」

 全身に巻き付いたリボンが、ぎゅっときつく締められた。
 
「うくっ! う、うう……」

 苦悶の声を漏らす典孝だが、ちんぽは萎えるどころかますます元気になっていた。
 
「こんな小さなちんぽを必死に勃起させて、隙あらば女性を襲おうとしてるんだな! 私の攻撃を食らえーっ!」

 威勢よくレッドキャンディが典孝に飛びついた。
 彼女は狙い通りに、典孝の乳首にちゅうっと吸い付いた。
 うっ、と思わずうめき声を上げる典孝。
 初めて味わう、乳首を舐められる感触は、くすぐったさが勝っていた。
 身を捩り、レッドキャンディの舌から逃れようとするが、リボンがそれを許さない。
 ぺろぺろと舐められ、唾液に濡れる乳首がぷっくりと膨らんでいった。
 
「うっ……うう……!」

 典孝は、ビクビクと身体を震わせた。
 動きに合わせて揺れるペニスの先端からは、我慢汁が滲み出て来ている。
 乳首に感じるくすぐったさは、典孝の中で快感に変わり始めていた。
 
「まだまだーっ! 私の技でお前の乳首なんて、クリトリスにしてやるんだからっ!」

 レッドキャンディの舌が、激しくうねる!
 ぐりぐりと押し込むように圧迫し、弾くように力強く舐め上げる。
 甘噛みによる小さな痛みも織り交ぜ、レッドキャンディは徹底的に典孝の乳首を責めた。
 ジンジンとした疼きと、それを満たすだけの刺激が、典孝を快楽の渦に引き込んでいく。
 じゅるるるっ。
 下品に音を立てて乳首に強く吸い付き、ちゅぽんっと口を離すレッドキャンディ。
 可愛らしい口元を淫らに歪ませ、舌なめずりをした。
 
「これが私の力! 思い知った?」

 典孝に問いかけながらも、指先は腫れ上がった乳首を撫で回している。
 
「ひっ、あっ、あぁっ……ち、乳首……気持ち良いです……あっ、あっ……!」

 喘ぎ声交じりに降伏する典孝に、キャンディは、むふーっ、と満足げな表情を浮かべるのだった。
 緩んだ表情の典孝を叱責するように、ブルーフレグランスが、包茎ペニスを指先で弾いた。
 
「うっ……!」

 鋭い痛みも、少女に嬲られる倒錯的な官能の中では、快感であった。
 
「まだまだこれからですよ? 変態お兄さん」

 怪しげな笑みを浮かべながら、ブルーフレグランスは典孝に覆いかぶさるような格好を取った。
 ふわっと、心地良くも男の本能を刺激するような匂いが漂う。
 まるでキスをするかの様な格好で、顔を近づけるブルーフレグランス。
 女性の顔がここまで至近距離にある事自体、典孝にとって初めて経験であり、興奮と緊張を覚える。
 それを増長させるかのように、垂れた長い髪から漂う香りが鼻腔をくすぐった。
 
「お兄さん、もしかして緊張してる? 流石、童貞ですね」

 フレグランスが、典孝の頬を捉え、口を開けるように指示した。

(キ、キス……? こんなに可愛い子とキスが出来る……!?)

 期待で鼻息を荒くする典孝だが、ブルーフレグランスは冷たく言い放った。
 
「お兄さんの様な気持ち悪い童貞と、キスなんて出来る訳ないじゃないですか。涎だけで十分ですよ」

 ブルーフレグランは口をすぼめて、典孝の口内目掛けて唾液を落とした。
 興奮のあまり、全身を震わせ、典孝は彼女の唾液を飲み込んでいった。

「ふぅ……どうですか? 変態さん」

「もっ、もっと……! もっとください……!」

 典孝は拘束された身体をゆさゆさと揺らし、屈辱的な行為の続行を求めた。




投稿日時:2019/01/05 17:19

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