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363.米原
>>362不躾だった点はいくつか思い浮かぶが、何が最も知奈の不興を買ったのかを考えなければならないだろう。それを補う様な方法で償いをしろ、と彼女は言っているに違いない。
何が癪に障ったのかと言えば、専属ミストレスとなった知奈以外の女子から責められて射精したことだろう。ならば彼女に今から責めを乞い、精を吐き出せば良いのだろうか?
余り待たせても叱られてしまうだろう。樫田は思考に区切りを付けた。
「……あの」
と、切り出すも、樫田はすぐに言葉を止めた。
激昂しているでもないが、怒っているのは事実だ。そんな彼女に「射精させて欲しい」と頼むのもおかしな話ではないか、と口に出す直前になって思った。
何かを言い掛けて、しかしすぐに黙った彼に対して、知奈は不機嫌そうに眉をしかめた。
彼女の表情に不穏なものを感じた樫田は、考えをまとめるよりも先に言葉を出そうと慌てて声を上げた。
「あっ、あの、ま、松丸さんの為に射精します……! そ、それで……その、さっきの償いを……」
そこまで早口に言ってから、樫田は再び黙った。
知奈もすぐには返事をしなかった。
保健室に流れる静寂は、樫田にとって酷く重苦しいものに感じられた。
射精で償うなど、おかしなことを言ってしまったのではないかと思えてくる。
気まずい沈黙に耐え切れなくなった彼が口を開いた。
「松丸さん……その……」
さっきのは話は撤回します、と続けるはずだったが、知奈が先に口を開いた。
「……私の為に、と言うのなら、どう射精するのかは私の指示に従うのよね?」
「え……?」
樫田は呆けた様な声を上げた。一瞬、知奈が何を言っているのか理解出来なかった。
先の提案を承認すると言う意味だと気付くのに数秒を要した。理解した後、すぐに「はい」と答えた。
彼の答えに対して、知奈は薄笑みを浮かべて言った。
「なら、そこに四つん這いになりなさい。お尻はこっちに向けて、包皮を引っ張って自慰してもらうわ。後ろから見ていてあげる」
「よ、四つん這いで……」
「出来ないとは言わせないわよ? さあ、早くなさい」
知奈の言葉に一つ頷き、樫田は彼女に背を向けた。それから膝を床に着け、ゆっくりとした動きで四つん這いになった。
男根を露出するのとはまた違った意味合いの羞恥が湧いてくる。樫田は赤い顔をしながら身を縮こまらせていた。
「もっとお尻を高く上げて、良く見える様にしなさい」
「は、はい……」
震える声で返事をしてから、臀部を大きく突き上げる。恥ずかしい。思考は羞恥一色に染まっていくが、ペニスはどんどん硬くなっていく。
知奈は彼の尻たぶを軽く足蹴にして言った。
「ほら、早く始めなさい」
おずおずと肉棒へと手を伸ばす。普段は、仰向け、もしくは、座り込んでのオナニーが主である樫田にとって、四つん這いでの行為は不自由さを感じずにはいられなかった。
それでも、今更やめるとは言えない。仕方なく包皮を小刻みに引っ張り始める。
ペニスを扱くのではなく、余り皮を引き伸ばして自慰を行う。それを尻側からじっと観察されている。自身が置かれている状況を改めて考えると、酷く倒錯的だと思えた。
樫田は包皮を引っ張ることで間接的に亀頭を刺激しながら、じわじわと込み上げてくる快感を認めた。
股間に生じる甘い痺れは、少しずつ大きくなっていく。
「うっ、あ……はあ、はあっ……あぁ……」
息を切らし、時折喘ぎ声を漏らしながら、樫田は背後にいる知奈を思う。
彼女は如何なる表情を浮かべているのだろうか。
何が癪に障ったのかと言えば、専属ミストレスとなった知奈以外の女子から責められて射精したことだろう。ならば彼女に今から責めを乞い、精を吐き出せば良いのだろうか?
余り待たせても叱られてしまうだろう。樫田は思考に区切りを付けた。
「……あの」
と、切り出すも、樫田はすぐに言葉を止めた。
激昂しているでもないが、怒っているのは事実だ。そんな彼女に「射精させて欲しい」と頼むのもおかしな話ではないか、と口に出す直前になって思った。
何かを言い掛けて、しかしすぐに黙った彼に対して、知奈は不機嫌そうに眉をしかめた。
彼女の表情に不穏なものを感じた樫田は、考えをまとめるよりも先に言葉を出そうと慌てて声を上げた。
「あっ、あの、ま、松丸さんの為に射精します……! そ、それで……その、さっきの償いを……」
そこまで早口に言ってから、樫田は再び黙った。
知奈もすぐには返事をしなかった。
保健室に流れる静寂は、樫田にとって酷く重苦しいものに感じられた。
射精で償うなど、おかしなことを言ってしまったのではないかと思えてくる。
気まずい沈黙に耐え切れなくなった彼が口を開いた。
「松丸さん……その……」
さっきのは話は撤回します、と続けるはずだったが、知奈が先に口を開いた。
「……私の為に、と言うのなら、どう射精するのかは私の指示に従うのよね?」
「え……?」
樫田は呆けた様な声を上げた。一瞬、知奈が何を言っているのか理解出来なかった。
先の提案を承認すると言う意味だと気付くのに数秒を要した。理解した後、すぐに「はい」と答えた。
彼の答えに対して、知奈は薄笑みを浮かべて言った。
「なら、そこに四つん這いになりなさい。お尻はこっちに向けて、包皮を引っ張って自慰してもらうわ。後ろから見ていてあげる」
「よ、四つん這いで……」
「出来ないとは言わせないわよ? さあ、早くなさい」
知奈の言葉に一つ頷き、樫田は彼女に背を向けた。それから膝を床に着け、ゆっくりとした動きで四つん這いになった。
男根を露出するのとはまた違った意味合いの羞恥が湧いてくる。樫田は赤い顔をしながら身を縮こまらせていた。
「もっとお尻を高く上げて、良く見える様にしなさい」
「は、はい……」
震える声で返事をしてから、臀部を大きく突き上げる。恥ずかしい。思考は羞恥一色に染まっていくが、ペニスはどんどん硬くなっていく。
知奈は彼の尻たぶを軽く足蹴にして言った。
「ほら、早く始めなさい」
おずおずと肉棒へと手を伸ばす。普段は、仰向け、もしくは、座り込んでのオナニーが主である樫田にとって、四つん這いでの行為は不自由さを感じずにはいられなかった。
それでも、今更やめるとは言えない。仕方なく包皮を小刻みに引っ張り始める。
ペニスを扱くのではなく、余り皮を引き伸ばして自慰を行う。それを尻側からじっと観察されている。自身が置かれている状況を改めて考えると、酷く倒錯的だと思えた。
樫田は包皮を引っ張ることで間接的に亀頭を刺激しながら、じわじわと込み上げてくる快感を認めた。
股間に生じる甘い痺れは、少しずつ大きくなっていく。
「うっ、あ……はあ、はあっ……あぁ……」
息を切らし、時折喘ぎ声を漏らしながら、樫田は背後にいる知奈を思う。
彼女は如何なる表情を浮かべているのだろうか。
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