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399.米原
>>398「ふふっ……さあ、今日もあの子を裏切る気持ち良さに溺れてしまいなさい」
首はなんとか横に振ることが出来たものの、これまで味わわされてきた快楽を思い出してしまったが最後、手は制服のボタンを外し始めていた。
着々と脱衣を進めながらも、樫田はうわ言のように「嫌だ」と繰り返す。
貝塚が何を思って、このような行為を求めているのかなどは、とうにどうでも良くなっていた。
とにかく、弥生の知らぬところで別の女に身体を弄ばれて、あまつさえ絶頂へまで至ってしまうのが心苦しくて仕方なかった。
ただでさえ苦悩している彼を嘲笑うように、貝塚は言葉を紡ぐ。
「月並みな物言いだけど、身体の方が正直ね。嫌だの何だのと言いながら、小さいちんぽを一生懸命に大きくしてるのは、誰? 貴方よね?」
樫田の身を覆うものは、下着一枚のみとなっていた。
そこには、貝塚が指摘した通りに膨らみが出来上がっている。
彼女はそこを脚で弄びながら、淫靡な笑みを浮かべた。
腰からぞわぞわと快感が湧きあがってくるのを認めつつ、樫田はそれを拒んだ。
「い、嫌だ……やっ、やめて……くださいっ……!」
そんな懇願を受けたところで、貝塚が彼を許す訳がなかった。
一層嗜虐的に笑んで、下着越しにペニスを踏み躙る。
貝塚の脚は、樫田がどれだけ抗ってみたところで決して敵わぬ快楽を奏でていた。
身体が熱を帯びて、甘い疼きに苛まれる。
足先で弄ばれる男根は操縦かんの如きと化していた。
貝塚はそれを自在に操って、樫田をより深い官能へ進ませていった。
ぐりぐり、と圧迫される。そうかと思えば、今度は優しく撫で擦られる。
変化を付けた刺激は僅かたりとも慣れることを許さず、樫田はそこに生じる快感に飲み込まれていく。
抗う意思は潰えてはいなかったが、何の意味も成していない。
制御の緩んだ肉体は、主の意に反する動きを見せていた。
樫田は、うっとりとするような表情で、貝塚を見上げる。
嗜虐的な笑みを浮かべて、自身を見下ろす妖艶な女教師に、樫田は背筋を震わせつつ、熱っぽい吐息を漏らした。
「はあっ……はあ……あっ、ああぁ……」
「口先だけの抵抗すら、もう出来なくなっちゃったのかしら? ふふっ、まあ……無理もないわ。何度もこうして快楽を刻み込んできたのだから、身体はとっくに私の虜よね」
「はあ、はあ……あっ、う、うう……!」
樫田は、貝塚の言葉を何とか打ち消そうと、口を動かすも、そこからは荒い呼気と呻き声しか上がらなかった。
「しっかり上を向いて、口を大きく開きなさい」
貝塚からの命令に、身体は無意識に従ってしまう。
告げられた通りの体勢を取った彼を見下ろして、貝塚は目を細めた。
次に、そっと身を屈めて、艶やかな唇をゆっくりと窄めた。
そこから唾液が一滴、樫田の口腔へと落とされた。
仇敵とも言うべき相手の唾を舌で受け止める。
その顔は屈辱に歪むべきはずだが、しかし、うっとりと悦びの色を示した。
樫田は喉を鳴らして、貝塚の唾液を飲み干した。
それはまるで、媚薬のように肉欲の炎を樫田の肉体に灯した。
身体がカッと熱くなる。ペニスが震え、先走り汁が滲む。
一つの巨大な性感帯と化したような肉体が甘く疼く。刺激を受けずとも、気持ち良さが込み上げてくる。
魔性の快感に蕩けていく樫田に、貝塚が顔を寄せる。
「もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
樫田はその問い掛けに対して、肯定も否定も出来ず、ただ荒い呼吸を繰り返すばかりだ。
「ふふっ。言葉で答えたくなければ、それで良いわ。身体の方に聞くから。気持ち良くなりたいなら、自分で下着を脱いでごらんなさい?」
妖しく輝く貝塚の瞳をじっと見上げたまま、樫田は緩慢に動き出した。
指示されたように、自ら下着を脱ぎ捨て、陰部を露にさせた。
すっぽりと皮を被った彼の包茎は反り返るように上を向いて、激しく脈打っていた。
それを目にした貝塚が、嘲笑を漏らしてから言った。
「何度見ても、短くて、細くて、皮まで被ってる……頼りないおちんちんね」
貝塚の言葉に対して、樫田は喘ぎ声めいた吐息を漏らし、包皮を震わせた。
「それに何? 馬鹿にされてるのに、ますます硬くさせちゃって……」
そう罵りながら、貝塚は白い素足で、彼の包茎を撫でた。
パンプスはおろか、ストッキングまでもが、いつの間にやら消えていた。
記憶の制御や時間の混濁も含めて、奇怪な出来事は多々起こっているが、それを気にする余裕はない。
艶かしい美女の足で包茎を弄ばれる快感が、樫田を支配していた。
湧き上がる性の悦びに、彼の頭はぼんやりとしていた。
一切の抵抗をやめ、されるがままに慰みを受ける。
熱に浮かされたような眼差しで、貝塚を見上げるばかりだ。
「こんなにも情けなくて小さいおちんちんの相手をさせられるなんて……ふふ、菅野さんが可哀想ね」
弥生の名を出されると、僅かに理性を取り戻すが、それは、反抗の糧にするには足りず、悪戯に背徳感を刺激するのみだった。
「でも、何より可哀想なのは性器のサイズに関するところじゃないわ。恋人を愛するよりも、虐められる方が気持ち良くなっちゃう、どうしようもない馬鹿なおちんちんを生やしてる樫田くんに惚れてしまったことが哀れよね」
樫田の精神がズキンッ、と痛んだ。
それでも勃起は衰えず、身体は甘い痺れに苛まれたままだった。
彼は悔しさを滲ませるも、それはすぐに被虐的な快感へと変わってしまう。
包皮を何度も跳ね上がらせて、その先端から情欲の証を滴らせる。
糸を引きながら床へと落ちる我慢汁に目を細めながら、貝塚は樫田の身へと手を伸ばした。
腋を掴んで立ち上がらせる。
貝塚は、その細い腕で、樫田を中身の無い風船のように軽々しく持ち上げた。
そのまま抱き締め、太ももの間に包茎を捉える。
「あっ、ああぁ……はあ、はあ……」
貝塚の腕の中で、樫田が喘ぎを上げた。
むっちりとした太ももに挟み込まれた包茎が、甘く蕩けていく。
豊満な胸の柔らかさ。官能的な甘い香り。
それらが煽り立てる劣情は激しく燃え盛っていった。
樫田は頭がクラクラとしていくような感覚に陥っていた。
その耳元へ、貝塚が妖しく囁き掛ける。
「腰を振って、この情けないおちんちんを私の太ももに擦り付けて射精したいのなら、いつでもそうして良いわよ。……菅野さんを裏切りたくないなら、このままじっと耐えていなさい。どれだけ耐えても、終わりは決して訪れないのだけれどね」
樫田は、自然と動き出しそうになる腰を、必死に制止させようとしていた。
とっくに意思や理性でどうにか出来る段階の発情ではなくなっていたが、無意識下にまで浸透していた弥生への感情が、劣情とせめぎあっていた。
樫田はそうして快楽への誘惑に耐えていたが、じわじわと腰が動き始める。
貝塚の告げた通り、いつまでも終わりの気配は見えてこない。
発情の波が去ることも無ければ、第三者が指導室の扉を開き、現状を打破することもない。
逃げ場はどこにもなかった。
それを僅かにでも認めてしまったが最後、押し寄せる誘惑への堤防は決壊した。
樫田は泣き出しそうな顔で弥生の名を口にするが、その下半身は快楽を得ようと浅ましい動きを見せていた。
きつく締められた脚に向けて、腰を前後させる。
然して湿り気の無い包皮は太ももに引っ掛かり、腰を動かす度に我慢汁で濡れ光る赤黒い亀頭が半ばまで露出される。
ぬるぬるとした摩擦の感触に、樫田は甘い声を上げながら、夢中になっていた。
「ふふっ……。良い子ね。我慢なんてしなくて良いのよ? いっぱい気持ち良くなって、自分の情けなさや、裏切りの罪悪感をしっかり味わいなさい……」
「あっ、あ、ああぁっ……か、貝塚先生……!」
未だ意識の片隅には、弥生の存在が残っているも、肉体は声帯までもが懐柔されていた。
「あ、ああぁ……うう……気持ち良いっ……です……!」
如何に心で制止していても、快楽の告白を止めることが出来ない。
そんな哀れな姿を見せる樫田をくすくすと笑ってから、貝塚が問い掛ける。
「どう気持ち良いのかしら?」
「せっ、先生の太ももに、お、おちんちん擦り付けるのが……ああぁっ……気持ち良いです……!」
受け答えの間も、樫田は絶えず腰を振り続けていた。
じわじわと熱いものが込み上げてくる。
このまま快楽を貪り続ければ、射精へ至るのは時間の問題だった。
樫田がそれを認めた途端に、貝塚が股の力を抜いた。
ペニスは変わらず太ももに挟まれたままだが、圧迫感が薄れ、刺激が弱まった。
そのことに対して、樫田は呆けたような声を上げた。
「あ、はえ……?」
「太ももだけが気持ち良いの? 違うでしょう?」
樫田は、貝塚が如何なる答えを求めているのかを、本能的に悟って、口を開いた。
「はあっ、はあ……う……裏切るのが……気持ち良いです……」
首はなんとか横に振ることが出来たものの、これまで味わわされてきた快楽を思い出してしまったが最後、手は制服のボタンを外し始めていた。
着々と脱衣を進めながらも、樫田はうわ言のように「嫌だ」と繰り返す。
貝塚が何を思って、このような行為を求めているのかなどは、とうにどうでも良くなっていた。
とにかく、弥生の知らぬところで別の女に身体を弄ばれて、あまつさえ絶頂へまで至ってしまうのが心苦しくて仕方なかった。
ただでさえ苦悩している彼を嘲笑うように、貝塚は言葉を紡ぐ。
「月並みな物言いだけど、身体の方が正直ね。嫌だの何だのと言いながら、小さいちんぽを一生懸命に大きくしてるのは、誰? 貴方よね?」
樫田の身を覆うものは、下着一枚のみとなっていた。
そこには、貝塚が指摘した通りに膨らみが出来上がっている。
彼女はそこを脚で弄びながら、淫靡な笑みを浮かべた。
腰からぞわぞわと快感が湧きあがってくるのを認めつつ、樫田はそれを拒んだ。
「い、嫌だ……やっ、やめて……くださいっ……!」
そんな懇願を受けたところで、貝塚が彼を許す訳がなかった。
一層嗜虐的に笑んで、下着越しにペニスを踏み躙る。
貝塚の脚は、樫田がどれだけ抗ってみたところで決して敵わぬ快楽を奏でていた。
身体が熱を帯びて、甘い疼きに苛まれる。
足先で弄ばれる男根は操縦かんの如きと化していた。
貝塚はそれを自在に操って、樫田をより深い官能へ進ませていった。
ぐりぐり、と圧迫される。そうかと思えば、今度は優しく撫で擦られる。
変化を付けた刺激は僅かたりとも慣れることを許さず、樫田はそこに生じる快感に飲み込まれていく。
抗う意思は潰えてはいなかったが、何の意味も成していない。
制御の緩んだ肉体は、主の意に反する動きを見せていた。
樫田は、うっとりとするような表情で、貝塚を見上げる。
嗜虐的な笑みを浮かべて、自身を見下ろす妖艶な女教師に、樫田は背筋を震わせつつ、熱っぽい吐息を漏らした。
「はあっ……はあ……あっ、ああぁ……」
「口先だけの抵抗すら、もう出来なくなっちゃったのかしら? ふふっ、まあ……無理もないわ。何度もこうして快楽を刻み込んできたのだから、身体はとっくに私の虜よね」
「はあ、はあ……あっ、う、うう……!」
樫田は、貝塚の言葉を何とか打ち消そうと、口を動かすも、そこからは荒い呼気と呻き声しか上がらなかった。
「しっかり上を向いて、口を大きく開きなさい」
貝塚からの命令に、身体は無意識に従ってしまう。
告げられた通りの体勢を取った彼を見下ろして、貝塚は目を細めた。
次に、そっと身を屈めて、艶やかな唇をゆっくりと窄めた。
そこから唾液が一滴、樫田の口腔へと落とされた。
仇敵とも言うべき相手の唾を舌で受け止める。
その顔は屈辱に歪むべきはずだが、しかし、うっとりと悦びの色を示した。
樫田は喉を鳴らして、貝塚の唾液を飲み干した。
それはまるで、媚薬のように肉欲の炎を樫田の肉体に灯した。
身体がカッと熱くなる。ペニスが震え、先走り汁が滲む。
一つの巨大な性感帯と化したような肉体が甘く疼く。刺激を受けずとも、気持ち良さが込み上げてくる。
魔性の快感に蕩けていく樫田に、貝塚が顔を寄せる。
「もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
樫田はその問い掛けに対して、肯定も否定も出来ず、ただ荒い呼吸を繰り返すばかりだ。
「ふふっ。言葉で答えたくなければ、それで良いわ。身体の方に聞くから。気持ち良くなりたいなら、自分で下着を脱いでごらんなさい?」
妖しく輝く貝塚の瞳をじっと見上げたまま、樫田は緩慢に動き出した。
指示されたように、自ら下着を脱ぎ捨て、陰部を露にさせた。
すっぽりと皮を被った彼の包茎は反り返るように上を向いて、激しく脈打っていた。
それを目にした貝塚が、嘲笑を漏らしてから言った。
「何度見ても、短くて、細くて、皮まで被ってる……頼りないおちんちんね」
貝塚の言葉に対して、樫田は喘ぎ声めいた吐息を漏らし、包皮を震わせた。
「それに何? 馬鹿にされてるのに、ますます硬くさせちゃって……」
そう罵りながら、貝塚は白い素足で、彼の包茎を撫でた。
パンプスはおろか、ストッキングまでもが、いつの間にやら消えていた。
記憶の制御や時間の混濁も含めて、奇怪な出来事は多々起こっているが、それを気にする余裕はない。
艶かしい美女の足で包茎を弄ばれる快感が、樫田を支配していた。
湧き上がる性の悦びに、彼の頭はぼんやりとしていた。
一切の抵抗をやめ、されるがままに慰みを受ける。
熱に浮かされたような眼差しで、貝塚を見上げるばかりだ。
「こんなにも情けなくて小さいおちんちんの相手をさせられるなんて……ふふ、菅野さんが可哀想ね」
弥生の名を出されると、僅かに理性を取り戻すが、それは、反抗の糧にするには足りず、悪戯に背徳感を刺激するのみだった。
「でも、何より可哀想なのは性器のサイズに関するところじゃないわ。恋人を愛するよりも、虐められる方が気持ち良くなっちゃう、どうしようもない馬鹿なおちんちんを生やしてる樫田くんに惚れてしまったことが哀れよね」
樫田の精神がズキンッ、と痛んだ。
それでも勃起は衰えず、身体は甘い痺れに苛まれたままだった。
彼は悔しさを滲ませるも、それはすぐに被虐的な快感へと変わってしまう。
包皮を何度も跳ね上がらせて、その先端から情欲の証を滴らせる。
糸を引きながら床へと落ちる我慢汁に目を細めながら、貝塚は樫田の身へと手を伸ばした。
腋を掴んで立ち上がらせる。
貝塚は、その細い腕で、樫田を中身の無い風船のように軽々しく持ち上げた。
そのまま抱き締め、太ももの間に包茎を捉える。
「あっ、ああぁ……はあ、はあ……」
貝塚の腕の中で、樫田が喘ぎを上げた。
むっちりとした太ももに挟み込まれた包茎が、甘く蕩けていく。
豊満な胸の柔らかさ。官能的な甘い香り。
それらが煽り立てる劣情は激しく燃え盛っていった。
樫田は頭がクラクラとしていくような感覚に陥っていた。
その耳元へ、貝塚が妖しく囁き掛ける。
「腰を振って、この情けないおちんちんを私の太ももに擦り付けて射精したいのなら、いつでもそうして良いわよ。……菅野さんを裏切りたくないなら、このままじっと耐えていなさい。どれだけ耐えても、終わりは決して訪れないのだけれどね」
樫田は、自然と動き出しそうになる腰を、必死に制止させようとしていた。
とっくに意思や理性でどうにか出来る段階の発情ではなくなっていたが、無意識下にまで浸透していた弥生への感情が、劣情とせめぎあっていた。
樫田はそうして快楽への誘惑に耐えていたが、じわじわと腰が動き始める。
貝塚の告げた通り、いつまでも終わりの気配は見えてこない。
発情の波が去ることも無ければ、第三者が指導室の扉を開き、現状を打破することもない。
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樫田は泣き出しそうな顔で弥生の名を口にするが、その下半身は快楽を得ようと浅ましい動きを見せていた。
きつく締められた脚に向けて、腰を前後させる。
然して湿り気の無い包皮は太ももに引っ掛かり、腰を動かす度に我慢汁で濡れ光る赤黒い亀頭が半ばまで露出される。
ぬるぬるとした摩擦の感触に、樫田は甘い声を上げながら、夢中になっていた。
「ふふっ……。良い子ね。我慢なんてしなくて良いのよ? いっぱい気持ち良くなって、自分の情けなさや、裏切りの罪悪感をしっかり味わいなさい……」
「あっ、あ、ああぁっ……か、貝塚先生……!」
未だ意識の片隅には、弥生の存在が残っているも、肉体は声帯までもが懐柔されていた。
「あ、ああぁ……うう……気持ち良いっ……です……!」
如何に心で制止していても、快楽の告白を止めることが出来ない。
そんな哀れな姿を見せる樫田をくすくすと笑ってから、貝塚が問い掛ける。
「どう気持ち良いのかしら?」
「せっ、先生の太ももに、お、おちんちん擦り付けるのが……ああぁっ……気持ち良いです……!」
受け答えの間も、樫田は絶えず腰を振り続けていた。
じわじわと熱いものが込み上げてくる。
このまま快楽を貪り続ければ、射精へ至るのは時間の問題だった。
樫田がそれを認めた途端に、貝塚が股の力を抜いた。
ペニスは変わらず太ももに挟まれたままだが、圧迫感が薄れ、刺激が弱まった。
そのことに対して、樫田は呆けたような声を上げた。
「あ、はえ……?」
「太ももだけが気持ち良いの? 違うでしょう?」
樫田は、貝塚が如何なる答えを求めているのかを、本能的に悟って、口を開いた。
「はあっ、はあ……う……裏切るのが……気持ち良いです……」
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