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407.米原

>>406 摘み上げていた包皮を離して、悠が急かす。

「早くその子とエッチ始めたら? どうせ、おちんちん汁出さなきゃ、落ち着かないんでしょう?」

 樫田のペニスが、その通りだと言わんばかりに脈を打った。
 肉棒の疼きに屈して、彼は「はい」と答えてしまう。
 そもそも悠には逆らえないのだ。言いなりになるしかない。その訳としては、彼女の怒りを買ってしまう事への恐れもあったが、何より彼女に負かされ虐げられる事の気持ち良さを知ってしまっていた為だ。
 脅され、屈辱を浴びせられ、言いなりなることが快感であるとその身に刻み込まれてしまっている。樫田はペニスを目一杯いきり立たせながら、身を屈めた。
 オナホールを拾い上げようと腕を伸ばすが、樫田は途中で動きを止めた。

「何をするつもりですか?」

 たしなめる様にそう告げる悠の足によって、オナホールは踏み潰されていた。

「な、何って悠ちゃんがそれを使えって……」

「はあ? 私、オナニーしろなんて言ってませんよ? この子とエッチさせてあげる、そう言ったはずですよ?」

「え? う、うん……だから……」

「だから?」

「……つ、使おうと」

「使う?」

「お、おちんちんを中に入れて……」

 樫田がそう告げると、悠は盛大に溜息を吐いてみせた。
 更に続けて呆れた様に首を横に振る。

「先輩、いくら童貞だからってそれは酷いんじゃないですか? 前戯も無しに挿入だなんて……やっぱり、先輩にはまだまだ生身の女の子の相手は無理ですね。……ここまで言われてもまだ自分がなにをしたら良いのか分からないのでしょう?」

 樫田は仕方なく首を縦に振った。
 童貞であることを嘲られた事への悔しさはあったが「これではどうか」と性に関する何らかの技術を見せるような真似も出来ない。そもそも、悠を相手にしているのならまだしも、あてがわれた相手は物言わぬ性具だ。どうすれば良いのかなど分かるはずもない。
 当惑する樫田を見下すように笑いながら、悠は少し歩いてベッドに腰掛けた。
 蹴り転がされていたオナホールは、またも踏み潰される。
 悠は所在無く立ち尽くす樫田に向けて口を開く。

「どうしたら良いかアドバイスしてあげますね。……うーん……そうですねー、クンニから始めてはどうでしょうか?」

「……え?」

「クンニですよ。まさか知らないんですか? 女の子のおまんこをペロペロしてあげるんです。それぐらい、先輩だって出来ますよね?」

 ただのオナホールに向かってクンニリングスを行えと言っているのか。樫田は、しばし言葉を失い目を瞬かせるばかりだった。

「ほら、どうしたんですか? 早く」

 そう急かされ、樫田は我に返って動き出すが、すぐに手を止めた。

「悠ちゃん……その、言われた通りにするから、足をどけて欲しいんだけど……」

「嫌です。私が踏み付けている状態のこの子と、エッチしてください」

 樫田はゾクリと背筋が震える様な思いをさせられた。
 声音も表情も、悠が見せるそれらは、どこまでも淫靡で嗜虐的だった。
 玩具に向かって奉仕を行うだけでも屈辱だ。それに加えて足元に顔を寄せなくてはならない。
 樫田は頭がクラクラとする様な恥辱に苛まれてしまうが、それは彼にとって心地の良い状態だ。眼前の愛らしく美しい少女から与えられているからこそ、恥辱は甘美なものとなる。一つ彼女の名を呼んで、床に這った。
 呼吸を荒げながら、彼女の細い脚で踏み潰されて歪んでいるオナホールへと顔を寄せ、舌を伸ばす。
 舌先に認められるのは、どこまでも無機質な触感だ。

「丁寧に舐めてあげてくださいね? ローションなんて使わせませんからね。先輩の小さいおちんちんを挿入出来るぐらいには濡らさないと駄目ですよ」

 そう言われて、樫田はなるべく唾液をまぶす様に心掛けた。
 表面ばかりではなく、穴の中へも舌を挿し込み、涎を塗りたくる。
 ――惨めだ。樫田は自身が置かれている現在の状況をそう感じていた。ほんの少し前までは、セックスが出来るかも知れないと淡い期待を抱いていたのが、今は年下の少女の足元に這いつくばって、性玩具に向けて舌を伸ばしているのだから、そう感じるのも当然だった。
 それでも樫田は、怒りに声を上げるどころか、ペニスをビクビクと嬉しげに震わせている。屈辱的なこの行為に対して、悦びと惨めさ、相反する感情を同時に抱いていた。

「そろそろ良いんじゃないですか」

 頭上から悠の声が聞こえて、樫田は舌を動かすのを止めた。

「最初は面白かったんですけど、もう先輩の童貞変態ギャグも見飽きてきました」

 自分でそうしろと命じておきながら、実行すればギャグ呼ばわり。あまりに奔放すぎる彼女の言葉に、樫田は睨み付けるような目付きをして顔を上げた。
 瞬間、彼の顔に張り付いた怒りは溶けていく。
 樫田を見下ろす悠の瞳には、嗜虐の愉悦が滲み、熱に浮かされた様に潤んでいる。淫らさと可愛らしさとが爆発でもしたかの様にあふれ出していた。

「ゆ……悠……ちゃ……」

 まともに声を上げる事も出来ずに、樫田は口をぱくぱくさせた。
 うっとりとした表情の悠が告げる。

「もっと私を愉しませてください。セックスしたいと思っている癖に、女の子に逆らえなくて、惨めにオナホールに向かって腰振りするところを見せて?」

 そう言い終えると、悠はオナホールを拾い上げてた。
 脚を組んで、その間に玩具を挟み込んだ。
 ふくらはぎの間に作られた擬似女性器は、樫田の唾液に濡れ光っている。

「……ほら、おいで?」

 優しく誘う様な声音と共に、悠が両腕を広げて見せた。
 樫田は、自身の瞳に映る彼女が淫蕩で残酷な悪魔にも、美しく慈愛に満ちた女神にも見えた。どちらであるかは分からないが、一つだけ断言出来た。その誘惑に抗うことは、無理であると言う事だ。
 吸い寄せられる様にして悠へと向かい、彼女の脚にしがみ付きながら、腰をオナホールへと突き出す。樫田のそれは、散々言われているように小さい方であるがゆえ、潤滑油がやや不十分であってもすんなりと玩具に挿入出来た。
 悠は目の前にある樫田の頭を撫でてやりながら、淫靡な声音で訊ねる。

「先輩? 分かってますか? これはセックスですよ?」

 緩やかに腰を前後させながら、樫田は全て理解していた。
 彼女が何を求めているのか。自分は何を答えるべきか。彼女が答えを受けて如何なる反応を示すのか。そして、その反応に対し自分が何を感じるのか。
 ――それが分かる様に躾けられて来たのだ。
 樫田は酷く興奮した様子で口を開いた。

「はあっ……ああ……。ぜ、全部入ったよ……い、痛くない……?」

 これは無論、悠への言葉ではない。
 ぷっ、と悠が笑みを漏らした。

「ふふ、あははっ、先輩、童貞をこじらせ過ぎですよー! オナホールに話掛けちゃうのなんて、先輩ぐらいですよ?」

 愉しげに笑う彼女を見上げる樫田の胸中は、悔しさと共に快感が湧き上がっていた。彼はこうなると分かっていた。その上で、自らを貶めるような台詞を紡ぎ、嘲られ、気持ち良くなっていた。
 自身の被虐嗜好。彼女の嗜虐性。それぞれを認め、受け入れている。更には両者の嗜好が絶妙に噛み合っている事をも理解している。もはや、彼に止まる理由は無かった。

「うっ、はあ、あっ、ああぁ……おまんこ……気持ち良い……!」

 樫田がそう見っとも無い声音を上げた。
 悠が彼の頭をわしゃわしゃと撫で回しながら言う。

「ふふふっ、童貞で、皮被りちんぽで、虐められたがりの先輩にとっては、このシリコンの玩具だけが『おまんこ』だもんね? 童貞卒業……ぷっ、ふふ……おめでとうございます」

 目頭が熱くなる程の恥辱を受けるも、それは同時にとても甘美な快感でもあった。
 嘲られ、罵られ、気持ち良くなってしまう。
 心はしっかりと痛んでいるはずなのに、一方では痛みを望んでしまい、与えられれば嬉しくなってしまう。倒錯的な官能だった。
 それは深く底なしの沼の様に彼を捕らえて離さない。
 いや、むしろ樫田自身がそうある事を望んでいた。
 オナホールに向けて腰を振り、悠の嘲笑を受けながら、樫田は絶頂が近い事を認めた。彼は甲高い声でそれを告げた後、こう付け足した。

「悠ちゃん、大好き……!」

 ぶびゅっ、びゅくっ!
 ペニスが大きく脈を打ちながら精を吐き出す。
 自身を虐げている少女に向かって好意を明かしながら迎えた絶頂は、どこまでも気持ちの良いものだった。魂が抜けていく――まさに昇天とでも言うべき快感が彼の身を苛んでいた。
 目を白黒させ、蕩けた表情を浮かべる樫田に向けて、悠は小さな声で告げた。

「……私も同じ気持ちです」

 途轍もない快感を伴う射精を経て、その余韻に浸る樫田は、当然の様にそれを聞き逃すのだった。

投稿日時:2019/03/17 17:21

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