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324.米原
>>323キャミソール姿になった若菜が、腕を大きく上げて腋を露わにする。
しっとりと汗が滲んだ滑らかな窪みは、女陰に劣らぬほどの淫靡な気配を纏っている。
花に群がる蝶のように、樫田はゆらゆらと若菜の腋に顔を寄せた。
「くすぐったい」と若菜に叱られるまで、執拗に鼻を鳴らした。
「なあ、今どうなってるのか、見せてよ」
若菜にそう言われて、樫田はベッドを下りて立ち上がった。
彼の男根は、どれだけいきり立とうとも、おのずから包皮が剥けることはない。亀頭をすっぽりと覆う皮の先端は巾着袋の口に似ている。無数の深い皺の間には水気が滲んでいた。
その様相を見つめる若菜は熱に浮かされたようになっていた。
「樫田のおちんちんは、いつ見ても可愛いな」
妖しい笑みを浮かべて言いながら、それへと手を伸ばす。
ほんの僅かに手が触れただけで樫田は「あう」と呻いた。
若菜はくすくすと笑ったが、それは嘲りではなく、彼の反応を可愛らしい、微笑ましいと感じた結果だ。
「宮久保さん。宮久保さんの手で……剥いて欲しいです……」
樫田の懇願を受けて、若菜は筒状に丸めた手で、彼のペニスを覆った。それからゆっくりと、本当にゆっくりと根元へ向けて手を下げていく。
一秒を一時間に引き伸ばされているのでは? と疑うほどに焦らされながら包皮を剥かれる。
その快感に、樫田は大いに喘ぎ、身悶えた。
やがて亀頭が完全に顔を出す頃には、完全に腰砕けになっていた。
下半身をガクガクと震わせながら、その場にへたり込む。
「剥かれただけで立っていられなくなるなんて、本当に敏感だな。……それに、こんなに濡らして」
そう言って、若菜は亀頭を濡れ光らせている我慢汁を指で拭い取った。
指先の粘液をぺろりと舐め上げてから言う。
「もっと愉しんでいたいけど、明日のこともあるからな。そろそろ出して終わりにしようか?」
樫田としても名残惜しかったが、彼女の言うことももっともだ。
仕方ない、といった調子で頷く。
「そうしょげるなよ。……そもそも、射精は射精で気持ち良いんだろう?」
それももっともだ。
下着だけの格好になった若菜がベッドに仰向けになり、その上に樫田が覆い被さった。
それだけを見れば樫田が若菜を抱かんとしているように感じられるが、そうではない。
樫田の胴体は、背に回された細い腕で抱き締められ、我慢汁でぐっしょりと濡れたペニスは、肉感的な白い太ももに挟み込まれていた。
「いっぱい気持ち良くなって、可愛く射精するところを見せてくれ」
若菜に頭を撫でながらそう言われたのを切っ掛けとして、樫田が腰を振り始める。
ローションを用いたのではないかと疑うほどに滑らかに、ペニスが太ももの間を行き来する。それだけ大量の先走り汁が分泌されていた。
腰の動きに合わせて、くちゅ、くちゅと湿った音が部屋に響く。
次第に腰振りを激しくさせていく樫田は、絶頂の影がにじり寄ってくるのを認めていた。加えて、それに抗う術がないことも。
むっちりとした太ももが作り出す心地よい圧迫感。後頭部を優しく撫で付ける若菜の手。彼女の身体から立ち上る女の匂い。「気持ち良い?」「可愛い」と慈愛に満ちた声音で紡がれる言葉。
悦びと興奮がペニスをどこまでも敏感にしていくようだった。
肉棒の根元へ向かって、睾丸がきゅっとせり上がった。
樫田が切羽詰まった声を上げた。
「宮久保さんっ、も、もう出ちゃいそうっ、だ、出して良い?」
「あ、待って、待って。少し身体を離して顔を上げて!」
今にも理性を突き破り、白濁液という形を成して体外に溢れ出してきそうな快感をなんとか堪えて、樫田は若菜の求めに従った。
若菜は嬉しそうに樫田の顔を見上げて言った。
「射精する時の可愛い顔が見たかったんだ。これで大丈夫。……だから、ほら、出して?」
どこかうっとりとして聞こえる若菜の声に促されるまま、樫田は熱いものを迸らせた。
ぶびゅるっ、びゅるる!
太ももの間でドクドクとペニスが脈動する感触を確かめながら、若菜は樫田をきつく抱き締めた。
ややして、樫田がゆらりと身体を起こした。
「宮久保さん……」
彼が名を呼ぶと、若菜は柔らかく微笑んだ。
かつては二人の縁結びの役を果たした、樫田の小さく短い包茎。今の二人にとってのペニスは些かな障害と化しているが、若菜はそれを愛しく感じ始めている。
それゆえに、若菜は半ば強引に樫田を仰向けに寝かせて、彼の股間に顔を埋めた。
射精したばかりの敏感なペニスを口に含まれ、尿道に残る精液を吸い上げられる。くすぐったさに身悶える樫田だが、そこまで愛して貰えているのだと思えば、全く嫌な気はしなかった。
彼らの仲が如何なる変化を辿るのか――短小包茎なりの美点を見出し、一般的な男女のような仲になっていくのか、あるいはより強固な主従関係を築いていくのか――それは誰にも分からぬことなのだった。
しっとりと汗が滲んだ滑らかな窪みは、女陰に劣らぬほどの淫靡な気配を纏っている。
花に群がる蝶のように、樫田はゆらゆらと若菜の腋に顔を寄せた。
「くすぐったい」と若菜に叱られるまで、執拗に鼻を鳴らした。
「なあ、今どうなってるのか、見せてよ」
若菜にそう言われて、樫田はベッドを下りて立ち上がった。
彼の男根は、どれだけいきり立とうとも、おのずから包皮が剥けることはない。亀頭をすっぽりと覆う皮の先端は巾着袋の口に似ている。無数の深い皺の間には水気が滲んでいた。
その様相を見つめる若菜は熱に浮かされたようになっていた。
「樫田のおちんちんは、いつ見ても可愛いな」
妖しい笑みを浮かべて言いながら、それへと手を伸ばす。
ほんの僅かに手が触れただけで樫田は「あう」と呻いた。
若菜はくすくすと笑ったが、それは嘲りではなく、彼の反応を可愛らしい、微笑ましいと感じた結果だ。
「宮久保さん。宮久保さんの手で……剥いて欲しいです……」
樫田の懇願を受けて、若菜は筒状に丸めた手で、彼のペニスを覆った。それからゆっくりと、本当にゆっくりと根元へ向けて手を下げていく。
一秒を一時間に引き伸ばされているのでは? と疑うほどに焦らされながら包皮を剥かれる。
その快感に、樫田は大いに喘ぎ、身悶えた。
やがて亀頭が完全に顔を出す頃には、完全に腰砕けになっていた。
下半身をガクガクと震わせながら、その場にへたり込む。
「剥かれただけで立っていられなくなるなんて、本当に敏感だな。……それに、こんなに濡らして」
そう言って、若菜は亀頭を濡れ光らせている我慢汁を指で拭い取った。
指先の粘液をぺろりと舐め上げてから言う。
「もっと愉しんでいたいけど、明日のこともあるからな。そろそろ出して終わりにしようか?」
樫田としても名残惜しかったが、彼女の言うことももっともだ。
仕方ない、といった調子で頷く。
「そうしょげるなよ。……そもそも、射精は射精で気持ち良いんだろう?」
それももっともだ。
下着だけの格好になった若菜がベッドに仰向けになり、その上に樫田が覆い被さった。
それだけを見れば樫田が若菜を抱かんとしているように感じられるが、そうではない。
樫田の胴体は、背に回された細い腕で抱き締められ、我慢汁でぐっしょりと濡れたペニスは、肉感的な白い太ももに挟み込まれていた。
「いっぱい気持ち良くなって、可愛く射精するところを見せてくれ」
若菜に頭を撫でながらそう言われたのを切っ掛けとして、樫田が腰を振り始める。
ローションを用いたのではないかと疑うほどに滑らかに、ペニスが太ももの間を行き来する。それだけ大量の先走り汁が分泌されていた。
腰の動きに合わせて、くちゅ、くちゅと湿った音が部屋に響く。
次第に腰振りを激しくさせていく樫田は、絶頂の影がにじり寄ってくるのを認めていた。加えて、それに抗う術がないことも。
むっちりとした太ももが作り出す心地よい圧迫感。後頭部を優しく撫で付ける若菜の手。彼女の身体から立ち上る女の匂い。「気持ち良い?」「可愛い」と慈愛に満ちた声音で紡がれる言葉。
悦びと興奮がペニスをどこまでも敏感にしていくようだった。
肉棒の根元へ向かって、睾丸がきゅっとせり上がった。
樫田が切羽詰まった声を上げた。
「宮久保さんっ、も、もう出ちゃいそうっ、だ、出して良い?」
「あ、待って、待って。少し身体を離して顔を上げて!」
今にも理性を突き破り、白濁液という形を成して体外に溢れ出してきそうな快感をなんとか堪えて、樫田は若菜の求めに従った。
若菜は嬉しそうに樫田の顔を見上げて言った。
「射精する時の可愛い顔が見たかったんだ。これで大丈夫。……だから、ほら、出して?」
どこかうっとりとして聞こえる若菜の声に促されるまま、樫田は熱いものを迸らせた。
ぶびゅるっ、びゅるる!
太ももの間でドクドクとペニスが脈動する感触を確かめながら、若菜は樫田をきつく抱き締めた。
ややして、樫田がゆらりと身体を起こした。
「宮久保さん……」
彼が名を呼ぶと、若菜は柔らかく微笑んだ。
かつては二人の縁結びの役を果たした、樫田の小さく短い包茎。今の二人にとってのペニスは些かな障害と化しているが、若菜はそれを愛しく感じ始めている。
それゆえに、若菜は半ば強引に樫田を仰向けに寝かせて、彼の股間に顔を埋めた。
射精したばかりの敏感なペニスを口に含まれ、尿道に残る精液を吸い上げられる。くすぐったさに身悶える樫田だが、そこまで愛して貰えているのだと思えば、全く嫌な気はしなかった。
彼らの仲が如何なる変化を辿るのか――短小包茎なりの美点を見出し、一般的な男女のような仲になっていくのか、あるいはより強固な主従関係を築いていくのか――それは誰にも分からぬことなのだった。
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