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332.米原

>>331ブルーフレグランスは、彼の懇願を無視して、立ち上がった。
 
「馬鹿ですか? もっとだなんて、要求出来る立場じゃないんですよ? 貴方は童貞で、包茎の駄目人間なんですから」

「むぐぁっ……!?」

 罵倒と同時に、ブルーフレグランスは、典孝の顔を踏みつけていた。
 流石に加減しているのか、痛みは無かった。
 それでも、圧迫感と息苦しさはあった。
 
「うっ、ううっ、くっ、はぁ、はぁっ!!」
 
 身動きの取れない身体を揺らし、苦悶の声を上げる典孝。
 だが、ブルーフレグランスは容赦なく哀れな童貞を踏みつけるのだった。
 嘲笑が典孝の耳に届いた。
 
「顔踏まれてるのに、ちんぽはビンビンに勃起させて、馬鹿みたい」

 典孝は次第に足で踏まれている事への喜びを覚え始めた。
 流石の典孝も悪臭であれば、嫌悪感が勝るものの、水色の靴下に包まれたブルーフレグランスの足は、やはり良い香りだったのだ。
 荒い呼吸は、次第に香りを吸い込む様に変わり、うめき声は、喘ぎになっていった。
 
「みんな、そろそろ仕上げにしましょう?」

 ブルーフレグランスの号令よって、残る二人も責めに加わった。
 レッドキャンディは乳首に吸い付き、イエローリボンが全身を締め上げる。
 
「はむっ……んっ、れろ、れろ……ちゅぶっ、れろっ……乳首気持ちよくておかしくなりそうでしょう!?」

 すでに激しく責められていた乳首は、非常に敏感になっていた。
 軽く舌が這うだけで、電気が走るような快感が生まれていた。
 レッドキャンディは、それでも責めを緩めるつもりはなかった。
 徹底的に乳首を苛めて、責めて、狂わせてやろうと、激しく舐めしゃぶる。
 
「ほーら、締め付けられる気分は? 小さいちんぽを、シコシコしたくても出来ないもどかしさは? 気持ち良いんでしょう? 気持ち悪い童貞くん」
 
 被虐的な快楽に酔う身体は、緩急付けて締め付けられる事にも悦びを覚えた。
 睾丸やペニスにもリボンは巻き付き、刺激を与えている。 
 包茎の先端から滲み出る大量の我慢汁。
 典孝は今すぐにでもペニスを握り締め、射精したい気持ちでいっぱいだった。
 
 三人がそれぞれの技を駆使した責めは、しばらく続いた。
 開放された時には、もはやペニスを握る力すら残っていなかった。
 皮を被った小さなペニスだけが、元気にビクンビクンと震えていた。
 息も絶え絶えの典孝を、ブルーフレグランスと、イエローリボンの二人が両脇から抱えて立ち上がらせた。
 ブルーフレグランスの香りと、イエローリボンのリボンの隙間から触れる柔肌に、典孝は狂おしい程の興奮を覚えた。
 正面に立ったレッドキャンディが囁きかける。
 
「ねえ? 包茎おちんちん、シコシコ扱いて欲しい?」

 コクコクと首を縦に振る典孝。
 心身共に消耗しきっていたが、射精欲だけは衰えていなかった。
 とにかく気持ちよくなりたい。このもどかしさから、開放されたい。
 頭の中は射精への欲求だけで埋め尽くされていた。
 
「扱いてもらえると思った? 残念だったね」

「そ、そんな……!」

 絶望的な表情を浮かべる典孝。
 
「お前みたいな駄目ちんぽ野郎、女の子に射精させてもらえる訳、な・い・ん・だ・よ! セックスなんてもっての他! ちんぽに触ってすらもらえないの! 分かった?」

 両脇の二人から開放され、その場にへたり込む典孝。
 返す言葉もなく、打ちひしがれるのみに見えたが、一度伏せた顔を上げる。
 
「だっ、だったら! せ、せめて、俺がオナニーするところを見ていてください!」

 懇願するようにレッドキャンディの顔を見上げる。
 にやりと意地悪な笑みを浮かべた彼女は、言う。
 
「良いの? そんなの本当に駄目人間のする事だけど? 女の子にちんぽ弄ってる姿を見て欲しいなんて、気持ち悪い」

 罵倒され、興奮した典孝は、はぁはぁと荒くなる呼吸を何とか鎮めて声を絞り出す。
 
「お、俺は……駄目、ちんぽ野郎です……お、お願いだから、オナニー見ていてください……!」

 リボンイエローが口を開いた。
 
「こんなミニちんぽ扱くのに、オナニーなんて立派な言葉、似合わないよ、ちんぽ弄り。言い直しなさい!」

「ち、ちんぽ弄りです! 包茎短小のちんぽ弄り、見てください!」

 次の言葉を待たずに、典孝はペニスを握り締めた。
 それだけで、たまらない快感が、彼を襲った。
 情けない喘ぎ声を上げて、ペニスを扱き出す典孝。
 彼を冷たい眼差しで見つめながら、ブルーフレグランスが、キャンディに声を掛ける。
 
「良いのですか? 勝手な事させちゃって」

 レッドキャンディは、ポケットから棒付きキャンディを取り出すと、包みを取って口に咥えた。
 
「ほとんど堕ちてると思うけどな。ブルーはどう思う?」

「……もう一押ししても良いかと」

 二人の会話を聞きながら、ちんぽを弄る典孝は、期待を膨らませた。
 もう一押し。もっと虐めてもらえるのだ、と。
 
「お、お願いします! もっと駄目ちんぽにお仕置きしてください!」

 期待は胸の内に留まらず、声になって飛び出した。
 その間も、我慢汁で濡れたペニスをぬちゃぬちゃ音を立てて扱く典孝。
 もはや彼には、プライドがなかった。
 より下等な存在へと成り果てる事こそ、至福であった。
 
「……本当、気持ち悪い。イエロー! やっちゃって良いよ!」

 しゅるるっ、とイエローから放たれるリボンは、一瞬の内に典孝の身体を覆った。
 イエローリボンが手をかざすと、今度は典孝の身体を宙に浮いた。
 
「ほーら! 悦べ変態、ちんぐり返しにしてあげる!」

 イエローリボンの巧みなリボン捌きによって、典孝は、壁際でちんぐり返しの格好にされた。
 それでもペニスを弄る手は、止められない。
 肛門までも晒す羞恥は、快感のスパイスにしかならなかった。
 
「はぁ、はぁ……あぁぁぁっ……!」

 手の動きを早める典孝に、レッドキャンディが近寄った。
 口にしていたキャンディを取り出し、典孝に突き付けた。
 溶けた飴と唾液が混ざり合ったものが、ぽたぽたと典孝の顔に滴り落ちた。
 生暖かく、どろりとした感触が頬を伝う。
 
「お前は女の子と関わろうなんて思い上がらずに、今日の事を思い出して、ずーっと一人寂しくちんぽ弄ってろ。分かったか!?」

「は、はいぃぃ!!」

「素直に返事をしたご褒美だ、たっぷり味わえ」

 典孝のアナルにキャンディを押し当てると、一気にねじ込んだ。
 苦痛に身体を震わせた典孝だが、次の瞬間には、彼の口から嬌声が響く事となる。
 レッドキャンディは、飴の角度を調整し、前立腺をぐりぐりと刺激した。
 
「はぅ!? あっ、あぁぁぁっ! イクッ! イクゥゥゥゥッッ!!」

 目を白黒させながら、典孝は叫び声を上げた。
 ペニスを握る手に力が入る。
 根本に向かって手を動かすと、包皮が剥け、真っ赤な亀頭が露になった。
 敏感な亀頭が外気に触れ、その快感に、典孝はたまらず射精してしまった。
 ぶびゅっ! びゅっ! びゅく、びゅく……。
 典孝は、大量に吐き出された自身精液を顔面に浴びた。
 
「はぁ……はぁ……」

 逆さまの視界の中で、3人の美少女達はが、背を向け去っていくのを、典孝はぼんやりと見ていた。
 狭いアパートの一室には、ザーメンまみれで、アナルからキャンディの棒を生やした、哀れな男だけが残された。

投稿日時:2019/01/06 13:46

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