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412.米原
>>411 浴室を出てすぐの所に洗面台がある。台と一体になっている鏡を前にして、悠は背後から樫田の身を抱き締めていた。
競泳水着の薄い生地だけを間に挟んで互いの身体が密着している状態だ。温かく柔らかい。その感触を認めて樫田は鼓動を高鳴らせている。
未だローションで濡れている彼の身体を、悠の手が撫でる。
ぬるり、と滑るようにしてしなやかな指が胸板を這う。
乳首への刺激を期待させるかのように、その付近で指先がくるりと円を描いた。それから、悠は乳首には触れずに胸の中心に手の平を当てた。
「ふふっ。ドキドキしてるんですか?」
「あ、あう……。し、してる……と思う」
「ふうん。どうして? これからどうやって虐められるのか、想像しちゃったんですか?」
悠は少し背伸びをして、樫田の耳元で囁くように喋っている。
耳に吐息が触れるこそばゆさが、彼を余計に興奮させていた。
樫田が身を小さく震わせながら言う。
「それもあるけど……。それより、ゆ……悠ちゃんの身体が背中に……」
「先輩らしくないですね。そんな普通の男の子みたいな理由で興奮しちゃうなんて。……ちょっと生意気なんじゃないですか?」
背に触れる女体について口にした時から、そう叱られる予感はしていた。
樫田はほんの少し身を強張らせて「ごめんなさい」と口にした。
震える声音で為された謝罪に、悠は満足げに笑みを漏らした。
「そうやってビクビクしてる方が先輩らしくて可愛いですよ」
そう言った後、右手をペニスへとやった。
「ここも生意気に亀頭を露出させてるけど……らしくないですよね? だって先輩は短小で、包茎の、マゾさんなんだから」
どこかうっとりとしているようにも聞こえる甘く妖しい声音で囁いた後、悠は彼の包皮を引っ張り伸ばして、亀頭を覆い隠した。
ほら見て、と悠が目配せで鏡を指す。
彼女の細い指に摘み上げられ見っとも無く伸びた包皮が視界に映る。その途端に樫田は全身を大きく震わせた。
「興奮しちゃいました? 全く、本当に変態なんだから」
呆れているような物言いでありながら、声音は痴態を喜んでいるようだった。
悠は包皮の先端を引っ張り上げながら、左手で乳首を責め始めた。
乳頭にあてがった指先を揺らすように動かす。小さな突起は上下左右に転がされていた。
浴室で全身に垂らされたローションの残りが潤滑油となっていた。ぬるぬると乳頭を撫でられる気持ち良さが、ジワジワと胸全体に広がっていく。
胸元に広がる快感に樫田は身を震わす。
彼を苛んでいる官能の波は、胸から押し寄せるものばかりではない。
包皮を摘んだ右手は何度も上下していた。
縦に伸びたり縮んだりを繰り返す包皮の中で、亀頭は擦られ、そこから痺れるような気持ち良さが湧き上がって来る。
樫田は熱っぽい吐息を漏らしながら小さく身を捩らせる。
「はあっ、はあ、あっ、ああぁっ……!」
「おちんちんの皮を引っ張られながら、乳首を弄られるのが気持ち良いなんて……他の女の子が知ったら、どう思うのかな?」
「う、ううう……。き、気持ち悪がられます……」
「そうですよねー。だって現に今の先輩、気持ち悪いですし」
そう言うと同時に、悠は摘み上げている包皮を更に思い切り引っ張り上げた。
「こうやって毎日伸ばしていたら、その内、結べるぐらいになったりして」
苦しげな呻き声を上げながら、樫田は首を横に振った。
自身のペニスの先で、包皮が玉結びになっているところを想像すると、ゾッとした。
「ふふっ。嫌なんですか? でも、おちんちんの皮を引っ張られるのは気持ち良いんですよね?」
「うっ、くふっ……き、気持ち良い……」
「我がままですね。それじゃあ、こうしましょうか。私が良いって言うまで射精せずに我慢出来たら、その我がままを聞いてあげます。でも、もし……射精しちゃったら、その時は……ふふっ……」
どう考えても樫田に不利なゲームだった。制限時間を設ける訳でもないのだから、悠の気分次第でどうにでもなるのだ。
不服を口にすべきか否かを樫田が迷っている内に、悠はさっさと動き出した。彼の真後ろから少しずれて、上体を回りこませるようにして胸元へ顔を寄せる。乳首に舌を這わせつつ、右手は包皮を責め、左手は尻へと回した。
股をくぐった悠の左手が樫田の睾丸を鷲掴みにする。そのままムニムニと揉みしだかれる。
包皮と乳首に刺激を与えられるだけでも容易に快楽の果てへと達しただろうに、悠はより苛烈に彼を責め立てる。
「あっ、あう、あああぁ……!」
対する樫田は、ただひたすらに、腰の奥から込み上げてくる熱い物を必死でペニスへと流れ込んで来ないように堪えることしか出来ない。
絶えず嬌声を上げながら、その身を大仰に震わせる。
鮮やかな色の舌先は淫靡に踊るかのように蠢き、小さな突起に甘い痺れを与え続ける。亀頭を保護すべき包皮は性具の類であるかのように弄ばれ、被虐的な快感を肉棒に生じさせる。そのすぐ下では睾丸が小さな手に優しく揉まれている。
樫田はその顔に悦楽の色を滲ませながらも、苦しげな声音で言う。
「ゆっ、悠ちゃん、こ、こんなの……むっ、無理……!」
「もう出ちゃいそうなんですか? ……まだ触ってない所もあるのに」
言うなり、睾丸を揉んでいた手を僅かに引っ込める。しなやかな指が尻の谷間へと埋められる。指先が肛門を撫でた。
「ひゃう、あ、ああ……はあっ、そ、そこは……」
「ふふん。ここも気持ち良いんですか? お尻まで虐められて気持ち良くなっちゃうなんて……恥ずかしい先輩です」
「うっ、く、ふうう……あ、ああっ……」
悠の指先で肛門を撫でられるのは、非常にくすぐったかった。もちろん、くすぐったいだけではない。そこには快感もしっかりと存在していた。
「ん……ちゅっ……ちゅうう……。ちゅく、ちゅぱっ……」
淫らに音を立てながら、悠が激しく乳首を舐めしゃぶる。
彼女は時折、上目遣いで樫田の顔を見上げた。
潤んだ大きな瞳を向けられると、樫田は一層興奮してしまう。可憐な少女に弄ばれているのだと強く実感させられ、それが被虐的な快感を煽り立てていた。
端から彼が勝利することは不可能だった。
射精の引き金となったのは、悠の指先が僅かにアヌスへ沈み込んだ刺激だった。
包皮を引っ張り上げられ、醜く奇怪な様相を呈するペニスが激しく打ち震え、精を吐き出す。
びゅくっ、びゅく。
白濁液が噴き上がる様子を観察することは出来なかったが、樫田の口から上がった嬌声と全身の痙攣から、彼が絶頂を迎えたのだと悠は判断した。
「あーあ。……イッちゃいましたね、先輩」
彼女が包皮を手放す。一気に縮んだそれが、ペニスの先端で巾着袋の口のようになった後、そこからじわりと精液が滲み出した。
その情けない己の射精を鏡越しに見つめながら、樫田は不安げな声を上げた。快楽の余韻に浸る余裕はなかった。
こうして見てみると、以前よりも皮の余り具合が酷くなっている気がしたのだ。
「ゆ、悠ちゃん……まさか、本当に……」
「それこそ、まさか、ですよ。結べる訳ないじゃないですか、馬鹿なんですか?」
「う……。は、はは……そうだよね」
「うん。でも、先輩が勝手に射精したのは事実ですから、罰は与えますよ? ……『僕は乳首を虐められながら、おちんちんの皮を引っ張られるとすぐにイッちゃうマゾです』って書いたホワイトボードでも首から掛けて学園中を練り歩いて貰いましょうか」
包皮の件が単なる脅しであったことに安堵していた樫田は、これもまた脅し文句に過ぎないのだろうと高をくくった。
数日後、その判断が誤りであったことを彼は知る。
競泳水着の薄い生地だけを間に挟んで互いの身体が密着している状態だ。温かく柔らかい。その感触を認めて樫田は鼓動を高鳴らせている。
未だローションで濡れている彼の身体を、悠の手が撫でる。
ぬるり、と滑るようにしてしなやかな指が胸板を這う。
乳首への刺激を期待させるかのように、その付近で指先がくるりと円を描いた。それから、悠は乳首には触れずに胸の中心に手の平を当てた。
「ふふっ。ドキドキしてるんですか?」
「あ、あう……。し、してる……と思う」
「ふうん。どうして? これからどうやって虐められるのか、想像しちゃったんですか?」
悠は少し背伸びをして、樫田の耳元で囁くように喋っている。
耳に吐息が触れるこそばゆさが、彼を余計に興奮させていた。
樫田が身を小さく震わせながら言う。
「それもあるけど……。それより、ゆ……悠ちゃんの身体が背中に……」
「先輩らしくないですね。そんな普通の男の子みたいな理由で興奮しちゃうなんて。……ちょっと生意気なんじゃないですか?」
背に触れる女体について口にした時から、そう叱られる予感はしていた。
樫田はほんの少し身を強張らせて「ごめんなさい」と口にした。
震える声音で為された謝罪に、悠は満足げに笑みを漏らした。
「そうやってビクビクしてる方が先輩らしくて可愛いですよ」
そう言った後、右手をペニスへとやった。
「ここも生意気に亀頭を露出させてるけど……らしくないですよね? だって先輩は短小で、包茎の、マゾさんなんだから」
どこかうっとりとしているようにも聞こえる甘く妖しい声音で囁いた後、悠は彼の包皮を引っ張り伸ばして、亀頭を覆い隠した。
ほら見て、と悠が目配せで鏡を指す。
彼女の細い指に摘み上げられ見っとも無く伸びた包皮が視界に映る。その途端に樫田は全身を大きく震わせた。
「興奮しちゃいました? 全く、本当に変態なんだから」
呆れているような物言いでありながら、声音は痴態を喜んでいるようだった。
悠は包皮の先端を引っ張り上げながら、左手で乳首を責め始めた。
乳頭にあてがった指先を揺らすように動かす。小さな突起は上下左右に転がされていた。
浴室で全身に垂らされたローションの残りが潤滑油となっていた。ぬるぬると乳頭を撫でられる気持ち良さが、ジワジワと胸全体に広がっていく。
胸元に広がる快感に樫田は身を震わす。
彼を苛んでいる官能の波は、胸から押し寄せるものばかりではない。
包皮を摘んだ右手は何度も上下していた。
縦に伸びたり縮んだりを繰り返す包皮の中で、亀頭は擦られ、そこから痺れるような気持ち良さが湧き上がって来る。
樫田は熱っぽい吐息を漏らしながら小さく身を捩らせる。
「はあっ、はあ、あっ、ああぁっ……!」
「おちんちんの皮を引っ張られながら、乳首を弄られるのが気持ち良いなんて……他の女の子が知ったら、どう思うのかな?」
「う、ううう……。き、気持ち悪がられます……」
「そうですよねー。だって現に今の先輩、気持ち悪いですし」
そう言うと同時に、悠は摘み上げている包皮を更に思い切り引っ張り上げた。
「こうやって毎日伸ばしていたら、その内、結べるぐらいになったりして」
苦しげな呻き声を上げながら、樫田は首を横に振った。
自身のペニスの先で、包皮が玉結びになっているところを想像すると、ゾッとした。
「ふふっ。嫌なんですか? でも、おちんちんの皮を引っ張られるのは気持ち良いんですよね?」
「うっ、くふっ……き、気持ち良い……」
「我がままですね。それじゃあ、こうしましょうか。私が良いって言うまで射精せずに我慢出来たら、その我がままを聞いてあげます。でも、もし……射精しちゃったら、その時は……ふふっ……」
どう考えても樫田に不利なゲームだった。制限時間を設ける訳でもないのだから、悠の気分次第でどうにでもなるのだ。
不服を口にすべきか否かを樫田が迷っている内に、悠はさっさと動き出した。彼の真後ろから少しずれて、上体を回りこませるようにして胸元へ顔を寄せる。乳首に舌を這わせつつ、右手は包皮を責め、左手は尻へと回した。
股をくぐった悠の左手が樫田の睾丸を鷲掴みにする。そのままムニムニと揉みしだかれる。
包皮と乳首に刺激を与えられるだけでも容易に快楽の果てへと達しただろうに、悠はより苛烈に彼を責め立てる。
「あっ、あう、あああぁ……!」
対する樫田は、ただひたすらに、腰の奥から込み上げてくる熱い物を必死でペニスへと流れ込んで来ないように堪えることしか出来ない。
絶えず嬌声を上げながら、その身を大仰に震わせる。
鮮やかな色の舌先は淫靡に踊るかのように蠢き、小さな突起に甘い痺れを与え続ける。亀頭を保護すべき包皮は性具の類であるかのように弄ばれ、被虐的な快感を肉棒に生じさせる。そのすぐ下では睾丸が小さな手に優しく揉まれている。
樫田はその顔に悦楽の色を滲ませながらも、苦しげな声音で言う。
「ゆっ、悠ちゃん、こ、こんなの……むっ、無理……!」
「もう出ちゃいそうなんですか? ……まだ触ってない所もあるのに」
言うなり、睾丸を揉んでいた手を僅かに引っ込める。しなやかな指が尻の谷間へと埋められる。指先が肛門を撫でた。
「ひゃう、あ、ああ……はあっ、そ、そこは……」
「ふふん。ここも気持ち良いんですか? お尻まで虐められて気持ち良くなっちゃうなんて……恥ずかしい先輩です」
「うっ、く、ふうう……あ、ああっ……」
悠の指先で肛門を撫でられるのは、非常にくすぐったかった。もちろん、くすぐったいだけではない。そこには快感もしっかりと存在していた。
「ん……ちゅっ……ちゅうう……。ちゅく、ちゅぱっ……」
淫らに音を立てながら、悠が激しく乳首を舐めしゃぶる。
彼女は時折、上目遣いで樫田の顔を見上げた。
潤んだ大きな瞳を向けられると、樫田は一層興奮してしまう。可憐な少女に弄ばれているのだと強く実感させられ、それが被虐的な快感を煽り立てていた。
端から彼が勝利することは不可能だった。
射精の引き金となったのは、悠の指先が僅かにアヌスへ沈み込んだ刺激だった。
包皮を引っ張り上げられ、醜く奇怪な様相を呈するペニスが激しく打ち震え、精を吐き出す。
びゅくっ、びゅく。
白濁液が噴き上がる様子を観察することは出来なかったが、樫田の口から上がった嬌声と全身の痙攣から、彼が絶頂を迎えたのだと悠は判断した。
「あーあ。……イッちゃいましたね、先輩」
彼女が包皮を手放す。一気に縮んだそれが、ペニスの先端で巾着袋の口のようになった後、そこからじわりと精液が滲み出した。
その情けない己の射精を鏡越しに見つめながら、樫田は不安げな声を上げた。快楽の余韻に浸る余裕はなかった。
こうして見てみると、以前よりも皮の余り具合が酷くなっている気がしたのだ。
「ゆ、悠ちゃん……まさか、本当に……」
「それこそ、まさか、ですよ。結べる訳ないじゃないですか、馬鹿なんですか?」
「う……。は、はは……そうだよね」
「うん。でも、先輩が勝手に射精したのは事実ですから、罰は与えますよ? ……『僕は乳首を虐められながら、おちんちんの皮を引っ張られるとすぐにイッちゃうマゾです』って書いたホワイトボードでも首から掛けて学園中を練り歩いて貰いましょうか」
包皮の件が単なる脅しであったことに安堵していた樫田は、これもまた脅し文句に過ぎないのだろうと高をくくった。
数日後、その判断が誤りであったことを彼は知る。
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