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324.米原

>>323キャミソール姿になった若菜が、腕を大きく上げて腋を露わにする。
 しっとりと汗が滲んだ滑らかな窪みは、女陰に劣らぬほどの淫靡な気配を纏っている。
 花に群がる蝶のように、樫田はゆらゆらと若菜の腋に顔を寄せた。
「くすぐったい」と若菜に叱られるまで、執拗に鼻を鳴らした。

「なあ、今どうなってるのか、見せてよ」

 若菜にそう言われて、樫田はベッドを下りて立ち上がった。
 彼の男根は、どれだけいきり立とうとも、おのずから包皮が剥けることはない。亀頭をすっぽりと覆う皮の先端は巾着袋の口に似ている。無数の深い皺の間には水気が滲んでいた。
 その様相を見つめる若菜は熱に浮かされたようになっていた。

「樫田のおちんちんは、いつ見ても可愛いな」

 妖しい笑みを浮かべて言いながら、それへと手を伸ばす。
 ほんの僅かに手が触れただけで樫田は「あう」と呻いた。
 若菜はくすくすと笑ったが、それは嘲りではなく、彼の反応を可愛らしい、微笑ましいと感じた結果だ。

「宮久保さん。宮久保さんの手で……剥いて欲しいです……」

 樫田の懇願を受けて、若菜は筒状に丸めた手で、彼のペニスを覆った。それからゆっくりと、本当にゆっくりと根元へ向けて手を下げていく。
 一秒を一時間に引き伸ばされているのでは? と疑うほどに焦らされながら包皮を剥かれる。
 その快感に、樫田は大いに喘ぎ、身悶えた。
 やがて亀頭が完全に顔を出す頃には、完全に腰砕けになっていた。
 下半身をガクガクと震わせながら、その場にへたり込む。

「剥かれただけで立っていられなくなるなんて、本当に敏感だな。……それに、こんなに濡らして」

 そう言って、若菜は亀頭を濡れ光らせている我慢汁を指で拭い取った。
 指先の粘液をぺろりと舐め上げてから言う。

「もっと愉しんでいたいけど、明日のこともあるからな。そろそろ出して終わりにしようか?」

 樫田としても名残惜しかったが、彼女の言うことももっともだ。
 仕方ない、といった調子で頷く。

「そうしょげるなよ。……そもそも、射精は射精で気持ち良いんだろう?」

 それももっともだ。
 下着だけの格好になった若菜がベッドに仰向けになり、その上に樫田が覆い被さった。
 それだけを見れば樫田が若菜を抱かんとしているように感じられるが、そうではない。
 樫田の胴体は、背に回された細い腕で抱き締められ、我慢汁でぐっしょりと濡れたペニスは、肉感的な白い太ももに挟み込まれていた。

「いっぱい気持ち良くなって、可愛く射精するところを見せてくれ」

 若菜に頭を撫でながらそう言われたのを切っ掛けとして、樫田が腰を振り始める。
 ローションを用いたのではないかと疑うほどに滑らかに、ペニスが太ももの間を行き来する。それだけ大量の先走り汁が分泌されていた。
 腰の動きに合わせて、くちゅ、くちゅと湿った音が部屋に響く。
 次第に腰振りを激しくさせていく樫田は、絶頂の影がにじり寄ってくるのを認めていた。加えて、それに抗う術がないことも。
 むっちりとした太ももが作り出す心地よい圧迫感。後頭部を優しく撫で付ける若菜の手。彼女の身体から立ち上る女の匂い。「気持ち良い?」「可愛い」と慈愛に満ちた声音で紡がれる言葉。
 悦びと興奮がペニスをどこまでも敏感にしていくようだった。
 肉棒の根元へ向かって、睾丸がきゅっとせり上がった。
 樫田が切羽詰まった声を上げた。

「宮久保さんっ、も、もう出ちゃいそうっ、だ、出して良い?」

「あ、待って、待って。少し身体を離して顔を上げて!」

 今にも理性を突き破り、白濁液という形を成して体外に溢れ出してきそうな快感をなんとか堪えて、樫田は若菜の求めに従った。
 若菜は嬉しそうに樫田の顔を見上げて言った。

「射精する時の可愛い顔が見たかったんだ。これで大丈夫。……だから、ほら、出して?」

 どこかうっとりとして聞こえる若菜の声に促されるまま、樫田は熱いものを迸らせた。
 ぶびゅるっ、びゅるる!
 太ももの間でドクドクとペニスが脈動する感触を確かめながら、若菜は樫田をきつく抱き締めた。
 
 ややして、樫田がゆらりと身体を起こした。
 
「宮久保さん……」

 彼が名を呼ぶと、若菜は柔らかく微笑んだ。
 
 かつては二人の縁結びの役を果たした、樫田の小さく短い包茎。今の二人にとってのペニスは些かな障害と化しているが、若菜はそれを愛しく感じ始めている。
 それゆえに、若菜は半ば強引に樫田を仰向けに寝かせて、彼の股間に顔を埋めた。
 射精したばかりの敏感なペニスを口に含まれ、尿道に残る精液を吸い上げられる。くすぐったさに身悶える樫田だが、そこまで愛して貰えているのだと思えば、全く嫌な気はしなかった。
 彼らの仲が如何なる変化を辿るのか――短小包茎なりの美点を見出し、一般的な男女のような仲になっていくのか、あるいはより強固な主従関係を築いていくのか――それは誰にも分からぬことなのだった。
 

投稿日時:2018/12/28 18:11

323.米原

>>322家庭科室には、シンクとコンロのついた、大きなテーブルが6つ並んでいる。
 その内の一つに、駿介は乗せられた。
 四つん這いの格好をさせられ、貞操帯に包まれたペニスの先には、ワイングラスが設置されていた。
 千佳はまず、駿介の股間から貞操帯を外した。
 包皮を被ったペニスは我慢汁でどろどろに汚れ、限界まで勃起していた。
 アンリレナがスンスンと鼻を鳴らした。
 
「こんなにいやらしい匂いを振りまいて、恥ずかしくないのかしら、駿介」

 駿介のペニスが大きく脈打ち、我慢汁が包皮の先端からとろりと滴った。
 呻き声交じりに、恥ずかしいです、と答えた。
 
「ふふ、そうよね。駿介、正直に答えなさい。私の家畜を止めたいと思う?」

 駿介はしばらく荒い吐息をもらすばかりだったが、ゆっくりと首を縦に振った。
 何の目的があっての質問だったのか、想像する余裕もなかった。

「だったらゲームをしましょ。その粗末なおちんちんを、千佳ちゃんに剥いて貰いなさい。
エッチなお漏らしせずに、立派な大人ちんぽになったら、開放してあげる。ご褒美にセックスもさせてあげようかしら」

 ゆっくりと顔を上げる駿介。
 何度も希望をチラつかされ、その度快楽をもって絶望に叩き落されて来た。
 今度もそうに違いないと分かっていながら、わずかに残るプライドが、チャンスを見逃すなと訴える。
 胸の鼓動が高まり、緊張の汗が滲む。
 搾り出す様に、言葉を発する。やります。
 千佳が吹き出した。
 
「あはははっ、本当に? 本当に我慢出来ると思ってるの? ちんぽ汁びゅるびゅるするしか能が無いくせに?」

 嘲笑を受け、駿介の決意が一瞬揺らいだ。
 
(いや……ぜ、全部、この淫魔が悪い……! 耐えて見せるんだ、絶対に……!)

 アンリレナへの憎悪を滾らせ、全身を力ませる。
 馬鹿じゃないの、と千佳は罵りながらも、駿介の背後に回った。
 細く白い指が、駿介の包茎ペニスを摘まむ。
 駿介には、絶対に射精を堪える事が出来ない、と考えている千佳は、左手でグラスを持ち上げ、ペニスに近づけた。
 ゆっくりと包皮が剥かれ始める。
 
「んっ、おうぁっ……はぁっ、はぁぁぁっ、……んくぅ……」

 絶頂に至るまいと踏ん張る駿介の顔は真っ赤に染まっていた。
 歯をギリギリと食いしばり、肉体の全てに力を込める。
 一瞬でも気を抜けば、呆気なく精液を吐き出してしまいそうだ。
 たっぷり刻み込まれて来た快楽が、一気に襲い掛かってきている。
 
「半分まで来たよ。……意外と頑張ってるけど、最後まで持つかな?」

 千佳の言葉を受け、駿介は自身に言い聞かせる。
 半分耐えた。残る半分も耐えられるはずだ。耐えるのだ。
 ねっとりとした脂汗が、体中から染み出す。
 苦しさと快楽が混ざり合い朦朧とする頭の中で、ひたすら「耐えろ」と唱え続ける。
 駿介は、不意にペニスに小さな振動を感じた。
 次の瞬間、千佳の大きな笑い声が響いた。
 
「ぷっ、く……あはははっ、ゆーっくり少し剥いただけで、プルプルしっちゃって、情けない。半分も耐えられる訳ないでしょ? さっさと精液びゅっびゅっしちゃいなさい。ほらっ」

 千佳は、我慢汁塗れの包皮を、一気に剥いた。
 
「あぐっ、あぁっ! あぁぁぁぁぁっ!!」

 駿介はあまりの快感で目を白黒させ、嬌声を上げた。
 ぷりっ、と勢い良く亀頭が露出した。それとほぼ同時に、駿介は果てた。
 ぶびゅっ、びゅくるるっ。
 精液は勢い良く放たれ、飛沫を撒き散らしながらも、ワイングラスを満たしていった。
 我慢に我慢を重ねた後の射精は、凄まじい快感を生み出し、断続的も精液が吐き出される。
 たっぷりと精液を注がれたグラスをアンリレナへ渡し、千佳は駿介の睾丸を強く握った。
 突然の痛みに、悲鳴を上げる駿介。その耳元で千佳が囁く。
 
「本当に情けないちんぽだね。アンタには家畜が一番向いてるよ」

「あ……あぁ……あぁぁぁ……」

 絶望的な表情で、か細く呻き声を上げながら、駿介は崩れ落ちた。
 白濁液で満たされたグラスを傾けつつ、アンリレナは冷酷な微笑を浮かべた。
 
「駿介。貴方の事が良く分かったわ。午後からは、授業を休んで躾け直しをする必要があるわね」




 駿介は制服を着て、保健室に向かっていた。
 格好も向かう先も、アンリレナからの要求だった。
 保健室の扉に手を掛け、思い悩む。
 制服を着せられる際に、媚薬の効果も取り除かれた。逃げ出すには絶好の機会だった。
 アンリレナが発した「躾け直し」の意味を考えると、扉の先には恥辱と快楽の罠が待っているのは明確だ。
 逃走した所ですぐに捕まるのではないか、わずかな望みでもそれに賭けるべきではないか。
 二つの選択肢に挟まれ、駿介の心情は揺れ動いていた。
 
(……なんだ?)

 保健室の中から微かに声が聞こえた。
 思考を一度止めて、耳を澄ます。女の声。それも――、喘ぎ声。
 胸の内に、好奇心が湧き上がってくる。
 淫魔に捕らえられているが、責められる一方で、女性の痴態は見た事がなかった。
 童貞の駿介には堪えきれない誘惑だった。
 そっと扉を開き、隙間から様子をのぞき見る。
 真っ白なシーツの上に、裸体があった。
 
(全裸の女の子……? あっ……あれは、関村さん……!)

 裸の女性が想いを寄せる同級生である事に気付き、駿介は股間を膨らませた。
 
(いや、これはどうせ罠だ……)

 理解していながら、駿介は目を逸らせずにいた。
 手が自然と股間に伸び、勃起したペニスを揉んで刺激した。
 はぁはぁと息は荒くなり、千佳のオナニーを鑑賞しながら射精してしまいたい欲求が沸き上がる。
 
「芦野……君……?」

 突如名を呼ばれ、駿介は心臓が飛び出るような思いをした。
 覗きを見つかった!
 頭を支配していた欲情の火は一瞬で消え失せ、焦りの感情で一杯になる。
 逃げ去ろうにも極度の緊張により、身体が上手く動かせなかった。
 次の言葉に、駿介の混乱は加速していく。

「来て……一緒に気持ち良くなろうよ……」

 緊張が解れぬ内に、罠と疑っていた事を思い出し、思考と感情が揺さぶられる。

(覗きがバレた! これは罠だ! 逃げなきゃ! でも関村さんが裸で呼んでる!)

 どうにもならない状態にある駿介は、不意に肩を叩かれ、飛び跳ねた。
 
「ふふ、そんなに驚いてどうしたのかしら?」

 アンリレナだった。
 彼女は笑みを浮かべて、駿介の頬を撫でると、「罠じゃないわよ」と言った。
 
「彼女を発情させたここまで連れて来たのは私だけどね。……抱いたからと言って、貴方に不利益がある訳じゃないわ」

 駿介は、ますます訳が分からなくなった。
 千佳を発情させる事くらい、淫魔であるアンリレナには容易い事だ。
 アンリレナの説明を理解する事は出来ても、意図は汲み取れない。
 罠を張っている訳でもないのに、駿介の眼前に餌を置く必要が分からなかった。
 
「随分怖い顔してるわね。まさか疑ってるのかしら? 貴方ごときに私が策を弄するとでも? 現実を見せるだけ十分なのよ」

「どう言う意味だ!」

 駿介に食って掛かられると、アンリレナはますます嬉しそうに顔を歪めた。
 
「貴方の粗末な物で女の子を満足させられると思う?」

 コンプレックスを刺激する言葉に、駿介はドキリとした。
 もっとも触れて欲しくない所を、憎むべき相手に指摘され、心臓を鷲づかみにされた様な心地だった。

「例え、発情して誰のちんぽでも咥えて股を開きそうな子でも……無理よ。大人しく飼われていた方が幸せじゃないかしら?」

 駿介は思い切り歯を食いしばった。
 そうでなければ、目の前の美女に殴り掛かってしまいそうだった。
 千佳を尻軽女の様に言われ、コンプレックスを揺さぶられ、駿介は怒りを溜めていた。
 
「早く……んっ……あ……来て、よ……」

 喘ぎ声混じりに、急かす千佳。
 駿介の怒りが一瞬緩むが、アンリレナはさらに彼を煽った。
 
「呼んでるわよ? 行かないの? ……怖いのかしら。女の子に粗末なちんぽを見られて、がっかりされちゃうかも知れないものね」

 駿介はむっとした表情を浮かべたが、何も言わずに保健室に入り、戸を閉めた。
 アンリレナはそれ以上追わなかった。
 保健室の中に入ると、駿介は怒りに身を任せ、上半身をさらけ出して、千佳に覆いかぶさった。
 
「やっと来てくれた……芦野君……大好き……!」

 瞳を潤ませ、猫なで声を出す千佳は、まさに発情した雌だった。

(大丈夫、大丈夫だ……! 関村さんには悪いけど……俺は……!)

 千佳は両手で駿介の頬を捕まえると、自らの唇に導いた。
 唇同士が重なった。
 突然の事に驚きながらも、伸ばされた千佳の舌を口内に受け入れる。
 ねろねろと口内を舐めまわす千佳に負けじと、駿介も自身の舌をそこへ絡めた。
 
(こ、これがキス……気持ち良い……!)

 初めて味わう快感と興奮に、駿介は何もかも吹っ飛んでしまいそうな衝撃を受けた。
 
「ん……ん……ぷはっ。はぁ……はぁ……おちんちん、ちょうだい……」

 端から涎を滴らせる可憐な唇から、淫らなおねだりが発せられる。
 駿介は膝立ちになって、ズボンを脱いだ。
 下着に手を掛けると、アンリレナの言葉が脳裏を過ぎった。

(粗末な……ちんぽ……)

 鼓動が早くなる。
 彼女が予見したとおりの結末を迎えたら、立ち直れない。
 ちらりと千佳を見ると、期待する様な眼差しを向けられていた。
 恐怖に駆られ、逃げ出したくなるが、駿介は怒りを思い出し、自身を奮い立たせた。
 下着を脱ぎ捨て、勃起してもなお、大きいとは決して言えないペニスを、千佳の眼前に晒した。
 千佳の表情が、雌の顔から、きょとんとしたものに変わる。

「あ……あ……こ、これ……は……!」

 駿介は、上手く呼吸が出来なかった。
 見下すでも、罵倒するでもなく、ただ呆気に取られているだけの様子。
 恐ろしく絶望的な沈黙が2人を包む。
 それに耐えられるほどの大胆さは、駿介になかった。
 見る見る萎縮するペニス。
 勃起してもサイズ不足の否めないそれは、見る耐えない程になった。
 
「ご、ごめんね……」

 俯いた千佳から発せられた謝罪の言葉。
 意味する所は、千佳が傍らに畳まれていた制服を手にした事で、駿介にも理解出来た。
 焦りに苛まれながらも、駿介は千佳を呼び止めた。
 
「でも、小さくなっちゃったし……」

 困った様な笑みを浮かべて、千佳はブラジャーを着けた。
 駿介はもう一度勃起させようと、自身のペニスを握り、シゴき始めた。
 僅かながらに、固さと大きさを取り戻す。
 すでに千佳はシャツに袖を通し、ジャケットを羽織れば着替え終えてしまう所だ。
 
「ま、待って! 大丈夫だから! ほらっ……! うっ……!!」

 さらに勃起させようと、包皮を剥いた駿介は、その衝撃で果ててしまった。
 ぴょこんと中途半端に勃起したペニスから、精液が迸った。
 その様子を見ていた千佳は、落胆した様に首を振り、さっさと保健室を出た。
 残された駿介は、床に膝から崩れ落ちた。
 
「これが現実よ」

 音も無く保健室に忍び込んだアンリレナが、ソファに掛けて冷たい宣告を放った。
 顔を上げた駿介は、憎々しげにアンリレナを睨んだ。
 
「私の所為、とでも言いたいの? 私は何もしていないわよ。貴方が自分の意思で生きていくのなら、遅かれ早かれ味わう事になる屈辱よ」

 ふわっ、と飛翔する様に、駿介に近付き、耳元で囁きかける。
 
「悪魔なんかより、人間の方がずっと残酷で強欲よ」

 駿介はアンリレナを突き飛ばそうと身体を捻るも、彼女の姿はなかった。
 周囲を見渡す駿介だが、アンリレナの姿は見つけられない。
 
「くっ……!」

 突然ペニスを握られ、思わず呻き声を漏らす駿介。
 アンリレナは、背後から抱きしめる様な体勢で、駿介のペニスを優しく撫でる。
 
「こんな物で満足するかしら? 貴方のこれは、明らかに劣った、小さく、醜いペニスよ」

 繊細な指先による愛撫に、ペニスはむくむくと勃起していった。
 一度射精した後とは思えない程、はち切れんばかりに膨らんだ。
 その先端を覆う包皮をアンリレナはずり下ろす様に剥いた。
 駿介の口からは呻き声が漏れ、腰が砕けるような快感が彼を襲った。
 
「ふふふ、今度はお漏らししなかったわね。偉いわよ」

 アンリレナは子供をあやす様に、駿介の頭を撫でた。
 安堵。駿介は確かにそれを感じてしまった。
 全てを預けて、身を任せてしまいたくなる。
 程よいぬるま湯に使っている様な心地。
 
「私だけよ。こんな事で褒めてくれるの。普通の子にとっては、射精しないなんて当たり前の事。……さっきの反応で分かってるでしょう?」

 駿介の脳裏に浮かぶ、千佳の引きつった笑み。
 胸を締め付けられる。もう二度と、味わいたくはない。強くそう思ってしまう光景だ。

「何故か分かる? 期待しているからよ。どれだけ自分の肉欲を満たしてくれるか、ね。それに応えられる? 期待されるプレッシャーに耐えられる?」

 耳元で囁きかけながら、アンリレナは駿介の全身をそーっと撫で回す。
 ビクビクと震えるペニスからは、我慢汁が溢れ出し手いる。
 快楽と共に流れ込んでくるのは、男としてのプライドを捨ててしまう事への誘惑。
 つい先ほど、心を折られる体験をした駿介には、とても甘美な誘いだった。

「私に飼われていれば、何も心配する必要はないわ。ただ、気持ち良くなれば良いの。望むなら、どんな子だって操って、貴方のペニスを可愛がらせてあげる」

 限界だった。
 愛撫による快楽に酔わされ、甘く囁く美声に心を奪われる。
 
「お、俺……俺……俺を飼育してください!」

 泣きそうな声で、駿介はアンリレナ乞う。
 男である事を辞め、精を放つ為だけの存在に、して欲しい、と。
 
「ふふふ……これからも私の為に美味しい精液を作るのよ」


投稿日時:2018/12/27 21:16

322.米原

>>321 アンリレナは人間と同じように、一日に三度の食事を摂る。
 三食全て、メニューは同じ。駿介から放たれる生命力に満ち溢れた精液である。
 就寝前に、駿介のペニスにたっぷりと催淫作用を持つ唾液をまぶし、ゴム製の貞操帯を着けてあった。
 目を覚ましたアンリレナは、ぴっちりと肌に張り付く面積の小さい黒衣を纏って、駿介を閉じ込めてある部屋に向かった。
 生活感の無い豪華な部屋。その中心に置かれているベッドの上で、駿介は大声で泣いていた。
 
「あっ、ああぁぁっ、イキたいっ、イキたいっ、ああぁぁぁ……!!」

 アンリレナの唾液は貞操帯の中で乾く事なく、ぬめぬめと駿介の男根を撫で続けていた。
 その快楽は、催淫作用によって敏感になった身体で、耐えられるものではなかった。
 涙や鼻水で、顔中をぐしゃぐしゃにして、駿介は一晩を過ごしていた。

「おはよう、駿介。今日も美味しい精液を作ってくれてるのかしら?」

「あっ、あぁぁぁぁ、アッ、アンリレナ様ぁぁっ! は、はやくっ、はやく射精させてっ! お、お願いだからぁっ!!」

 主の姿を認めるや否や、半狂乱になって射精をせがむ駿介。
 そこに理性や知性はなかった。まさに餌を求める家畜の姿だった。
 アンリレナは小さく舌なめずりした後、背に生えた黒い翼でベッドの上まで飛翔した。
 透き通るような白さの、しなやかな指が、貞操帯の上から駿介の睾丸を撫でる。
 
「はぁ……金玉、凄いパンパンになってるわ……」

 うっとりとした様子で、駿介のペニスを愛でる。
 焦らされる本人は堪ったものではなかった。
 絶叫し、必死に射精を願い、目に見えぬ縄で縛られた身体を揺らした。
 
「そんなに食べられたいの? 良いわ。たっぷり出すのよ」

 アンリレナの手によって、貞操帯がゆっくりと開かれる。
 血管が数本浮き出た男根は、いまにも破裂寸前と言った様子で、びくびくと震えていた。
 その表面はアンリレナの唾液で濡れ光り、包皮に覆われた亀頭の先端からは、我慢汁が止め処なく溢れ出ていた。
 
「あっ、あぁっ、アンリレナ様っ、ぼ、僕の包茎おちんぽっ、あっ、あぁ、ああ、むっ、ムキムキして、ちっ、ちんぽ汁ッ、の、飲んでくださいぃっ!!」

 射精の前には、しっかりと「おねだり」する様に、躾けられていた。
 言い付けを守る駿介に、気を良くしながら、アンリレナは彼の包茎に顔を寄せた。
 艶やかな唇を亀頭の先で、小さく開き、男根に指を絡ませる。
 余剰に伸びる包皮を、根本へ向けて引っ張った。
 ぷりっ、と真っ赤な亀頭が顔を出す。それと同時――
 ぶびゅっ! ぶびゅるるるるっ!! びゅくっ!
 一般的な男性のそれと比べ、量も濃度も数倍はある精液が放たれた。
 
「ああぁぁっ! ちんぽっ、いっ、イッてる! あっ、あぁっ!!」

 ガクガクと全身を痙攣させながら、駿介は一晩中抑圧されていた性の奔流を解放した。
 それだけの量を逃す事無く口腔に収められるはずもなく、アンリレナの端正な顔にも白濁液は飛び散った。
 入った分だけを飲み込み、手で口元を拭う。
 それでも滴る精液はぽたぽたと彼女の身体まで落ちていった。
 
「ごちそうさま。シャワー浴びてくるから、少し休んでいなさい」

 
 *
 
 身支度を整えたアンリレナは、靴以外は何一つ身に付けていない全裸の駿介に首輪を付けて館を後にする。
 二人の向かう先は、駿介が通っている学園だった。
 制服の上からでも色気を漂わせる美少女と、情けない表情で首輪を引かれる包茎男子。
 異常な組合せではあるが、アンリレナの魔力によって気にする者はなかった。
 駿介の同級生らは、彼の姿を見て、くすくすと笑いながら通り過ぎていく。
 
「もっとしっかり歩きなさい。遅刻するわよ」

「は、はい……」

 朝の射精で全て放出してしまった駿介のペニスは、力なくだらりとぶら下がっていた。
 歩く度に、それはゆらゆらと揺れた。
 遅刻することなく学園に辿り着いた二人は、玄関で上靴に履き替えた。
 駿介は、玄関が嫌いだった。
 靴箱の前を通り過ぎれば、正面に全身が映るサイズの鏡があった。
 俯きながらそこまで進むと、アンリレナが首輪を引いて、声を掛けた。
 
「いつも言っているでしょ。朝は鏡で、自分がどんな姿をしているか、確認しなさい」

 駿介は嫌々ながら、顔を上げ、そこに映る自身の姿を見た。
 色香に溢れた美少女に、首輪で繋がれている。
 全裸で、コンプレックスである包茎を隠す事も許されず、後を通り過ぎ去る同級生に、蔑みや好奇の眼差しを向けられている。
 
「お……俺は……ほ……包茎ちんぽを……ぷらぷらさせて、全裸で学校にいます……」

 くすくすと小さな嘲笑があちこちから湧き上がり、駿介を包み込む。
 きゅっと拳を強く握り締め、恥辱に耐える。

「良い子ね。それじゃあ教室に行きましょうか」

 
 *
 
 
 二人の教室には、駿介以外の男子は存在しなかった。
 アンリレナは、強力な暗示を用いて、男女を分けたクラスを作り上げていた。
 教室に足を踏み入れた駿介に、近付いてくる一人の女子生徒がいた。
 学園で一二を争う整った容姿の持ち主、関村千佳(せきむら ちか)だった。
 彼女に恋焦がれる男子生徒は数知れず、駿介もその一人だった。
 
「今日は私が当番だから、よろしくね」

 アンリレナは、首輪に繋がる引き綱を千佳に譲ると、さっさと自分の席へ向かった。
 淫魔でありながら、彼女は学園生活を謳歌していた。
 周囲に集まる友人と、すぐに談笑が始まった。
 ぼんやりとそれを眺めていた駿介だったが、千佳に尻を叩かれてハッと我に返った。
 
「早くしてよ、私だって暇じゃないんだから」

 千佳に急かされるまま、駿介は自分の机に、腹を付けて上半身を倒した。
 恋焦がれていた美少女の眼前で、尻を突き出す様な格好をする屈辱と恥辱は、駿介の瞳に涙を潤ませる程だった。
 
「ほら、朝ごはん。お尻でいっぱい味わいなさい」

 千佳は、大容量の浣腸器を、そこに挿入する。
 
「ひぐっ……」

 何度味わっても、慣れない感覚だった。
 アンリレナの魔力によって作り出された強力な媚薬が、注がれていく。
 腹の中にじんわりと広がる温かさに、身悶えする駿介。
 彼を叱責する様に、千佳はビンタを放った。
 
「うぐあっ!」

 睾丸に鈍い痛みを感じ、駿介は苦悶の呻き声を上げた。
 
「じっとしてなさい! ちんぽ小さいだけじゃなくて、根性もないの?」

 容赦の無い罵倒に駿介は謝罪し、じっと耐えるしかなかった。
 媚薬を全て注ぎ終えると、千佳は、駿介の両腕を身体に密着させて、縛り上げた。
 
「アンリちゃんの為に、しっかり美味しい精液作りなさいよ」

 浣腸と拘束を終えると、千佳は何事もなかったかのように、立ち去っていった。
 ふわりと香ったシャンプーの匂いが鼻腔をくすぐり、駿介に性欲を喚起させる。
 それは、媚薬との相乗効果により、あっという間に耐え難い衝動となった。
 射精したい。
 叶う事の無い欲望は、駿介の身体にあからさまな変化をもたらした。
 乳首はジンジンと甘い疼きを発し、天を向くペニスからは、我慢汁が溢れ滴る。
 
「ふぐっ……うっ、うううぅ……」

 今にも「射精したい」と叫び出してしまいそうなるのを必死で耐える。
 どくん、どくん、と脈打つペニスは、刺激がない状態にありながら、極上の快楽を駿介に与えた。
 ほんの少し触れる事が出来れば、快楽の果てまで飛べる状態にありながら、それは決して訪れない。
 
「ふーっ……うっ……ふーっ……」

 全身に汗を滲ませ、駿介は耐えるしかなかった。

投稿日時:2018/12/26 18:14

321.米原

>>320「あっ、あぁ……」

 絶望的な表情で、震える声を漏らす弘典。
 玲奈はにんまりと意地悪な笑みを浮かべた。
 露になった股間には、皮をすっぽり被ったペニスが上向きにビクビクと震えていた。
 
「ふふふ、包茎だったんだ。そりゃあ見られたくないよね、こんなに情けない、子供ちんぽ」

 泣き出しそうな弘典の顔を見て、玲奈の嗜虐性に火がついた。
 弘典の太股の間に、自身の膝を割り込ませると、ぐりぐりと睾丸を責め上げる。
 痛みに苦悶の声を漏らす弘典の耳元で、玲奈は囁いた。
 
「教室に入ってみんなに見てもらおうよ、君の情けない皮被りちんぽ」

 いやいやと首を横に振る弘典だが、もはや抵抗出来る状態ではなかった。
 金玉を鷲づかみにされ、引きずられる様に教室に放り込まれた。
 扉が開くと、授業を受けていた生徒が一斉に弘典を見たが、何事も無かったかのように、すぐに視線を戻した。
 
「さっきから、一体何が? って顔してるね」

 尻餅を付いて呆然としている弘典の顔を覗き込んで、玲奈は目を閉じた。
 次に瞼が開かれた時、玲奈の黒目は真っ赤に染まっていた。
 
「私は淫魔。エッチな方法で人を堕落させるのが、何よりの生き甲斐」

 玲奈は再び、瞬きし、目の色を戻した。
 
「怯えなくても良いよ。今から君に、とってもエッチな光景を見せてあげる。このクラスで、誰が好み?」

 玲奈は質問の答えを待ったりせずに、顔を近づけ、額を合わせた。

「ふぅん。川島みたいな大人しい子がタイプなの? 川島、ちょっと来て」

 弘典の助けを呼ぶ声は誰にも届かなかったが、玲奈の言葉に、川島は立ち上がった。
 川島は、玲奈に引けを取らない整った容姿の持ち主だが、嗜好は正反対で、黒髪の清純派美少女だ。
 彼女は操られているかのように、無表情でぎこちなく、教室の後まで歩いて来た。
 何をする気かと、弘典は不安と期待に、胸が高鳴るのを感じた。
 玲奈は、川島の頬に手を沿え、口づけを交わした。
 それまで無表情だった川島の表情に、驚きが浮かんだ。
 しかし、玲奈を突き飛ばす様な事はせず、キスを受け入れる様に、瞳を閉じた。
 二人の美少女は、互いに舌を絡ませ合い、激しくキスを続けた。
 川島の頬は赤く染まり、感情の高ぶりが見て取れた。
 密かに想いを寄せていた同級生が、淫魔のキスで感じている。
 それも、授業中の教室でだ。
 非現実的な光景を目の当たりにしながら、身体はしっかりと反応していた。
 包皮の中に収まり切らなくなった我慢汁が、あふれ出し、床へと滴り落ちる。
 玲奈の行為は更に過激なっていく。
 背後に回り、川島の首筋に舌を這わせ、制服の裾から手を滑り込ませる。
 胸を揉まれているのが、弘典にも分かった。
 
「あっ、ああっ、あんっ……んんっ……」

 悩ましげに喘ぐ川島を、弘典は鼻息荒く、食い入る様に見つめた。
 玲奈の手がブラジャーをずらし、乳首を捉えた。
 周囲に円を描く様に撫で回し、川島をじらす。
 はぁはぁと肩で息をする川島の表情は蕩け切っていった。
 だらしなく開いた口からは涎が滴り、制服の上着に染みを作っていた。
 玲奈の指が乳首に触れた。
 
「あっ、ああっ!! あんっ、んっ、ん、あぁぁっ! あぁっ!!」

 爪の先で敏感な突起を引っかかれ、川島は一際甲高く喘いだ。
 その様子に満足したのか、玲奈は彼女を解放した。
 
「あとは自分でして。パンツはプレゼントにするから、脱いじゃ駄目だからね」

 興奮冷めやらぬ様子で、荒い息のまま、川島はその場にへたり込んだ。
 制服の上から自らの胸を揉みしだき、スカートに手を突っ込んで自ら秘部を弄繰り回す。
 発情した獣の様に快楽を貪り、喘ぎ続けた。
 
「くすっ。大人しそうに見えて、案外淫乱だったのかもね」

 そんな事ないと、弘典は否定したかったが、目の前にいる彼女は、淫乱そのものにしか見えなかった。
 想い人の淫らな姿を、見たくなかったと思う反面、たまらなく興奮していた。
 
「私達淫魔にとって、もっとも喜ばしい事は何だと思う?」

 自慰に耽る川島を見つめ続けていた弘典だが、玲奈の顔を見上げた。

「し、知らない、どうしてこんな事を……」

「正解は、獲物が自ら破滅と堕落を選んでくれる事。だから君にも選ばせてあげる。私のおっぱい、触りたい?」

 弘典はごくりと生唾を飲み込んだ。
 廊下でぶつかった時の柔らかな感触を思い出していた。
 
「触るだけなら、まだ大丈夫……どう? 触ってみたい?」

 玲奈は煽るように、胸元のボタンを外した。
 本来あるはずの下着の類は無く、胸の谷間が露になった。
 白くなだらかな曲線を目の当たりにし、弘典は誘惑に負けた。
 一つ頷くと、ふらふらと立ち上がった。
 自身が靴下一枚の淫らな格好である事を忘れているかの様に、裸体を晒して玲奈に近付く。
 
「良いよ、ほら、触って?」

 制服の上からそっと触れる。
 思っていたよりずっと柔らかい。
 はぁはぁと息を吐きながら、弘典はしばし、乳房の柔らかさを堪能した。
 
「ねえ、今度は見てみたくない? 生のおっぱい。見た事ないでしょう?」

 弘典は胸を揉む手を止め、躊躇った。
 破滅、堕落……玲奈の言葉が頭を過ぎる。
 このまま誘惑に負ければどうなってしまうか、想像も付かないが、一度越えてしまったら、二度と戻れないと、直感が告げていた。
 
「見るだけなら大丈夫。二度と見れないかも知れないよ?」

 弘典は、この誘惑にも飲まれた。
 玲奈の「大丈夫」を鵜呑みにし、抗う気もなかった。
 ボタンに手を掛け、胸元を開く。
 形の良い乳房が露になった。弘典の視線はある一点を捉えていた。
 なだらかな白い膨らみの、頂点。
 鮮やかな薄紅色に染まった、小さな突起。
 
「はぁ、はぁはぁ……乳首……」

 そこへ手を伸ばす弘典だが、玲奈はさっと身を引いた。



投稿日時:2018/12/26 16:55

320.米原

>>319彩花の腰から、真っ黒の尻尾が伸びる。
 先端がペニスそっくりの形をした、淫魔の尻尾が、泰人の足を締め上げるようにしながら、駆け上る。
 泰人のアナルを尻尾で突きながら、彩花が言う。
 
「犯すより、犯される方が好きな変態だもんね」

「うっ、あっあぁっ……彩花っ……」

 尻尾の先端が媚薬を分泌しながら、泰人のアナルをくすぐるように動く。
 性感を高められたアナルはひくひくと蠢き、更なる快感を求める。
 いじめられる悦びにどっぷりと浸る泰人が堕ちるのに、時間はかからなかった。
 
「おっ、おっ、犯してっ! 犯してくださいっ……! んっ、んーっ!!」

 彩花は泰人のアナルに尻尾をねじ込んだ。
 快感に全身を震わせる泰人の身体を、見えざる力で宙に浮かせた。
 泰人は、尻を差し出すような『く』の字の格好で、拘束されていた。
 
「立ちバックで犯される女の子みたいな格好してるね。恥ずかしくないの?」

 泰人の背後から、彩花が囁く。
 激しくピストン運動を行う尻尾の快感で、泰人はまともに声を出せずにいた。
 
「あっ、あぁぁっ! はっ、はっ、はぁ、あぁぁぁっ! 彩花ぁぁっ!!」

「恥ずかしい方が興奮するの? 乳首で気持ちよくなりながら、お尻犯されるのが好きなの?」

「あっ! あぁっ! 好きっ! 彩花に犯されるのっ! んっっ! 好きぃっ!!」

 涎と涙を撒き散らしながら叫んだ泰人に、更なる責めが加わる。
 彩花が乳首を思い切りつねった。
 
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 ビクンビクンと、身体を痙攣させ、泰人は果てた。
 同時に、彩花が全ての責めから、泰人を解放した。
 びちゃり、と泰人の身体が床に落ちた。
 我慢汁や彩花の体液が水溜りを作っていた。 
 
「はぁっ、はぁっ、彩花っ、もっと……もっといじめてっ……!」

「泰人、まだ射精してないもんね」

「はっ、はひぃっ……」

 正面に座った彩花に、対し、泰人はM字に股を開き、ペニスをアピールする。
「ねぇ」と呼びかけながら、彩花が手を伸ばす。

「射精しちゃうって事は、チャンスがあったのに、ザーメンお漏らししちゃって、エッチ出来なかった駄目ちんぽって、事になるよ。それでも良いのかな?」

 駄目ちんぽと罵られ、ますます興奮する泰人が、首を縦以外に振ることはありえなかった。
 
「ふーん……だったら、自分でしてよ。見ててあげるから。駄目ちんぽの泰人にはそれで充分でしょう?」

「あっ、あっ、はぁ、はぁっ……」

「でもその前に、ちゃんと宣言して、駄目ちんぽです、って」

 駄目ちんぽ、その言葉が泰人の頭の中でぐるぐると回る。
 幼馴染にセックスを求められていながら、駄目ちんぽと罵られ、自らの手で射精する。
 状況を改めて振り返り、泰人は熱い吐息を漏らした。
 
「はぁっ、はぁ、いじめられて興奮する駄目ちんぽです、はぁっ、はぁっ、駄目ちんぽだからっ、はぁはぁっ、セックス出来ませんでしたっ! あっ、ぁぁ」

「よしよし。じゃあ、変態駄目ちんぽ、シコシコしよっか。……でも、出来るかな? 私に見られながら皮を剥いただけでイッちゃったりしてね」

 彩花に股間を観察される中、泰人がペニスに手を伸ばす。
 軽く握っただけで、全身が振るえ、汗が吹き出た。
 唾液に濡れ光る包皮をゆっくりと根本へ下ろす。
 
「あっ、あぁぁぁっ!!」

 媚薬で敏感になった包茎は、彩花の言葉通り、剥くだけで精液を噴き出してしまいそうだった。
 ペニスに手を添えたまま動きを止める泰人。
 彩花がずい、と身を乗り出し、その手に自身の手を重ねた。
 
「ほら、手伝ってあげるから、剥いちゃおう? まさか、それだけでイかないよね」

「まっ、待ってっ! 彩花っ! まだ、まっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁっ!!」

 泰人のペニスを覆っていた包皮が剥かれた。
 皮の中に溜まっていた彩花の唾液がどろりと流れ落ち、精液が鈴口から勢い良く放たれた。
 射精の悦びに全身を震わせる泰人。
 
「あーあ。本当に剥いただけで出しちゃうなんて、駄目ちんぽになっちゃったね。……一生このままにしちゃおうかな?」

「はーっ……はーっ……あ、あや……か……」

 肩で息をしながら、泰人は首を横に振った。
 一度射精したことで、幾分か理性を取り戻していた。
 
「本当は嫌じゃない癖に」

 彩花が言いながら、まだ残り汁を吐き出していたペニスを握る。
 
「うっ、なっ、なにをっ……!?」

「本当は皮被りちんぽぶら下げて、私に毎日いじめられたい癖に」

 イった直後の敏感なペニスを、彩花がしごき始める。
 皮を被せたり、戻したり、繰り返しながらだ。
 
「あっ、あっ、あぁっ! コレッ……駄目ッ……! 気持ち良過ぎッ……あっ、はぁぁぁっ!!」

 じゅぷっ、ぬちゃっ。
 彩花の唾液と、泰人の精液が混ざり合い、卑猥な音が響く。
 
「こんなに皮を引っ張ってたら、本当に包茎になっちゃうかも。嫌なら早く止めて?」

 僅かに痛みを感じるほど、彩花は強引に皮を引っ張っていた。
 淫魔の力で包茎にされたとしても、元に戻すのは簡単だ。
 それを分かって快楽を貪っていた節のあった泰人だが、先とは状況が違う。
 彩花は文字通り、泰人から男のプライドを一つ奪おうとしているのだ。
 彩花に奪われる――それはとても甘美な響きだった。
 皮を引っ張られながらの手コキの快感が、心まで蝕んでいく。
 奪われても良い、いや、奪われたい。
 自身の股間にぶら下がる包茎ちんぽに劣等感を覚える度に、彩花を思い起こし、劣情を催すのだろう。
 湧き上がる欲望が言葉となり、泰人の口から、吐き出された。
 
「いっ、良いっ! 包茎で良いですっ! あっ、あぁ、彩花にいじめられたいっ、あぁぁっ!! 包茎ちんぽにされたいっ! 彩花ぁぁぁっ!!」

 二度目の射精を迎える泰人。
 肉体だけでなく、精神も興奮の限界を迎えたいた。
 ペニスから大量の精液を放ちながら、泰人は気絶してしまった。
 
「……やっぱりいじめられる泰人は良いオカズ」

 そう言って、意識を失った泰人のペニスにしゃぶりつく彩花。
 精液を啜りながら、淫らな密を垂れ流す自身のヴァギナに手を伸ばすのだった。
 
 

投稿日時:2018/12/25 18:33

319.米原

>>318 泰人(やすひと)が自室で音楽を流し、雑誌を開いていると、携帯が鳴った。
 表示を見ると、隣に住む幼馴染の名が表示されていた。
 泰人は携帯の画面を見つめたまま、股間を膨らませた。
 幼馴染の彩花(あやか)は淫魔である。
 性の力で人を魅了し、弄ぶ悪魔。
 彼女の手で弄ばれた記憶が蘇っての、勃起であった。
 泰人が通話ボタンを押す。

「もしもし〜? 泰人、今すぐ家に来てくれない?」

「なっ、なんだよ。虫でも出たのか?」

「違う違う。とりあえず、来てよ。家族は留守だけど、鍵は開いてるから、そのまま私の部屋まで来てね」

 言いたい事だけ言って、彩花は通話を終了させた。
 なんだよ……と呟いた後、泰人は上着を羽織って外へ出た。
 そのまま隣の家の玄関を開く。
 幼い頃からの付き合いで、彩花の家には慣れている。
 階段を昇り、彩花の部屋をノックする。
 
「空いてるよ〜」

「……何か用事か?」

「何だかムラムラするから、泰人の事虐めようと思ってさ」

 思ってさ、じゃない。泰人は心の中で反論する。
 口に出して怒らせたりしたら、さらに酷い目に合うだけだと分かっていた。
 
「ほらほら、そこに寝て」

 彩花が身体を密着させて、泰人を押し倒すようにベッドに寝かせた。
 柔らかな胸を押し当てられ、髪から漂うシャンプーの香りを嗅がされ、泰人は勃起していた。
 
「勃起してるけど、こっちは触ってあげないよ?」

「べ、別に頼んでなんか……」

 上着を剥ぎ取られ、シャツをめくり上げられる。
 乳首に彩花が口をつけた。
 温かな口内に包まれ、舌で乳首を舐められ、泰人が上ずった声をあげた。
 彩花がわずかに顔を上げ、上目遣いで泰人の表情を伺う。
 顔を真っ赤にさせて、泰人は目を逸らした。
 両乳首に唾液をたっぷりとまぶした彩花は早々に口を離した。
 
「疲れた〜。後は自分で触って?」

「は? 何を言って……うっ、ううっ……!」

 泰人の乳首が凄まじく疼いていた。
 ベッドから離れ、足を組んで椅子に座る彩花が得意気に言う。
 
「大好きな涎で濡らされちゃったね〜。泰人は触るの我慢出来るかな?」

 媚薬効果のある唾液で覆われた乳首がもたらす甘い痺れに、泰人はいとも簡単に屈服した。
 彩花の挑発を受けつつ、自らの乳首に手を伸ばす泰人だった。
 
「あぁっ……気持ち良いっ……!」

 固く勃起した乳首を指先で軽くなぞるだけで、泰人の理性は吹っ飛んでいた。
 それほどの快楽だった。
 
「本当に泰人は変態だね。女の子の部屋に来て、乳首オナニーしちゃうなんて」

「そんな、事、言ったって……んっ、ふぅ……彩花が……!」

 乳首を弄繰り回しながら、泰人が反論した。
 淫魔特性の媚薬効果を持つ唾液は、中々乾くこともなく、泰人が乳首を弄る度にねちゃねちゃと音がなった。
 卑猥な音色と、泰人の荒い息だけが部屋に響く中、彩花が口を開いた。
 
「エッチしたいなぁ」

 泰人の首が素早く動いた。
 相変わらず、乳首は弄ったままではあるが、目を見開き、彩花を凝視している。
 組んだ生足が妙に艶かしく思えた。
 
「……でも流石に私から襲うのはね。泰人は、エッチ、したい?」

 鼻息を荒げて、泰人が激しく頷いた。それでも乳首は弄ったままだ。
 よほど気持ち良いのだろう。
 
「じゃあ、こうしよっか」

 彩花が泰人の足元に座ったかと思うと、ズボンとパンツをずり下ろし、ペニスを露出させた。
 泰人のペニスは、すでにはち切れんばかりに勃起し、先走り汁を垂らしていた。
 彩花が一気に根本まで、ペニスをくわえ込んだ。
 
「んっ、おおぉぉぉぉっ!?」

 突然訪れたペニスへの刺激に、泰人は目を白黒させた。
 彩花はペニスを激しく吸い上げる。
 そのまま、ゆっくりと引き抜いた。

「あっ、あぁっ……あぅぅ……」

 ちゅぽんっ、と音を立てて、彩花の口から開放されたペニスは、勃起したまま皮を被っていた。
 本来、泰人のペニスはきちんと包皮が剥けていた。
 それが、彩花の力によって完璧な包茎と化していた。
 皮と亀頭の間には唾液がたっぷりと注がれていた。
 
「んほぁぁっ!!」

 泰人が新たな快感に腰を大きく振るわせた。
 
「くすくす。可愛いおちんちんにしちゃった」

 彩花が口の端を拭いながら、淫靡に笑った。
 
「泰人が乳首弄るのを止めて、おちんちんの皮をきちんとムキムキ出来たら、エッチしてあげる」

 彩花の言葉を受けて、泰人は上体を起こした。
 両手を一度乳首から離し、身体を支える。
 僅かな時間にも関わらず、泰人の乳首は激しく疼いていた。
 
「あぁぁぁぁぁ……っ!!」

 身体を反らせ、喘ぎ声と涎を漏らした。
 唾液にまみれた包茎ペニスをピンと勃て、突き出した胸の先端を摘まむ。
 
「あっあっ、あっ」

 泰人は全身をガクガクと震わせ、ペニスが大きく跳ねた。
 射精は伴わなかったものの、軽く果てた様だった。
 
「ほらほら、頑張って! 男の子でしょ?」

 泰人がよろよろとベッドを降り、彩花へと近づく。
 
「なーに? 乳首でオナニーしてるところを見せに来たのかな?」

 彩花の眼前まで歩いて置きながら、泰人は彼女の身体に手を伸ばせずにいた。
 言われた通り、乳首を弄っている姿を見せつけている様な格好だった。
 
「ちっ、あぁっ、ちがうぅ……はぁっ、はぁっ、彩花……」

 快楽で歪む泰人の表情を見て、彩花は満足げに微笑んだ。
 
「泰人は、女の子に誘われてるのに、情けなく乳首弄りながら、包茎おちんちんプルプルさせてるだけの、意気地なしの変態くんなのかな?」

 彩花の言葉責めに泰人が「うっ」と声を漏らした。
 ペニスを覆う皮の先端から、我慢汁があふれ出していた。
 
「ちがっ、うっ、あぅぅ……!」

「じゃあ10秒以内に上着だけでも脱がせられたら、合格にしてあげる。10……9……」

 突如始まったカウントダウンに泰人は、慌てて乳首を弄る手を止めるが、快楽に抗えなかった。
 
「あやかっ……あやかに、あぁっ、入れたいっ、ふっ、はぁはぁ……!」

「3……2……」

 男として、乳首を弄繰り回すのに夢中なあまり、セックスの機会を逃すなど、あってはならなかった。
 少なくとも、泰人にとってはそうだった。
 最後の力を振り絞り、肩を掴んだところで、彩花が「0」と口にした。
 
「はい、残念だったね。それとも、ひょっとしてわざとだったのかな?」


投稿日時:2018/12/24 16:17

318.米原

>>317 額に脂汗が滲み始めると、樫田は折れた。

「たっ、起ってる、もう、もう起ってるから」

「……嘘ですよね?」

 そう言いながら、悠は睾丸を解放してやった。
 辛うじて立っている樫田は荒い息を吐きながら、首を横に振った。

「またまた。どうしてそんな嘘を吐くんですか?」

 言いながら、悠は亀頭を覆う皮の先端を摘み上げた。
 包皮を引っ張りながら、言葉を続ける。

「これで起ってるなんて、誰も信じる訳がないじゃないですか。私の親指サイズですよ?」

 羞恥と屈辱。包皮を引き伸ばされる痛みが、それらを煽り立てる。
 逃げるように腰を引きながら、樫田は泣き出してしまいそうな顔で許しを乞う。

「ゆっ、悠ちゃん……や、や、やめてっ……! ち、小さいけど、起ってるから」

「くすくす。もしかして、本当にこれが限界なんですか? この小ささで勃起してるんですか?」

 包皮を摘んだ手を前後左右に振りながら、悠は嘲り顔で言った。
 皮への責めから一刻でも早く解放されたい樫田は、何度も激しく首を縦に振った。
 悠は包皮を虐げる手を徐々に緩めつつ訊ねる。

「へえ、それじゃあ最初から勃起してたんだ。結局、先輩は叩かれたり馬鹿にされたりして興奮しちゃうマゾなんですね。おまけに短小包茎だなんて……どうしようもないクズですね」

 樫田は頭に血が昇り、顔が熱くなっていくのを認めた。
 容赦のない罵倒に、怒らずにはいられなかった。
 それは自尊心を保つ為の防御反応だったが、それすら悠の手先一つで崩されてしまう。
 悠は摘み上げた包皮を解放し、今度は一気に皮を剥いて亀頭を露出させた。
 包皮を弄ばれている内に滲み出していた我慢汁によって、てかてかと濡れ光る亀頭が『ぷりっ』と音を立てんばかりに勢い良く顔を出す。
 ぬるりと亀頭を通り抜けていった包皮の感触が、甘い痺れをもたらし、樫田は情けない声を上げてしまっていた。

「んく、ふうあっ……」

 悠がペニスをしっかりと握り直して、包皮を巻き込んで扱き始めた。
 手の動きに合わせて、亀頭は皮に覆われたり、剥かれたりを交互に繰り返す。
 一剥きされただけで情けない声を上げてしまった樫田がそんな責めに耐えられるはずもなく、彼は喘ぎ声を漏らしながら身を震わすばかりだ。

「んん〜? 小さい分、敏感なんですか? これじゃあ、おちんちんと言うよりもクリトリスですね。ひょっとして、この辺りにおまんこもあったりして」

 からかう様な調子で言いつつ、悠は樫田の睾丸を左手で鷲掴みにした。
 陰のうを揉み込みつつ、中指を蟻の門渡りへと突き立てる。
 そのまま、ぎゅうっ、と指を力強く押し込んだ。

「ひゃっ、あぁぅ……!」

 妙な声を上げながら、樫田は全身を跳ね上がらせた。
 身体はこれ以上ない程に発情しており、ペニスは悠の右手で扱かれ続けている。そんな状態で、体外からとは言え、前立腺を刺激されては快楽を感じずにはいられなかった。

「あれ? どうしたんですか? そんなに喘いで気持ち良さそうにしちゃって。冗談のつもりだったのに、まさか先輩は本当に女の子だったんですか?」

「ちっ、違う……あ、ああっ……」

「違うんですか。じゃあ、男らしいところを見せてください」

 そう言って、悠は樫田の身を責めていた手を離した。

「お、男らしいって……ど、どうすれば……」

「それぐらい自分で考えてくださいよ。何でもかんでも年下の女の子の言いなりですか?」

 ちくちくと胸を刺すような言葉に対して、樫田はますます困惑する。
 男らしい、男らしい。何度も脳内で反芻した後、彼はペニスを握り締めた。
 キャミソール姿の悠をじっと見つめながら、性器を握った手を上下に振り始める。考えた末に彼が導き出した答え――男らしさは、男根を用いての自慰だった。
 間抜けな答えではあるが、確かに女性に出来るものではない。
 それは間違いないが、悠は腹を抱えて笑った。
 樫田は爆笑する彼女に対して、自身の出した答えの滑稽さに気付き、ペニスを握ったまま立ち尽くす。
 一頻り笑った悠は、息も絶え絶えになりつつ言う。

「せっ、先輩の考える男らしさって、その粗末なおちんちんをシコシコすることなんですか? ぷっ、ふふ……目の前に女の子が居るのに押し倒したりしないんですねー」

「で、でも……!」

 悠の告げる様な行動に出たところで、先に待つのは破滅でしかない。

「でも、も、だって、も無しですよ。先輩は根っからの駄目人間です」

「うう……」

「だけど、面白かったので、特別に私の手で射精させてあげます」

 言うなり、悠は樫田のペニスに手を伸ばす。
 亀頭のくびれに引っ掛かっていた包皮を丁寧に伸ばしていく。
 すっぽりと皮を被せた後、その先端を指で摘み上げた。

「イク時は、ちゃんと『ちんぽの皮引っ張られてイキます』って言ってくださいね」

 そう告げて、包皮を小刻みに引っ張り始めた。
 悠は、先にも似たような方法で彼を責めたが、今度は幾分手加減をしている。
 痛みではなく、快楽を与える為の責めだ。
 伸び縮みを繰り返す包皮と、それに覆われる亀頭の間に摩擦が生じる。我慢汁が潤滑油の役割を果たしており、その摩擦は非常に気持ち良いものだった。
 その気持ち良さが、包皮を引っ張られる度に込み上げてくる。
 樫田は自然と腰を突き出し、悠へとペニスを捧げるかのような格好をしていた。
 悠は男性器の外皮を引っ張り上げながら、鼻歌でも聞こえて来そうな愉しげな顔付きをしている。
 行為と容姿の間にある落差に淫靡なものを感じ、樫田の興奮は高まっていく。
 ぬちゃ、ぬちゃ、と我慢汁が音を立てるに連れて、彼は理性を失っていった。
 散々弄ばれ、馬鹿にされた年下の少女に、ペニスを粗末に刺激され、気持ち良くなってしまう。
 愚かしいと思いながらも、快感を否定することは出来ない。
 包皮の中で甘く痺れる男根に感覚が集中していく。
 下腹部からじわじわと熱い物が込み上げ、あられもない声音を漏らしてしまう。
 白い指先で歪に引き伸ばされる己のペニスを見やり、樫田は頭のくらくらする様な倒錯的興奮を覚えていた。

「あっ、あ、あああぁ……ゆっ、悠ちゃん……!」

「ん? もうイキそうなの?」

 悠の口調が、敬語から平語に切り替わったことに、樫田はドキリと胸を鳴らした。実際のところはともかく、ここまで表面上は「先輩後輩」の序列が守られていた。それが崩されると、彼女に優位を取られている事を改めて実感させられる。そこに被虐的な悦びがあった。
 粗末にペニスの皮を引っ張られているだけにも関わらず、樫田は絶頂がすぐ間近まで迫っていることを認めた。

「イッ、イキそう……!」

「それじゃあ、さっき言った通りに、どうやってイクのか説明して?」

「ちっ、ち、ちんぽの皮……ああぁ……皮を引っ張られて射精……うっ、し、射精します!」

 自然と敬語を使ってしまった樫田に対して、悠は目を細めた。
 彼女は包皮を摘み上げる手を激しく動かしながら、艶のある声音で告げる。

「良いよ。出して? 包茎ちんちん専用の生皮コンドームにいーっぱいびゅーってしてごらん?」

「うっ、くう……ああぁ……!」

 一際甲高く鳴いた樫田の全身が大きく脈を打つ。
 果てる最後の瞬間まで、皮を被った男性器を罵倒されながら、その被虐的な快感に酔い痴れる。
 腰の奥から込み上げる熱い物が一気に尿道へと流れ込む。濃厚な精液が肉の幹を通り抜ける快感に、樫田は目を白黒とさせた。
 ぶびゅっ! びゅるる!
 摘み上げられた袋状の包皮に向けて、白濁液が勢い良く放たれる。
 樫田が恍惚として絶頂の悦びに浸っているのを認めつつ、悠は皮を強く摘み上げたまま、机に向かった。
 ティッシュを数枚、箱から引き抜いてペニスにあてがってから、包皮を解放してやった。
 巾着袋の口に似た包茎の先端から、どろり、と精液が溢れ出す。

「ふふ、いっぱい出ましたね。量だけじゃなくて、臭いも凄いです。……とっても気持ち良かったんですね。おちんちんの皮を虐められて射精するの」

 自身が如何にして射精へ至ったかを考えると、樫田は恥じ入らずにはいられなかった。
 肩で息をしながら顔を赤くする彼を見つめて、悠は口元に弧を描くのだった。

投稿日時:2018/12/22 18:23

317.米原

>>316「うん。ほらみんなもさわってみてみぃ。もうコリコリしてるわぁ」。

 マキに続いて、みんなの手が伸びてきて、ズボンごしに雅人の男性を好き勝手にさわりだした。実はテーブルの上に横たえられたあたりから、雅人は不思議な興奮に支配されていたのだ。床に倒されてスケバン達ともみあっているうちに、否応なく彼女たちの柔らかい身体に触れ、まだ女の身体を知らない雅人は、その感触だけでいつのまにかペニスに充血を始めてしまっていたのだった。

「ほんまやっ。この子、チンコ大きくしてるぅ」。スケバン達のテンションが更に高くなった。
 「やめて・・・」。雅人は顔中を真っ赤にして、恥ずかしさに耐えていた。
 「やめてやってっ、キャハハハッ。チンチン大きくしといて、それって全然、説得力あれへんと思えへんかぁ?」。
 「そや、そや、全然説得力あれへんわあ。ぷっっ!」。由紀が吹き出すのと同時に、またまた爆笑の嵐が・・・。

 「それでは、お集まりの淑女の皆さーん!。大変永らくお待たせいたしましたぁ。それでは本日のスペシャルショーですよぉっ。いよいよぉ雅人君のオチンチン君にご登場をいただきまーすっ」。由紀がちょっとおどけた調子で宣言すると、周囲からも一斉に声があがった。
「いぇーい」。
 「ひゅーひゅー」。
 「きゃいーんっ」。
 それぞれに雅人の手や足を押さえつけているため、拍手こそできないものの、みんなのテンションは最高調に達していた。

「それじゃ・・一番手のしおり、参りまーすっ」。
 しおりの手が、雅人のズボンのベルトにかかり、するっとベルトを抜きとる。続いて前のチャックに手がかかり、さっ・・・、学生ズボンが降ろされてしまった。その間たったの5秒という早業だ。

 「・・・ほんまっ・・・あかんねんっ・・・・やめてぇっ・・・・」。雅人の声がむなしく空中に消える。誰ももうその声は耳に入らない。テーブルの上では、ズボンを足首あたりまで降ろされてしまい、いまやトランクスの布をテント状に突き上げている物体が、スケバン達の視線を一斉に集めていた。

 「それじゃ、降ろすでぇ・・・」。
 しおりの指がトランクスのゴムの部分にかかり、一気に下へと引き下げた。

 「きゃあああっ」。
 「ええーっ」。
 「うああっっ」。
 そして一瞬の沈黙、・・・・・。

 その沈黙は、とんでもなく明るい由紀の笑い声によって破られた。
 「キャハハハハハッ」。
 「えーーーーっ、この子・・・・・」。
 「くっくっくっ・・・」。

 雅人はその爆笑の嵐の中で、消え入りたくなるほどの屈辱感と恥ずかしさを味わっていた。見られてしまった・・・・。ずーっと隠していたのに、しかも転校して10日目にこんな形で、何人もの女の子にその秘密を見られてしまうなんて・・・・。

 「あんた・・・皮かむりやったんやねっ・・・」。
 「うっそーっ。ホーケイって、ウチ初めてみたわぁ・・・・」。
 「でもほら、子供みたいですごーくかわいいやんっ。毛もほとんど生えてないしぃ」。
 「そうやねぇ、さきっぽがちょっととんがってて・・・」。
 「ふふっ、唐辛子みたいなぁ・・・変なカタチーっ」。
 「うっまーいっ。そんな感じ。でも・・・これってエッチできるンやろか?」。
 「大丈夫ちゃうかなぁ?・・・、これって引っ張ったらチャンと剥けるんやろぉ?」。
 「なんで、ウチに聞くのん?。そんなん知らんがなぁ・・」。
 「そうかて・・・・」。

 スケバン達の騒ぎは、ますますとエスカレートしていく。いよいよ雅人の包茎オチンチンが、彼女たちの餌食として供されようとしていた。



投稿日時:2018/12/20 19:05

316.米原

>>315おじさんはぼくの頭を撫でると言った。

「でもその前に、かずのおちんちんはまだまだ元気みたいだから、たくさん弄ってあげないとな。おじさんのおちんちんもカチカチだしな」

おじさんは上体を起こすとヘッドボードにもたれかかり、広げた足の間にぼくを後ろから抱きかかえるように座らせた。
背中には、大きくてカチカチになっているおじさんのおちんちんが当たっていた。

おじさんは両手でぼくの体を抱きしめると、親指の腹でぼくの乳首を優しく愛撫した。

うっ・・・

ぼくは吐息のような声を漏らしてしまった。

おじさんの指は、ひたすら優しく撫でるように愛撫をした。

吐息のように漏れていた声が、だんだんと指が上下をする度に、

「あ、あ・・・」

と喘いでいた。

「かずはちゃんと乳首も感じるのか。まだおちんちんは剥けていないのに、体だけは敏感なんだな・・・」

優しかった愛撫が、少し強くなった。
親指と人差し指で固くなった乳首を摘まんだり、そのまま少しだけ引っ張ったり・・・。

強くされる度にさらに 声を上げてしまった。

「かずは強い方が好きみたいだな。ほら、見てごらん。かずの可愛いおちんちんが、皮被ったままで上をむいているぞ。しかも、先っぽはお漏らしした後みたに濡れている・・・。本当にイヤらしい赤ん坊みたいなおちんちんだ・・・」

おじさんのゴツい指は、容赦なく乳首を責めたてた。
今度は爪を立てたり、思い切り引っ張ったり、そしてまた優しく愛撫したり、めまぐるしく刺激を与えられる乳首に、ぼくは頭をおじさんの首筋に寄せながら、甘えて哭いた。

おじさんはそのぼくの首筋にキスをしたり、ガサガサと耳の中にした舌を入れたり、責めはどんどんイヤらしくなった。

「ほら、どんどんカズのおちんちんの皮の中から、汁が溢れてきてるぞ・・・。このままここでお漏らししてみるか?」

「おじさんの・・・おちんちんも・・・固くなったおちんちんがぼくの背中に当たってるよ・・・」

「そりゃそうだ・・・可愛い男の子が、おじさんにイタズラされてお濡らししているんだから、興奮しないわけないだろ・・・」

「おじさん・・・もっとして・・・もっとイタズラして・・・」

それまで広げられていたおじさんの足が胡坐のような体勢になり、その上にぼくを抱きかかえると、両腕をクロスするようにして乳首責めをした。

「ほら、こうすると太ったカズでもおじさんの中にスッポリだ。嬉しいか?」

「おじさん・・・嬉しい・・・。ぼく、甘えたい・・・!」

「いいぞ、たくさん甘えてみろ。おじさんと一緒の時はカッコつけずにガキになればいい・・・」

おじさんはそう言うと、右手を下におろし先走りでグショグショになっているぼくのおちんちんをつまんだ。
そしてゆっくりと上下に擦った。

「ああ。おじさん、すぐ漏れそう・・・」

「いいぞ・・・何度でも出せばいい・・・たくさんお漏らししろ・・・。かずの小さな金玉が空っぽになってなくなっちゃうくらい、出せばいいんだ・・・」

先走りで濡れまくっているせいで皮の中はヌルヌルになり、その刺激ですぐにでも射精しそうだった。

「聞こえるか?クチュクチュ卑猥な音が・・・カズがお漏らしした音なんだぞ・・・やらしい皮の中は汁でいっぱいだ・・・」

「ダメ、おじさん、そんな恥ずかしい事言われたら、ぼく・・・!」

「おじさんの指で可愛いおちんちんをクチュクチュされて、いっぱいお漏らししてる音だぞ・・・」

おじさんのスケベな言葉が拍車をかけて、ぼくはイッテしまった。

「おお、いい子だ・・・」

おじさんはぼくの皮の先っぽを引っ張り、その中に射精をさせた。
ぼくは今まで以上に声を上げ、顔を無理矢理後ろに向かせて、おじさんのキスをねだった。
おじさんもそれに答えるように舌を差し出し、キスをしてくれた。
そして流し込まれる唾液を、ぼくは零さないように飲み込んだ。
射精が終わっても、ぼくはおじさんの唾液を飲み続けた。
おじさんは幼い子供に授乳をするように、ぼくにキスとともに唾液をくれた。

「かず、まだ固いままだ・・・。いいな、若い子は簡単には萎えたりしないんだから・・」

おじさんのゴツゴツした指は、射精しても固いままのおちんちんの先っぽを弄んだ。
精一杯に勃起しているのに、まだ余った柔らかい皮を、指先でマッサージした。
それも気持ち良かった。

「かず、このまま皮の中に指を入れてもいいか?」

ぼくはおじさんの唾液を飲みながら、頷いた。

「まだかずは子供だから亀頭は敏感だからな。優しく入れるからな」

おじさんの指がぼくの皮の中へと挿入された。
精液と先走りがオイル代わりになってすんなり入ってしまった。

「ああ・・・」

ぼくは気持ち良さに声をあげた。

「どうした?そんな恥ずかしい声をあげて・・・」

「おじさん、気持ちいい・・・」

またクチュクチュと卑猥な音を立てていた。

「そうだろ?おじさんの指が、敏感な皮の内側をこすり上げているんだぞ?子供みたいなおちんちんの男の子は、みんなこれが好きなんだ・・・」

あまり空気に触れる事のない皮の内側を擦られて、こんなに気持ちが良いなんて・・・。
蕩けるように声を上げていた。

「また出そうか?」

おじさんはぼくの耳に舌を入れながら言った。

「うん・・・今出したばっかりなのに・・・」

「いいんだ。おじさんからしたらカズはまだまだガキで赤ちゃんみたいなもんだ。好きなだけイケ・・・そのためにおじさんは来たんだから・・・」

おじさんの指は執拗に皮の内側を責めた。

投稿日時:2018/12/18 19:29

315.米原

>>314「おじさん、ここに泊まるなら、ウチに来る?」

ぼくは甘えるように言ってみた。

「いやいや、カズ。まだ会ったばかりなんだからいいよ。今度、ズボンをクリーニングして持っていくから、その時にお邪魔しようかな?」

ぼくは嬉しくて、おじさんに抱きついた。
勃起したままのおちんちんを擦りつけるようにして。

「カズのおちんちんはどれくらい剥けるんだ?」

そういうと、おじさんのゴツい指がおちんちんに触れた。
そして皮をゆっくりと剥いた。

「ああ・・・・」

「痛いか?」

皮が向かれてピンクの亀頭が少し覗いた。

「うん・・・少し・・・」

「そうか。カズは40なのに、心も体もまだ未熟なんだな。子供みたいなおちんちん、可愛いぞ」

そう言うと皮を戻してくれた。。

「もう一回イッテごらん。おじさんの膝の上で・・・」

ぼくは腕をおじさんの首に回した。
おじさんはそんなぼくの唇にキスをした。
男の味がして興奮をした。
突き出されたおじさんのベロをしゃぶった。
タバコとお酒の味がしたけれど、気にならなかった。

「カズは、おちんちん剥かれないほうがいいのか?」

ぼくは恥ずかしかったけれど、頷いた。

「そうか。じゃ、このまま弄ろうな」

おじさんはぼくの唇にキスをしながら、小さいおちんちんを上下に擦った。

「可愛いカズを抱いているから、おじさんのおちんちんも大きくなってきちゃったぞ。触ってごらん・・・」

ぼくはおじさんの言う通りに、ズボンの上から盛り上がったおちんちんを触ってみた。

「すごい・・・」

おじさんは唇を離すと聞いた。

「どうすごいんだ?ちゃんと言ってごらん」

「おじさんのおちんちん、おっきい・・・」

「そうだろ?これが大人のおちんちんなんだぞ。いいか?そのまま握っているんだぞ・・・」

おじさんはそう言うと、またぼくにキスをしながらおちんちんを擦った。
先っぽで余ったままの皮を、指先でマッサージするように愛撫した。

「気持ち良いか?もっと甘えてごらん・・・」

「おじさん、ぼく、ダメ・・・」

ぼくはイキそうな事を知らせたけれど、おじさんはそのまま続けた。
そして白濁したものが出た途端、おじさんの指が先っぽの皮を掴んだ。

いつもなら皮の隙間から飛び出すものが中に閉じ込められ、行き場のない勢いが、その中で弾けるような、不思議な感じがした。

ぼくは射精しながら、声を殺しておじさんにしがみついた。
おじさんはそんなぼくを抱き寄せると、ぼくの顔を覗きこんでいた。
ぼくも必死に目を開けて、おじさんの目を見返えした。



しばらく落ち着くと、おじさんは言った。

「気持ち良かったか?こうやってイク時に先っぽを閉じると、飛び散らなくて回りが汚れることもないんだぞ。撒き散らすのも気持ちいいが、おじさんはいつもこうやってる」

ぼくはおじさんに抱かれていた胸元から顔を上げると、

「おじさんのおちんちんも剥けてないの?」

と聞いた。

「いや、おじさんは剥けてるぞ。大人だからな。男の子たちのおちんちんにイタズラする時は、いつもこうやって先っぽを摘まんで出させるんだ。大人なのに幼児と変わらないおちんちんの皮を摘ままれると、みんな恥ずかしそうにするんだ。おじさんはそういうのを見るのが好きだからな」

「そうなんだ・・・」

「恥ずかしかったか?」

ぼくは俯き加減で頷いた。

そんなぼくの頭をおじさんは撫でると、おちんちんの先っぽを摘まんだまま膝から降ろした。
そしておちんちんから指を離すと、ドロリと皮の隙間から白いものが溢れて地面に落ちた。

投稿日時:2018/12/17 19:01

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